VOX MEMORIALIS記事一覧/私について
イベントのお知らせ
第7回古代印欧語研究会は2024/10/27に東京で開催しました。
テーマはラテン語とギリシャ語の対訳碑文の話です。
次回は2025年2~3月頃(3/16など)に開催予定です。
資料はBOOTHとnoteで販売中です。
新着記事(25/1/14)
1/14「ラテン語のnarrō「語る」とloquor「話す」は何が違うのか?―能動でも受動でもない中間態(中動態)の世界の話―」
ラテン語のloquor「話す」やsequor「追う」などの能動態欠如動詞は受動態ではなく、印欧祖語に存在した中間態(→中間受動態)の末裔だった。
中間態とは何か、その本質に迫る。
9/15「オリュンピア大祭(古代オリンピック)に女性の優勝者がいた!―「スパルターのキュニスカーの優勝碑文」(古代ギリシャ語ドーリス方言資料)解説―」
ドーリス方言の重要資料・キュニスカーの優勝碑文の解説。
4/4「ラテン語や英語の親称・敬称・敬語全般について」
ラテン語や英語の敬語の実態を探る。
3/1「【格変化と前置詞】なぜラテン語の前置詞は名詞の特定の変化形と共に使われるのか?―前置詞の起源、役割、訳し方―」
ラテン語やギリシャ語の前置詞の革命的な習得法を提案。
言語学の知識を駆使して描く前置詞の歴史と本当の意味の話。
1/31「デンマークでルーン文字が刻まれた約1900年前のナイフが出土!言語学の「予言」を裏づける銘文の魅力とは?」
デンマーク・フュン島のオーデンセ近郊から世界最古級のルーン文字資料が出土! 資料の解説を通して初期ノルド語の魅力に迫る!
オフライン開催イベント&資料集
女神アニマ同盟/魂の図書館(東京)
9/9「7. アニマ同盟 ラテン語とギリシャ語 古代世界の対訳碑文の話 」
24/6/2「6. 女神アニマ同盟 6/2 ラテン語の動詞活用の起源について」
23/10/9「5. アニマ同盟 10/9 ラテン語碑文の世界」
23/8/13「4. 女神アニマ同盟 8/13 ドーリス方言の魅力を学ぶ会」
23/6/25「3. アニマ同盟 6/25 ラテン語の名詞曲用の起源を学ぶ会」
23/5/6「2. アニマ同盟 5/6 古代ギリシャ語ドーリス方言学習イベント」
23/2/12「1. 女神アニマ同盟 古代ギリシャ・ローマの地域言語(note版)」
私&仕事依頼について
ラテン語や古代ギリシャ語が好きです。
大学でこれらの言語を学びました。
日本語からラテン語や古代ギリシャ語への翻訳、印欧語比較言語学の調査・コラム執筆などの仕事依頼を受けつけています。
ファンタジー小説や漫画の固有名詞や呪文、楽曲の歌詞、学問などのためにお役立てください。
内容によっては古ノルド語などにも対応できると思います。
是非ご相談ください。
依頼実績
動画版『魔女大戦』イメージ曲ラテン語歌詞制作
企画: 株式会社Nextrek
作曲: Greenpi様(@greenpimusic)
原作: 河本ほむら様(『賭ケグルイ』『魔女大戦』など)
漫画: 塩塚誠様(『終末のフール』『魔女大戦など』)
etc.
連絡先
Twitter (@anima_solaris)
ラテン語や古代ギリシャ語の翻訳やコラムの執筆依頼を受けつけています
古代言語Vtuberアニマ(@anima_divina)への仕事依頼にも対応いたします
メール
goldensmile_and_silvertears@yahoo.co.jp
coconala
仕事依頼受付サイト
手数料の関係でTwitterのDMからの連絡のほうがよりおすすめです
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アニマについて
古代言語Vtuber
私が言語知識の育成を担うVtuberアニマの応援もよろしくお願いします。
大切なお知らせ
療養と活動継続について(22/9/13)
ラテン語解説
基礎
ラテン語講座1(歴史導入編)
ラテン語の系統と歴史、基本的な要素、現代語との関係を紹介。
古代作家の文例解説あり。人気記事。
ラテン語講座2(文字/音韻編)
ラテン語の文字と発音の基本、音の分類など。
音声学・音韻論の入門にも。
カエサル『ガリア戦記』(導入部)
対訳・固有名詞解説。
言語と歴史の両面からアプローチ。
すべての語句に形や用法の解説を付加。
ラテン語の文法解説に加えケルト諸語固有名詞の語源分析も充実。
初心者から上級者まで楽しめる新たなガリア戦記。
古代ローマ史、カエサル、ガリア戦記について
古代ローマ史、作者カエサル、時代背景、ケルト諸部族の概略。
原文読解のお供に。
第1回 (1.1-1.7)
ガリアの地理・民族について。人気記事。
第2回 (2.1-2.5)
オルゲトリークスの言葉。
第3回 (3.1-3.7)
ヘルウェーティイー族の南西移住計画。
第4回 (4.1-4.4)
陰謀から生じた内部対立。
ギリシャ語解説
古代ギリシャ語の帯気音φ, θ, χの話
帯気音[pʰ, tʰ, kʰ]の本質の解説と革命的な練習方法の提案。
第1話「音にもファンタジーのような属性があるという話について」
第2話「音の属性という魔法」
第3話「発音の革命的な練習法について」
第4話「グラデーションの揺らぎの上に」
第5話「古代の文献の記憶から」
第6話「ギリシャ文字の世界を訪ねて」
帯気音特集関連記事
20/4/30「ラテン語の外来語と帯気音」
21/6/23「th-soundと空の旅」
英語においてthで記される歯摩擦音[θ], [ð]の起源・実体・行方について。
21/7/16「th-soundと無花果の旅」
イタリック祖語の歯摩擦音の起源とその行方について。
ラテン語やオスク・ウンブリア語の音韻や先史時代の文化史からも考察。
古代語で楽しむギリシャ・ローマ神話
神々の名前の話
19/3/15「神話の謎を解く言葉 山の神アトラースの名前について」
20/10/29「豊穣の女神デーメーテールと大地の女神ガイアの名前について」
22/11/5「ギリシャ神話入門 知恵の女神アテーナーの名前の由来について」
音声学/音韻論
流音(lとr)の話
19/4/30「流れる水のごとく ―流音lとrについて―」
流音と呼ばれる子音lとrの原理と特徴、発音方法について
22/1/31「英語の2つの/l/音(明るいLと暗いL)の話」
英語の2種類の/l/音の特性について
印欧語族/比較言語学入門
歴史言語紀行
1「神話の名が示すもの」
妖精の地「アールヴヘイム」は「エルフ」や「ホーム」と同語源――。
北欧神話の言語・古ノルド語には英語にも繋がる大きな秘密があった。
そこには遠い歴史の記憶が宿っていた。
2「やがて従者は騎士になった」
木の葉は鋭い刃に変わり、やがて従者は騎士になった。
英語、ドイツ語、アイスランド語は2000年前にはまだ同一の言語だった。
言葉が残した足跡は往古の歩みを伝えていた。
3「無限の光が照らす先」
仏教文献のサンスクリット語、
ギリシャ神話を伝えた古代ギリシャ語、
そしてローマ帝国を担ったラテン語。
その驚くべき共通性は何を意味するのだろう?
人が"祖語"の存在に気づいたとき、言葉の世界に夜明けが訪れた。
4「始まりへの道標」
音は言葉を作り上げた。
だからそれは始まりの旅への道標になった。
音の絆は語彙の起源を、そして言葉の血縁をも解き明かした。
5「樹木と水面が出会うとき」
樹木は水面(みなも)と出会い、枝を空へと高く向ける。
その光景はやがて遥かな記憶への道を開いた。
大樹が枝を伸ばし、水滴が波紋を広げるように、言葉も時の流れを旅するのだった。
2019
1~6月
3/15「神話の謎を解く言葉 山の神アトラースの名前について」
ティーターノマキアーでゼウスと戦った巨神アトラース。
その伝承は名前から生まれた。
言葉から迫る神話の起源譚。
3/22「古代言語での誕生日」
ラテン語とギリシャ語での誕生日の話。古代ギリシャ・ローマ人にとって誕生日とはどのような日だったのだろうか?
3/27「ギリシャ神話の原典」
ギリシャ神話の"原典"とは何だろうか?
その諸伝説はどのように形作られてきたのだろうか?
言語学と文学研究の観点から見るギリシャ神話の概説。
4/28「補充法の発生原理」
goodの比較級はなぜbetterなのか?
動機づけの観点から挑む補充法の話。
4/30「それは流れる水のごとく ―流音lとrについて―」
流音と呼ばれる子音lとrの原理と特徴、発音方法について。
人気記事。
5/31「ラテン語の語彙の時代相」
いくつかの単語からラテン語の語彙相の移り変わりや語義の変化を解説。古代の言語にも言葉の流行り廃りがあったのである。
6/4「ケルト神話の英雄クー・フラン(クー・フーリン)の名前について」
少年は誓った。殺してしまった番犬の子を育て、さらにその成長の日まで自らが"クランの番犬"となることを。英雄の名前には印欧語族ケルト語派の歴史が刻まれていた。
6/24「言語学者からの応援メッセージ」
インタビュー記事の予告編。
7~12月
7/3「言語学者インタビュー(1)」
印欧語比較言語学者・吉田育馬先生へのインタビュー記事。
古代印欧語の知識・情報も満載。
ある1人の言語学者がどのようなきっかけで言葉の世界の扉を叩いたのか、その歩みが明らかに。
VOX MEMORIALISへの応援メッセージも記載。
7/18「ミッシングリンクを求めて ―失われた言葉への旅―」
人が残した記録は言語全体の一部にすぎない。
その外にも広大な沃野と人々の生きた証があった。
7/31「ラテン語の母音の長短について」
直接的には見えないものさえも見通すこと。
それは言語学の役割のひとつ。
ラテン語の母音の長短の存在もそうした研究によって明らかになった部分が少なくないのである。
8/12「古典作品の再建―写本作業と伝存文献の本文批評について―」
ラテン語は古代から豊富な書物を伝えている。
しかし古典作品のオリジナルテキストはすべて時の彼方に消え、残っているのは写本のみである。
そうした伝存テキストの真偽をどう判断すればいいのだろうか?
書物の歴史を紐解く文献学の妙がここにある。
8/18「ラテン語碑文を読む―トライヤーヌス帝とトライヤーナ街道のマイルストーンー」(※更新途中)
ローマ帝国の最盛期を築き"至高の皇帝"と讃えられた名君、マールクス・ウルピウス・ネルワ・トライヤーヌス(後53-117, 在位98-117)とその建設碑文について、語源・文法解説を交えて紹介。
9/30「古代エジプト語とヒエログリフ」
古代エジプト語やヒエログリフの性質・歴史についての概観。
10/17「ヒエログリフの解読」
ヒエログリフ解読のきっかけとなった“3つの鍵”について。
11/26「ラテン語の子音幹名詞の格変化の起源について」
ラテン語の格変化の起源に迫る。
12/24「ラテン語の動詞人称語尾の起源について(一人称/二人称)」
ラテン語の人称標識の起源について。
日本語には縁がなく、ゆえに馴染みにくい人称組織。
しかしそこには日本語の理解にも繋がる事実さえも流れていた。
12/30「ラテン語の動詞人称語尾の起源について(三人称)」
三人称とは何か?
人称という概念を問い直し、そしてラテン語の人称体系の源流に迫る。
2020
1~6月
1/24「ラテン語の三人称複数と現在分詞の関係について」
三人称複数と現在分詞の関係を出発点に人称組織の形成史を紐解く。
2/6「ラテン語の方言を探して1」
ラテン語に方言はあったのだろうか?
歴史・音韻から読み解くラテン語方言探訪記。
3/9「瞬間と歴史の交差点 -英語の不定冠詞a/anについて-」
謎多き不定冠詞、その起源と足跡に迫る。
4/24「北欧神話詩『巫女の予言』第1回」
天地創造、巨人・神々・妖精・人間の誕生、そして終末のラグナロク。
北欧神話詩の最高傑作との呼び声高い古ノルド語文献『巫女の予言』の対訳・解説。
4/30「ラテン語の外来語と帯気音」
古代ギリシャ語のφ, θ, χと、その影響を受けたラテン語のph, th, ch。
日本語話者には馴染みのない、しかし言葉の世界をより深く知る手がかりとなる帯気音について。
5/20「言葉はなぜ変化するのか ―基層言語理論について―」
言葉はなぜ移りゆくのか。「どのように」という研究は多いが「なぜ」という問題にはなかなか答えが出ない。
時としてそんな「なぜ」への回答となり得るのが基層言語理論である。
6/30「ラテン語のアクセントについて(1)」
ラテン語のアクセント位置の揺れと基本システムの例外になり得る現象について。
7~12月
7/31「-os, -omから-us, -umへ ―ラテン語の第二変化名詞について―」
ラテン語の第二変化名詞の語尾について。
印欧祖語の姿を伝える-os, -omがどのようにして-us, -umに至ったのかを碑文資料や文学、そして音声学の知識を交えて紹介。
8/31「印欧祖語の数詞の起源と意味について‹A›」
印欧語族の数詞の起源と個々の単語に秘められた意味について。
9/30「印欧祖語の数詞の起源と意味について‹B›」
前回の続き。
印欧語基数詞の重要な区切りとなる4と5が示す悠久の歴史について。
10/29「豊穣の女神デーメーテールと大地の女神ガイアの名前について」
ギリシャ神話において数多くの神々の祖として語り継がれるガイア。
オリュンポス十二神の一柱デーメーテール。
恵みをもたらす大地と豊穣の女神の名前の起源の話に迫る。
11/30「様相と時の流れの間で―完了相と過去時制の関係について―」
完了相と過去時制の深い繋がりと動詞組織の歴史的変化の話。
12/30「断片から蘇る言葉―古代の外来語と少数資料言語の比較分析―」
断片的な記録しか存在しない古代言語の研究方法についてラテン語と近縁なファリスク語、オスク語、ウンブリア語、アイルランド語やウェールズ語と近縁な古代ケルト語(ガリア語)の碑文や外来語間接資料を題材に解説。
2021
1~6月
1/31「ラテン語の無変化完了幹について」
dēfendō「守る」→dēfendī「守った」のように現在と完了で同じ語幹が使われる"無変化完了幹"の謎について。
2/28「ラテン語の完了分詞の作り方について」
ラテン語の完了分詞幹の歴史について。
第三変化動詞を中心に第一変化動詞の普及の歴史も踏まえて解説。
3/21「ラテン語の第一変化動詞の起源について」
ラテン語の基本となる第一変化動詞の起源について。
4/30「印欧語族イタリック語派における完了相とアオリスト(完結相)の合流について」
印欧祖語の完了とアオリストがラテン語を含むイタリック語派で合流していく過程について考察。
5/18「意志と願いが築く未来―ラテン語の未来時制の起源について―」
ラテン語の未来時制の起源の話。
未来とは何か、といったテーマを含んだ内容。
6/23「th-soundと空の旅」
英語においてthで記される歯摩擦音[θ], [ð]の起源・実体・行方について。
7~12月
7/16「th-soundと無花果の旅」
イタリック祖語の歯摩擦音の起源とその行方について。
ラテン語やオスク・ウンブリア語の音韻や先史時代の文化史からも考察。
8/31「ラテン語の第三変化名詞について」
ラテン語習得の要諦でもある第三変化名詞という概念の起源について。
i幹と子音幹の関係と見分け方や印欧祖語からの歴史を解説。
9/26「i幹名詞と子音幹名詞の関係について」
ラテン語のi幹と子音幹が影響を与え合った理由とその様相について。
オスク語やウンブリア語の碑文記録も交え考察。
10/25「呼格について」
文からの独立性という際立った個性を示す呼格の起源と歴史について。
呼格の本来の形や呼びかけという役割の本質について考察。
11/30「印欧語族の具格の歴史とラテン語に残る具格要素について」
手段、道具、随伴などを表す印欧祖語の具格(~によって)の起源と子孫言語への継承史、そしてラテン語に残る具格の痕跡の話。
印欧祖語に共格(~と共に)が存在したという解釈にも言及。
12/20「格の融合原理とラテン語の奪格の歴史について」
印欧祖語の奪格・地格・具格がイタリック祖語からラテン語に至る過程で「奪格」に合流していった歴史について。
合流した格が奪格と呼ばれるようになった理由も考察。
2022
1~6月
1/31「英語の2つの/l/音(明るいLと暗いL)の話」
英語の2種類の/l/音の特性について。
5/31「古代ギリシャ語の帯気音φ, θ, χの話(1)」
音にもファンタジーのような属性があるという話について。
6/30「古代ギリシャ語の帯気音φ, θ, χの話(2)」
音の属性という魔法。
7~12月
7/31「古代ギリシャ語の帯気音φ, θ, χの話(3)」
帯気音の革命的な練習法について。
8/31「古代ギリシャ語の帯気音φ, θ, χの話(4)」
グラデーションの揺らぎの上に。
9/30「古代ギリシャ語の帯気音φ, θ, χの話(5)」
古代の文献の記憶から。
10/13「古代ギリシャ語の帯気音φ, θ, χの話(6)」
ギリシャ文字の世界を訪ねて。
11/5「ギリシャ神話入門 知恵の女神アテーナーの名前の由来について」
ギリシャ神話の原典ガイドと女神アテーナーの名前の話。
2023
1~6月
4/9「英語の「過去」と「現在完了」の違いを覚えるための最高の方法」
過去と現在完了の使い分けについて。
7~12月
10/24「なぜ/s/は/r/になったのか?―ラテン語の歴史と子音のr音化現象(ロータシズム)の秘密―」
ラテン語の歴史を彩る/s/の/r/音化現象の話。
2024
1~6月
1/31「デンマークでルーン文字が刻まれた約1900年前のナイフが出土!言語学の「予言」を裏づける銘文の魅力とは?」
デンマーク・フュン島のオーデンセ近郊から世界最古級のルーン文字資料が出土! 資料の解説を通して初期ノルド語の魅力に迫る!
3/1「【格変化と前置詞】なぜラテン語の前置詞は名詞の特定の変化形と共に使われるのか?―前置詞の起源、役割、訳し方―」
ラテン語やギリシャ語の前置詞の革命的な習得法を提案。
言語学の知識を駆使して描く前置詞の歴史と本当の意味の話。
4/4「ラテン語や英語の親称・敬称・敬語全般について」
ラテン語や英語の敬語の実態を探る。
7~12月
9/15「オリュンピア大祭(古代オリンピック)に女性の優勝者がいた!―「スパルターのキュニスカーの優勝碑文」(古代ギリシャ語ドーリス方言資料)解説―」
ドーリス方言の重要資料・キュニスカーの優勝碑文の解説。
2025年
1~6月
1/14「ラテン語のnarrō「語る」とloquor「話す」は何が違うのか?―能動でも受動でもない中間態(中動態)の世界の話―」
ラテン語のloquor「話す」やsequor「追う」などの能動態欠如動詞は受動態ではなく、印欧祖語に存在した中間態(→中間受動態)の末裔だった。
中間態とは何か、その本質に迫る。
アニマ特別連載集
女神アニマより
古代言語Vtuberアニマ(@anima_divina)の特別執筆記事。
(FANBOXの同一内容のコラムをnote版にしたもの)。
21/12/31「プラエネステのフィーブラ(初期ラテン語資料解説)」(アニマ)
初期ラテン語の重要資料「プラエネステのフィーブラ」について
21/12/31「今日と明日の酒杯(ファリスク語資料解説)」(アニマ)
ファリスク語の重要資料(M59)の解説
22/04/30「梨の名前をめぐる旅 言語変化の順序と相互関係の話 ラテン語のr音化現象」(アニマ)
古ラテン語時代に起きた*s>rの音変化(ロータシズム)について
22/10/25「NPB12球団の名前を古代ギリシャ語とラテン語で再現」(アニマ)
12球団の名前を神話の世界の言語で再現
23/3/18「古代ギリシャ語の方言の話 言語地図の色彩世界」(アニマ)
古代ギリシャ語の方言分類と四大方言群の主要特徴の話。
23/05/26「ローマ人はお米を食べたか」(アニマ)
ローマ人とお米の意外な関係。
23/05/27「ラテン語のsubの秘密」(アニマ)
subの本来の意味と連想による用法拡大の歴史の話。
書評・解説
各種リンク
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私が言語監修を担当するVtuberアニマのための支援/グッズ販売窓口です。
いただいた投げ銭のうちBOOTHでは96.4%、noteでは約85%を受け取れるので、どちらからでも送れるよという方はBOOTHから送っていただけるとすごく嬉しいです。
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古代言語探訪ブログ。好評連載中!
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プロフィール
このブログについて
タイトルのVOX MEMORIALIS(ウォークス・メモリアーリス)はラテン語で「記憶の呼び声」という意味です。
印欧語族(インド・ヨーロッパ語族)を中心とした古代言語の記事を連載しています。
皆様の購読お待ちしています(≧∇≦*)
文章のお仕事のご依頼はメールかTwitterのDMからお願いします。
印欧語族の語源監修依頼の受託実績があります。
人気出るとやる気も出るので、気に入ったらおすすめや紹介などしていただければさらに嬉しく思います。
BOOTH、ウィッシュリスト、note各記事のサポート機能から投げ銭サポートをいただけるとものすごく感謝しつつ喜びます(*≧∀≦*)
古代について
通常、古代といえば西洋史では後4〜5世紀頃までを指します。
このブログで主に言及するラテン語や古代ギリシャ語はその範囲に含まれますが、中にはそこまでまとまった古い記録がない言語もあります。
しかしそれでも文献がないだけでさらに古い時代に繋がっているし、後4〜5世紀頃までという区分が適さない地域・言語もあるので、初出が5〜6世紀以降でも扱うことにしています。
よってここでの「古代言語」はそこまで含めた概念だと考えてください。
アニマの話
アイコンの小悪魔系少女はアニマといいます。
ラテン語で魂を意味する名前の、魂を司る女神です。
Vtuberとしてデビューしました。
ぜひ応援してあげてください。