〈ラジオ#4後編〉「D&I推進の鍵はマジョリティ側の意識改革」(ゲスト:小山健太さん)
みなさん、こんにちは!株式会社An-NahalのPRを担当しています、高橋明日香です。
さて今回は、An-Nahalのラジオ配信”アンナハルのダイバーシティ&インクルージョン研究所”新シリーズ第1回の後編をお届けします!
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配信内容ダイジェスト📢「D&I推進の鍵はマジョリティ側の意識改革」
品川:前回は研究の取り組みと、そこからキャリアコンサルタントや外国人材の活躍を実現するためにどういったところが重要になっていくのかということで、上司のコミュニケーションの重要性と、キャリアコンサルタントがそこをサポートする一役を担うのではないか?というお話を伺いました。
これまでの研究を積み重ねてきた結果に、7月に立ち上げられた、一般社団法人グローバルタレントデベロップメント協議会というのがあるかと思います。後半は、どんなことをなされようとしているのか、ここを深堀していきたいと思っています。
ということで、まだこの社団法人について、おそらくメディアなどでお話しされていないのでは?と思うのですが、初めてでしょうか?
小山さん:ありがとうございます!はじめて取り上げていただきます。よろしくお願いいたします。
品川:社団法人設立に至った経緯を教えてください。
小山さん:日本企業において働いている外国人材の方たちの活躍を考えていく上では、いろいろな意味での専門性が必要になってくると思います。そういったときに、何がキーポイントになるのかということを私は研究として取り組んでいるわけなのですけれども、研究したからといってすぐにいろいろな会社が取り組めるわけではありませんので、研究で見えてきたことをぜひ実践に役立てていただきたい、そういう想いでこの協議会を立ち上げました。
それと同時に、これからどんどんノウハウを蓄積していくべきテーマだと思いますので、この協議会のなかでいろいろなアイデアが蓄積されていくような取り組みにしていきたいと思っています。
品川:どういうチームで取り組まれていこうとしているのかと、最初に何をしようと考えているのか、お伺いできますか?
小山さん:この協議会は、英語の名称が"Association for International Talent Development in Japanese Corporations (AITD)"というのですが、AITDでひとつやろうと思っていることは、コミュニティをつくろうと思っています。どういうコミュニティかというと、3者のコミュニティです。
一つ目が、高度外国人材を採用している日本企業。二つ目は、キャリアコンサルタントを取得されている方で、外国人材の支援を頑張りたいと思っている方。三つ目が、大学で留学生のキャリア支援をしている先生もしくは職員の方々。
3者が集まることによって、どういう取り組みをしていく必要があるのかということを、意見交換をしたり、あるいはそれぞれの取り組みを情報交換するようなコミュニティをつくりたいと考えています。
そういうこともありますので、理事にもキャリアコンサルトの資格を持っている方、大学で留学生のキャリア支援をしている方に参加していただいています。
もうひとつ、取り組みたいと思っているのが定例セミナーです。ほぼ毎月開催していこうと思っているのですが、企業での先進的な取り組みですとか、産学連携の留学生向けのキャリア教育や先進事例の紹介、実際に基本企業で働いている海外出身の方たちから生の声を聴かせていただくというようなことも、定例セミナーでやろうと思っています。
コミュニティに参加することによって、このテーマで取り組んでらっしゃる、全国それぞれの場所で孤軍奮闘されている方同士のコミュニケーションの場になればと嬉しいなと思っています。
▷この続きはラジオでお聴きください!
▼一般社団法人グローバルタレントデベロップメント協議会
▼ラジオの中でご紹介したシンポジウムについて
ラジオのなかで言及のあったシンポジウムの詳細は下記からご確認ください。
AITDシンポジウム ―ダイバーシティ経営と海外出身人材のキャリア開発―
「海外出身人材の活躍を組織づくり・キャリア開発の視点で考える」
〇日 時:2021年 9月 15日(水)14:00 -16:45
〇方 法:ウェビナー(Zoomでのオンライン配信)
〇参加費:無料
〇主 催:一般社団法人グローバルタレントデベロップメント協議会
〇詳細および申込方法:下記イベントページをご参照ください。
(高橋明日香)
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