「タピオカ・バブル」　20代女性がはまる"タピオカ"ドリンク

　20代女性を中心に、女性全般に「タピオカ・バブル」到来。
台湾発祥のタピオカブーム。実はこの現象は世界的なものとか。

　「タピオカ」は、キャッサバ芋をすりおろしてデンプンだけを集め、いろんな加工を経て、デザートで使われる「タピオカパール」と呼ばれる粒状のタピオカが作られます。

　その製造過程を見ればわかりますが、タピオカはほぼ100%が「炭水化物(デンプン)」。食物繊維や栄養はほぼナシという(汗)。
　つまり、炭水化物の粒をドリンクと一緒に食べているというわけですね。

　また、タピオカは炭水化物のかたまりなのに、「難消化性」で、よくかまずに飲み込むと腸に詰まって(プチ腸閉塞)、便秘から腹痛を起こす事も。

　以前のブームは、甘いドリンクにタピオカを入れて飲むものでしたが、現在のタピオカ・ブームは、主としてお茶に入れたドリンクです。

　ベースとなるお茶は
①ブラックティー（紅茶)
②グリーンティー（緑茶)
③ウーロンティー（ウーロン茶)
④ミルクティー（紅茶と牛乳)
などですが、よく飲まれているのは、ブラックティー（紅茶)やミルクティー（紅茶と牛乳)ですね。
これにトッピングとして黒い真珠といわれる「タピオカ」を入れるのが大人気の秘密です。

　以前のブームを巻き起こしたジュースやスムージーをベースにタピオカをトッピングしたものも変わらず流行中。

　NHKによる台湾の蔡英文総統インタビューでも、出されたのは「タピオカミルクティ」というほどの国民飲料。

　最大手の「ゴンチャ」は、ゴンチャコリアの100%出資の韓国企業で、台湾のグローバル本社も買収ズミです。
　さらに、ゴンチャコリアの65%株式は日本の投資ファンドのものという複雑なグローバル企業ですね。

　台湾は大好きな国ですが、基本的に私はタピオカドリンクは飲みません。
それでなくても、お腹のポッコリがなかなか改善しないのに、炭水化物100%(デンプン)のタピオカ粒は無理というものです(汗)
　注)　私は糖質制限や低炭水化物ダイエットには反対です(汗)

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