私が遺跡が好きな理由
Noteを始める一番初めの記事を書くことにする。
そもそも私は歴史が好きだ。
今は日本史も好きだが、学生の頃はもっぱら世界史にロマンを感じた。それは多分、小学生の頃に読んだ漫画の影響が大きい。
その漫画とは細川智栄子さんが書いていた・・あ、もとい・・実は連載は今も続いている「王家の紋章」である。1977年から連載されてて今も続いているってすごいよ。登場人物は全然歳を取っておらず、読んでいる私たちが恐ろしく老けていっているわけだが。
物語は、現代を生きていた主人公キャロルが、王家の墓の発掘調査が原因で呪われ、3000年前のエジプト新王国時代にタイムスリップする話だ。
紆余曲折あってファラオと愛し合うようになるわけだが、「金色の髪」と「現代の知恵」を持つ主人公を手に入れようと画策する周辺国に、連れ去らわれては、ファラオがそれを奪還する。それを延々50年繰り返されている愛の物語なわけです。
小学生の頃病院の待合室に置いてあったこの漫画を手に取ったことがきっかけで、その後23巻までは読んでいたが、今は69巻らしい。(@2024.1月)
その漫画を読んで、エジプトやメソポタミアの国に非常に興味を持ち、もし自分がタイムスリップしたなら・・などという空想をしました。
そんなこともあり、大人になってからエジプトには一度訪れました。その時のことはまた今後Noteに少しずつまとめようと考えています。
遺跡の中に入ると、その壮大なスケールと神秘的な雰囲気は、圧巻!
まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥る。
古代エジプトの人々が歩いたであろう石畳の感触、彼らが残した壁画や彫刻の精巧さ、そして何よりも、彼らの息づかいを感じる気がしてきます。
目を閉じて嗅覚を研ぎ澄ますと、砂漠の乾いた空気と、石灰岩や木材の独特の匂い・・・。これは、きっと3000年前の人が嗅いだものと同じ匂いだろうと思うと、さらにタイムスリップの感覚が半端ないです。
そして妄想はどんどん広がり、古代エジプトの人々の生活や仕事をしている壁画が動き出し、自分もその時代に生きていることを錯覚してしまう。
はい・・・ここまでくると危ない人(笑)
こんな風に、今も変わらずここにあり・・朽ち果てている。でもほんの少しでも昔の人々の息吹が感じられる。そういう場所が大好きなんだなと思います。
今はなかなか海外に出ていく元気はありませんが、今まで行った場所の記録や想い。行きたかったけどもう無理だよなぁ・・みたいな場所。もちろん海外だけでなく、身近な日本の建築の話題なんかも織り交ぜていこうかと考えています。
この筆不精が 続くか不安だけれど、よろしくお願いいたします。