命の源「ミトコンドリア」　"長生き or パーキンソン病"

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　最近、公的な場面での「メルケル独首相(65)の全身の震え」が3回も目撃されてニュースになっていますね。

　7月10日、メルケル首相(65歳)は、ベルリン市内の首相府前で開かれたフィンランドのリンネ首相の歓迎式典のさなかに全身が小刻みに震える発作にまた見舞われた。
　静止時に震えが出現する代表的な疾患がパーキンソン病です。てんかんも同様の震えがあります。

　タレントのみのもんた(76)が、「パーキンソン病」を患っていることを自ら明らかに。
　「秘密のケンミンＳＨＯＷ」に出演した際、目がうつろになっていることが判明。検査の結果、パーキンソン病と診断されたそうです。

　「パーキンソン病」は50代以降に多く発症し、60歳以上では100人に約1人の患者が。
　その症状は「手のふるえ、筋固縮、動作緩慢、転びやすくなる」など。
　脳のドーパミン神経細胞が減少することで発症します。

　アドルフ・ヒトラー、鄧小平、ヨハネ・パウロ２世、モハメド・アリ、キャサリーン・ヘプバーンなど、世界の錚々たるメンバーを苦しませた「パーキンソン病」。

　「パーキンソン病」も含めて、「糖尿病、腎不全、不整脈、心筋症、脳卒中、精神疾患、低身長、難聴、筋力低下、便秘、下痢、多毛症、発汗異常など」多数の病気の原因は「ミトコンドリア病」。

　「ミトコンドリア病」。聞きなれない名前ですが、体の細胞1個の中に「ミトコンドリア」は数百個存在します。

　「ミトコンドリア」の働きは大切で
①エネルギーを作り出す
②感染の防御
③アポトーシス
④カルシウムの貯蔵
⑤活性酸素の発生

　ミトコンドリアのエネルギーを発生させる機能の減少で、体の組織にいろんな異常を発生させてしまいます。

　特にエネルギーを多く必要とする脳や筋肉などは、症状が出やすいことが知られていて、ミトコンドリア病は「ミトコンドリア脳症」「ミトコンドリア脳筋症」とよばれることもあります。
　激しい「ミトコンドリア脳症」などでは、脳卒中に似た症状から意識障害や運動マヒから死にいたる場合も。

　ミトコンドリア病の原因は、遺伝子変異。
核DNAやミトコンドリアの遺伝子変異により発生するものの、全員に発生するわけではなく、かなり難解な病気で防御方法はナシ(汗)。

　飲酒、過食や飢餓は、ミトコンドリアに負担をかけます。睡眠は十分とることが大切です。

　そのミトコンドリアを増やす方法は
①ややキツメの有酸素運動
②体に寒さを体感させる
③空腹感(朝食抜きなどのプチ断食)

　つまり
★少し寒く、空腹で　「キツめの有酸素運動をする」

　というのが若返りの極意ですね。

　私はほぼ毎日コレを実践しています。
　プチ断食の朝抜きや朝昼抜きは毎日で、準備運動のあと上半身薄着でインターバル・ウォーキングに出かけます。
　厳冬期の外気温3℃での長袖シャツ姿のウォーキングでは、さすがに寒さでお腹を壊しそうになり、翌日からはウィンドブレーカー着用に変更しました(汗)。

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