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関西出張へ

先日4日間の日程で関西出張に行ってきました。

SOL LUNAのスタッフは実は代表の私を除いて皆関西に在住。
コロナ禍以前からずっとオンラインで仕事を進めてきました。

とはいうものの、ずっとオンラインではなく、年に何度か顔を合わせる機会を持つことを大切にしています。
オンラインではどうしても話す時間が限られているし、実際に顔を合わせないと出てこない話もあるんですよね。

今回の出張では来年度に向けた動きについての話し合いをしつつ、
外国人女性スタッフの生活相談がメインとなりました。

生活相談?と聞くと行政の仕事のように感じられますが、私たちSOL LUNAでは日本人スタッフが外国人スタッフの生活相談に乗ることもしばしば。
彼女たちはどうしても言語の壁があり、子どもの学校からのお便りや、行政から届くお知らせを読み解くのも難しい現状があります。
今回はもうすぐ受験を控える子どもの進路について、学校のパンフレットを翻訳しながら現状を聞き、どうやったらその進路に進むことができるのか、またそもそも受験ってどうしたらいいの?という疑問についての相談でした。

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学校のパンフレットを見てみると、確かに難解!
スペイン語で説明をしつつもカリキュラムや試験方法が複雑で、これは日本語がわかっても難しい、、と感じました。
話を聞くと学校の先生は公立ではなく私立のみを視野に入れろと言っているようで、けれど私立に入れるにもお金がかかる、どうしたらいい?とかなり悩んでいる様子でした。
学校の先生ともあまり上手くコミュニケーションが取れていないようだったので、次は一緒に学校の先生のところに言って話を聞こうと約束し、この日はここまでで終わりました。(後日、スタッフが学校に付き添いました)

SOL LUNAではみんなでデコレーション製品を作り、販売を行う一方で、このようにスタッフ間でソーシャルワーカーに近い仕事をしています。
それは私たち日本人スタッフが、外国人が日本社会の中で取り残されやすい現状を熟知しているから。
仕事だけではなく、みんなで幸せになるために、私たちはスタッフ間でお互いに支え合うことを大切にしています。

そしてもちろん仕事の打ち合わせも!
来年はこの2年間コロナ禍でなかなかイベント出店などが叶わなかった現状を受け、外に出ることを目標に掲げました。
外国人スタッフの一人が先日バースデープランナーの資格を取ったので、それを活かしたワークショップの開催やイベントの出店など、来年はますます場を広げていきたいと考えています。

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(お菓子作りのBlogについて打ち合わせ中のスタッフ。彼女はお菓子作りが本当に上手!)

来年の目標やイベントについて話すとスタッフの顔がぱあっと明るくなり、いつも嬉しくなります。
そして彼女たちの仕事をもっといろんな人に届けるため私たちができることをコツコツと続けていこうと、改めて気合が入る瞬間です。

関西への出張は、いつもSOL LUNAを立ち上げる原点に立ち返るきっかけになります。


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堀口安奈/Anna HORIGUCHI
最後まで読んでくださりありがとうございます。サポートは全てSOL LUNAの事業発展やスタッフの生活相談などのサポートの為に使用させていただきます。ぜひ、応援よろしくお願いいたします。

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