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今年見て大好きになったドラマ10本

映画に引き続き、ドラマの10本もご紹介して行こうと思います。今年見たドラマシリーズの中から10本を選びました。もちろん映画同様、評論をするつもりはなく、ただ単純に好きになった作品達です。続編も楽しみな作品が多いので、今後も追いかけ続けようと思います☺️


一流シェフのファミリーレストラン (アメリカ)

監督・脚本:クリストファー・ストーラー他

とにかく今年見たドラマでいちばん衝撃を受けた作品!!第一話目から心をどーんと持って行かれてしまいました☺️とにかく編集が面白い。早いカット編集。音楽とリンクさせて上手く画を見せて行く。そんな早いカットの中に、キャラクターたちの感情が乗って来る。所々現れるシカゴの街の表情もとても良い。出てくる役者さん、ほとんど知らなかったけど、気がつくと全員のファンになっていました!ブレイキングバッドを見た時と同じw 演出、演技、脚本、編集、音楽、どれを取っても最高な作品。唯一嫌だなーと思ったのは…日本語のタイトル「一流シェフのファミリーレストラン」…原題である「The Bear」の方が全然良いのに…

地面師たち (日本)

監督・脚本:大根仁

もうええでしょう…このドラマの説明は…w とにかくこんな事件が日本で起こっていたとは😳と驚かされるドラマでした。一流企業でも巧妙な詐欺であれば見抜けない…やっぱり事実って面白いですね。正直、シーズン1で終わるのは勿体無かったなーと…もっと続きを見たかった。シーズン2からはハリソンvs綾野剛&池田エライザ組の騙し合い、とか個人的には見たかった😭大根監督とNetflixが数年の契約をされたそうなので、シーズン2勝手に期待しちゃってますw

SHOGUN (アメリカ)

製作総指揮:ジャスティン・マークス他

真田さんの魂が込められた作品でした。細部までのこだわりが、素晴らしく。シーンを観ているだけで心動かされてしまいました。セットデザイン、衣装、武具、ヘア&メイクに至るまで、全てが「オーセンティック」。ここに辿り着くまでの真田さんの努力にリスペクトが止まりません😭「日本」というコンテンツが世界に届くと証明してくれた作品。こういうコンテンツが海外発信ではなく。日本から発信したいなと思いました。シーズン2も楽しみです。

涙の女王 (韓国)

監督:チャン・ヨンウ他 脚本:パク・ジウン

韓国ドラマのど真ん中をフルスロットルで駆け抜けて行った様な作品。愛の不時着でもうお腹いっぱいだと思っていたのですが、またしてもハマってしまった…とんでも展開やお腹いっぱいのはずの財閥設定…韓国ドラマあるあるである「そんなに見つめ合うか?!」という過剰演出シーンてんこ盛りでしたがwそれでもキャラクター達の感情が丁寧に描かれていて、いつの間にか続けて何話も観てしまいました。韓国のストーリーテリングは、ハリウッドから継承したもので、人の心を掴む力があります。その技術を巧みに使うスタジオドラゴンとパク・ジウンさんの最強コンビ、さすがです!!

フォールアウト (アメリカ)

製作総指揮:ジョナサン・ノーラン リサ・ジョイ他

2024年は、映画では兄がアカデミー賞を獲り、弟はドラマでエミー賞を獲る…この兄弟最強過ぎますねw 未来の世界で人類は地上に住めなくなっており、長年、人々は地下で生活している。そんな地底人となっている人類が地上に戻ると、世界は見た事のない景色となっている。こういうSF作品は予算がないとチープになってしまい、良いものにならない…でもそこはさすがのアマゾン!実写でそれを違和感なく作り出し、めちゃくちゃ楽しませてくれました。それぞれの個性的なキャラクター達もとても魅力的に造形されていて、見応えたっぷりです。これもシーズン2が楽しみな作品です。

0.5の男 (日本)

監督:沖田修一他 脚本:牧五百音他

沖田修一監督のドラマ😳絶対見るしかない!と思って見た作品。沖田監督の「キツツキと雨」と言う作品は何度観たか😭 そんな中「0.5の男」と言う謎なタイトルも気になり、見始めました。正直、地面師たちやフォールアウトの様な大きな事件は起こりません。家の中で発生する小さな出来事のみ…でもその一つ一つがゆるーく、でも丁寧に描かれ、心が満たされていく。そんなドラマです。激しい作品は観たくないなーと言う方に見て頂きたい、年末年始のお休みにぴったりの作品です☺️

アンメット (日本)

監督:Yuki Saito他 脚本:篠崎絵里子

映画「ブルーピリオド」を紹介した時と同じく、友達の作品を出すのはちょっと躊躇ったのですが…本当に良かったし、一話一話大切に見させて頂いた作品。杉咲花さんの繊細な演技、若葉竜也さんの独特な間。世界に通用する役者さんが日本にも沢山いる事に喜びを覚えます。監督から撮影秘話なども聞き、より好きな作品になりました。名作として今後もずっと残って行く作品だと思います。きっとまた一話から見返すと思います😭

いちばんすきな花 (日本)

監督:髙野舞他 脚本:生方美久

生方美久さんと言う天才が出てきてくれた事が嬉しくてたまらない、今日この頃です😭 元々坂元裕二さんの作品が好きで、特にフジテレビが作る坂元作品が好きだったのですが、大豆田とわ子以来、実現していない…そんな中、生方さんの作品はどこか坂元さんの匂いもする。とても居心地の良く、時に激しく心を揺さぶられる作品が多い。連続ドラマでしか描けない、とても深い心情の描き方もとても好きです。これからも生方作品は全部見て行こうと思います☺️

殺意の道標 (日本)

監督:住田崇 脚本:バカリズム

バカリズムさん…本当にすごい才能ですね。去年の「ブラッシュアップライフ」はドラマ史に残る名作だと思っています。この作品は2020年の作品なのでブラッシュアップライフよりも前に書かれた作品。作品自体は知っていたのですが、見る機会がなく、ようやく今年見ました。殺人をしようとしている2人なのに、どこか憎めない…そして愛らしくも感じてしまう。コントなどで培って来たバカリズムさんらしい本作りの技術が散りばめられていて、殺意を見ているのに笑ってしまう。wowowってこう言う攻めたドラマを量産していて、とても好きな局です。そして、年明け早々に始まるバカリズムさんの新作も楽しみで仕方がないです!来年もいっぱいドラマ見よーっと!

白と黒のスプーン (韓国)

製作総指揮:キム・ハクミン他

最後は、ドラマではないのですが…今年一番のリアリティーショー。韓国の料理の鉄人wっと言っても今までの料理対決番組ではありません。初めて料理番組で泣いてしまいました😭 それくらい特別な番組。エンターテイメントが全て詰め込まれているのでは?と思うほど感情移入してしまう仕組みが…さすが韓国ですね。沢山のシェフの中で必ず「推し」を見つけられる仕組みになっていて、見れば見るほど彼らを応援してしまう…そしてそのシェフのバックグラウンドなどにも共鳴してしまう様に編集されている…映画やドラマと同じ様にキャラクターを使った感情表現が上手く機能している作品。やっぱり韓国エンタメ、最強です!!

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