![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30236050/rectangle_large_type_2_5553e009196a642bac3b3bba986e90b5.jpg?width=1200)
♯2. 更年期と自律神経の乱れ~そのサインと対処法~
前回の投稿でも記載した通り、更年期の症状であるホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れとも大きく関係しているという。
動悸に始まった私の更年期は、その後も続くコロナ禍で3週間後に突然悪化した。ホルモンの崩れからの不正出血に始まり、耳鳴り、足で脈打つような少しのしびれ、眠るまでに時間がかかる(不眠)などいくつかの自律神経失調症のような症状がでてきた。また、腸の調子も悪くなり、下痢が続き体重も少し減った。
★不正出血→念のためガン検査は必須だが、閉経後もホルモンが少し出ていて完全にホルモンが出なくなるのが60~65歳前後と婦人科ドクターより。今回の不正出血は、ホルモンを出して子宮内膜を厚くし、乱れたバランスを整えようと頑張った印。更年期の症状なので、ホルモン療法、漢方をすすめられる。
★耳鳴り→高音の両耳の場合は、頭の血流の乱れの関係で自分だけが感じる音。医師には、聴力と音域、耳の状態の確認しかできず、耳鳴りの音の強さ、音の状態はわからないと耳鼻科ドクターより。処方は血流改善剤。
★動悸→確かに更年期時に頻脈になり、動悸を感じる人も多い。しかし心臓、不整脈に関係ない更年期による動悸は、突然感じなくなることも多く原因はホルモンバランス、自律神経の乱れと関与。気にしないことが一番と循環器科のドクターより。
ホルモン療法、漢方薬の開始
婦人科ですすめられたホルモン治療をまず選択した。一言でホルモン療法といっても、ピルのような錠剤服用、ホルモンシール貼付など何種類もの薬の選択があった。また、そのホルモン療法の副作用としても、乳がんリスクが少し上がる、薬が合わないと気持ち悪くなる、シールにかぶれる、血栓ができやすくなる人がいるなどの副作用もあることを理解してからの開始となる。私は、透明のホルモンシールをお腹に貼ってみることにした。とりあえず、合うか合わないか、1か月くらいは様子をみないとわからないとアドバイスを受けた。
更年期症状の悪化の3要因
こんな形で悪化してしまった更年期症状、更年期について研究している医師の下記のサイトでは、ホルモン不足による自律神経の失調、性格要因、そして社会的ストレスの3つの要因が重なっと時に更年期症状がでると言う。そして、このコロナの時期、更年期症状が悪化して出る人が多くなっているという記事も読んだ。環境の変化などをストレスに感じない、そんな大らかな心が大切だと、改めて教えてもたったコロナ禍での更年期である。