はるかなる指令
図書館でぶらぶらと本を探しながら ななめに飛び出した背表紙を指で押し戻してはもうちゃんと揃えなさいよ、と腹の中でつぶやく ほらまた あちこちありすぎよ というか多すぎ 点々と
でも もしやこれは あえての配置なのか 頭文字つなぐと浮かぶパスワード タイトルから導かれる謎の指令とかそういう
ごめん 秘密の取引か闇の暗号か何かしらを阻止してしまったかもしれない
大好きなクレヨン王国で妙に思い出すシーン 話の冒頭で地面の椿の花を八つ当たりに蹴り散らしたことで、実は王国の天気の調整がめちゃくちゃになってしまったという 自然に落ちていると思った椿の花が綿密なプログラムによるものだったというくだり 君には責任があるとクレヨンに告げられるのよ
それをつい思い出した わたしという侵入者に陰で誰か歯噛みしているやもしれん
また先に目をやると澁澤龍彦、黒魔術の手帖がやたら飛び出している どなたか純粋におすすめしているのやもしれんけどなんというかセレクト的になぞの組織による陰謀説を推したい 迷って触れずに帰ってきた
そんな先日でした サイババナターシャ笑う ちょっと宮本浩次さんも浮かぶ カルエ
くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています 本日もぜひ少しの時間、のほほんしてってください かるえ&なたーしゃ