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人の死を 恋に例える その気持ち
起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。
4月23日、母が亡くなってから3ヶ月が経ちました。
あっという間だったなぁと思う気持ちと、まだ3ヶ月しか経っていないんだという気持ち、両方が混在しています。
今日はタイトルにある通り「 人の死を恋に例える気持ち 」について、お話したいと思います。
昨日、交際しているパートナーがお休みで、京都へお出掛けをしました。
私が毎月参拝に来ているお寺に行って手を合わせて、気になっていたパン屋さんやクラフトビールのお店にも寄って、最後は立ち飲み屋さんで〆て帰路に着きました。
彼とは今、半同棲状態なので、行きも帰りも一緒。
1時間ほど電車に揺られながら、最寄りの駅に着きました。
一度帰宅した後、私たちは近くの銭湯に行きました。
エントランスで「 また後で 」とさよならをして、束の間の一人の時間。
銭湯って “自己対話の時間” になるから好きなんですよね。
サウナに入ったり、露天風呂でぼぉーっとしてみたり。
単純にリラックスできるというだけでなく、心と思考の整理ができると思うし、人はそれを “ととのう” と云うのではないかと思います。
私はサウナと冷水風呂を繰り返した後、露天風呂で「 はぁぁぁぁぁ…っ 」と大きなため息をつきました。
その間 考えていたのは( 今日1日楽しかったなぁ )ということと、
( 明日でお母さんが亡くなってからちょうど3ヶ月だなぁ )ということ。
3ヶ月が経っても、私はまだ “日常” に戻れないでいます。
新しいお家に引っ越して、「 ただいま 」という声の主は母ではなく新しいパートナー。
夕食は、母の作るトマトと卵の炒め物じゃなくて、外食かコンビニ飯。
体調を崩して寝込んでも、仕事中の母から掛かって来る心配の電話は無くて、一人でただじっと苦しみに耐えなければいけない。
「 なず、大丈夫~?フルーツ買ってきたから食べる? 」と言って、私の額に手を当てて熱を伺う、優しい母はもう居ない。
それでも、「 なずな、大丈夫?しんどい?ゼリー買ってきたから食べり 」と言ってくれる優しいパートナーは側に居る。
私は恵まれていると、本当に思います。
自ら命を絶ったあの時も、母の死に際している今も。
本当に一人ぼっちだったら、とっくに孤独に耐え兼ねていると思うから。
けれど、それは私の知っている “日常” 、私の戻って来て欲しい “日常” ではない、と思ってしまうのも正直な気持ちです。
そんな葛藤というか、複数の何かが入り交ざった気持ちが何であるか。
昨日の銭湯が、自己対話の時間が、答えを出してくれました。
私は、罪悪感があるんだと思います。
母の居ない生活にも、幸せがあることが。
母が亡くなってしまったのに、たった3ヶ月しか経っていないのに、こんなに幸せで良いのかって。
好きな人とお出掛けしたり、好きな人と食事をしたり、好きな人と同じ帰路に着いたり。
母を差し置いて、私、こんなに幸せになって良いのかって。
彼に「 私、いま幸せ~ 」って言う度に、心の中では母に謝っていました。
「 私だけ、こんなに幸せでごめんなさい 」と。
“幸せになることを許されない” と思ってしまうのは、もう、何度も何度も幸と不幸を行き来した、私の重ねた経験が生んだ悪い癖です。
でも、そんなことを母が訊いたら、私はきっと叱られてしまうでしょう。
母は不幸だったわけではないし、母は母なりに、51年という人生でたくさんの幸せに触れてきたと思うし。
母は自分のことよりも先に、私の幸せを一番に望んでくれた人だから。
銭湯から帰って来て、彼とベッドに横になった時、私は言いました。
「 お母さん、銭湯とか好きでさ。『 大晦日の夜を銭湯で過ごしたい 』って言われたけど、私とお母さんのパートナーが『 お家におろうよ 』って乗り気じゃなかったから『 じゃあ来年こそは 』って言って先送りになったの 」
「 でもその “来年” は、もうなかったわけで。亡くなるって分かってたら行ってたのに、って。ありきたりな後悔をしてる 」
「 私は今も お母さん っていう過去の恋人に未練タラタラやねん。事ある毎に “お母さんが~” “お母さんは~” “お母さんやったら~” とか言って、まだどこかにお母さんの影を探してるし、忘れられへんねん 」
「 米津玄師の Lemon って、お母さん好きでよく聴いてたんやけどさ。歌詞に『 自分が思うより 恋をしていたあなたに 』ってあるやん。米津さんが、人の死を恋に例えた気持ちが分かった気がした 」
「 私、お母さんのことを恋人のように愛してたんやと思う 」
「 だからやっぱり、したいこととか、伝えたいことは、思ったその時にするべきやと思った 」
「 だから私は、あなたのお嫁さんになる未来が欲しいから、頑張る 」
『 ・・・っ、え、はははっ! 』
『 あ、結論そこなんや!めっちゃ遠回りしたな!笑 』
『 俺も、なずなにとって良い旦那さんになれるように頑張るよ 』
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