おさるAちゃん

学生時代や学校に勤めていた時などに体験した怖い話をまとめていきます。 祖母、母が霊感があり、幼少期からスピリチュアルな話題は家庭に上がるものの全く信じていませんでした(笑) そんな私が突然不思議な体験をし、防御力0の中お化けと出会う、困り果てた記録を綴っていきます。

おさるAちゃん

学生時代や学校に勤めていた時などに体験した怖い話をまとめていきます。 祖母、母が霊感があり、幼少期からスピリチュアルな話題は家庭に上がるものの全く信じていませんでした(笑) そんな私が突然不思議な体験をし、防御力0の中お化けと出会う、困り果てた記録を綴っていきます。

最近の記事

  • 固定された記事

落ちる子ども[実話怪談②]

これは私が大学生の時に、小学校に学習支援ボランティアに行った時の話です。 この時期、私は友人の死に直面し、気持ちがとても落ちていた頃でした。 葬儀の後の数ヶ月間、いつにも増して不思議な体験をすることが多くなり、 外出することもできなくなっていました。 そんな中、大学の授業の単位の為に、 どうしても行かないといけなかったのが 小学校での学習支援ボランティアでした。 私はその学校が苦手でした。 学校全体がなんだかジメジメとしていて、廊下は薄暗く、 突き当たりの空き教室なんて

    • 取り憑かれた家 part4最終話[実話怪談⑨]

      数日間の格闘の末にようやく母がやってきました。 金曜日定時に仕事をあがり、 空港に母を迎えに行きました。 母の顔を見た途端、 たった2か月ぶり程度なのに泣きそうになったことを覚えています。 車を走らせ、ひとまず私の一人暮らしの家へ。 ドアを開け、 「広いねえ〜!!」と明るく話してくれる母。 色々思うところはあるんだろうなと感じていました。 「先にお札から貼るか!」 と塩とお酒をお供えしたあと、部屋の柱に神社でもらったお札を貼りました。 「これで大丈夫!飲みに行こ

      • 取り憑かれた家 part3[実話怪談⑨]

        パート3です。できれば今回で完結させたいなあ。 私が体験した中でも、なかなか怖い体験だったので引き続き、書き綴らせてください。 前回までの心霊現象としては、主に音が多かったと思います。 簡単にまとめると、自分が歩いた時のようなペタペタというような音が自分の真横まで近づいてきたり、ビニールを引きづるような音が夜中ずっと聞こえる。 スライドドアを小突くような音がしたり、人の声が聞こえたりするなどが毎日のようにありました。 前回書いたように、とうとう母を召喚することになります

        • 取り憑かれた家 part2 [実話怪談⑨]

          パート2です。この話を思い出そうとしたり、書き進めようとすると家の中から変な物音がするようになるので、外出先でしか書けず遅筆になっています。すみません。 「何か怖いことを体験したかも」とか、 「普段行かないような場所に行った」時は、すぐに家に帰らずにどこかでお茶したり、買い物して寄り道すると良いらしいですよ! 所謂、「外す」という考えらしいです。 私は母に教えてもらいました。 実際私が今回お話にさせてもらった物件から引っ越した時、引っ越し業者さんにもお金を渡して、荷物運

        • 固定された記事

        落ちる子ども[実話怪談②]

          取り憑かれた家 part1 [実話怪談⑨]

          しばらく更新できずにすみませんでした。 6月は何かと不調が多く、心身ともに参っていました。 今は元気なので7月は更新していきます! 今回は私が人生の中でベスト5には入るエピソードを紹介したいと思います。 少し長くなるので、お話を分けさせてください。 これは私が初めての一人暮らしの時に起きた話です。 予想外の転勤でバタバタと家探しをしていました。 僻地ということもあり、物件探しは難航。 何軒もの不動産に問い合わせるも、 「内見できる物件はほとんどありません。皆さん年度末の

          取り憑かれた家 part1 [実話怪談⑨]

          夜中の電話ボックス/大きな女[実話怪談⑦⑧]

          今回は、ガッツリ見たというものよりパッと出会ったものをいくつか紹介したいと思います。 まず、一つ目の話をさせてください。 すごく短くならないか、心配ですが… 高校3年生の終わりにドライブに明け暮れていた時代のことです。 ※[実話怪談③起き上がれない踊り場参照 同じメンバーですw] お馴染みのメンバーでお馴染みの場所で夕食後、 一人の友達が 「ねえ〜!夜景見に行こ〜!!」と言い出し (考えたらこいつが前の心スポも言い出しっぺだったな…w) メンバーの一人が彼氏と行った夜

          夜中の電話ボックス/大きな女[実話怪談⑦⑧]

          確実に迫り来る者[実話怪談⑥]

          これは、私が学校に勤めていたときの出来事です。 私はある小学校に勤めており、子どもたちと楽しい毎日を過ごしていました。 その学校は私が転勤する前に改築工事があり、 外観こそ新しくは見えないものの内装は新しく、 トイレは特にピカピカに見え、 職員はもちろん児童用も全室洋式トイレでした。 (洋式があるものの和式がメインの学校が多いです) 何より、トイレの電気が人感センサーというところが私は嬉しかったことを覚えています。 なぜなら消し忘れがないからです(笑) 遅くまで残って

          確実に迫り来る者[実話怪談⑥]

          お化けも成長するのかも[実話怪談⑤]

          これは私が教師一年目の時のお話です。 当時私は、離島採用で初めての一人暮らし、初めての教職に日々追われるような生活をしていました。 慣れない仕事に、研究授業の指導案の準備などもあり、 毎日帰る時間は20時を過ぎていました。 その日は特に終わらない業務があり、 22時半を過ぎ、学校には私と一つ下の同僚しか残っていませんでした。 私は2階の教室で仕事を進めていましたが、同僚は一階の職員室にいました。 学校の校舎の造りは、H型になっており、 私の教室はH型のちょうど右下の突き

          お化けも成長するのかも[実話怪談⑤]

          美しい人[実話怪談④]

          今回は、そんなに怖くないです。 むしろもう一回見たいと思っていた時期もありました。 これは、大学を卒業する直前に市内に新しくできたクラブに行った時のことです。 その日は、クラブに行く前にも居酒屋で友人たちと2時間程度飲んでいました。 ビールやサワーを呷り、ちょうどいい気分になった頃、クラブに入店しました。 当時、女性の入店やお酒はタダだったので、明らかに悪酔いするような味のお酒も、元々あまり備わっていない知能を殺すようにガブガブ飲んでいました。 ホールで楽しく踊ったり

          美しい人[実話怪談④]

          起き上がれない踊り場[実話怪談③]

          これは、大学入学したての4月の頃の話です。 私が住む沖縄は、その頃すでに暑くなっていた記憶があります。 まだ高校を卒業して1ヶ月程度 環境が変わっても、大学の授業が終わると 当たり前のように高校時代の友達と一緒に過ごしていました。 免許を取った友達の運転で、 高校時代ではなかなか行けなかった場所へ深夜に行くことも増えてきて、 行動範囲が広がり、楽しさも倍増していた時期でした。 私を含めて4人の女で、その日はドライブをしていました。 だいぶ遠出になり、時間は深夜1時を過ぎ

          起き上がれない踊り場[実話怪談③]

          初めてお化けを見た時のこと[実話怪談①]

          先日の記事でもお話したのですが、私は幼少期から祖母や母から不思議な体験を聞いて育ってきました。 そのたびに 「もし、Anちゃんも見えてしまった時は絶対に無視しなさい。反応して気づかれたら着いてきちゃうからね」 と言われていました。 あまりにも多いので「あー始まった。はいはい」と携帯をいじって適当に返事をしていた高校時代だったのですが、私にも突然その日はやってきました。 高校3年生の2月頃だったと思います。私のクラスは推薦やAO入試でほぼ全員が合格していたため、雰囲気は緩

          初めてお化けを見た時のこと[実話怪談①]

          はじめまして!

          初めまして!Anです。 私の家族は祖母、母と霊感があり、幼い頃からスピリチュアルな話題が家庭に溢れていました。 幼い時期は怖いなあとは思うものの、中学生くらいになると「何言ってんだいい年した大人が」と呆れていた記憶があります。それだけ霊という存在を信じていませんでした。 特に母は、沖縄でいうユタという霊能者になろうとしたこともありました。 私は小学校低学年だったのですが、仏壇ではない何かに手を合わせる母の姿が記憶に残っています。 このユタになろうとした母のこと、そして

          はじめまして!