靴を修理に出し、返ってきてビックリ!(NEGRONI)
みなさんは、NEGRONI(ネグローニ)というシューズメーカーをご存知ですか?知る人ぞ知る日本のドライビングシューズのメーカーです。私は、年間購読している「AHEAD」というクルマの月刊誌で、その存在を知りました。一般の靴店での販売はありませんが、全国の有名デパートなどには置いています。もちろん、ネット販売もされています。
そんな靴を6年ほど前、初めて購入しました。当時、定番だった黒のボディーに赤のラインが入ったモデルです。通常のサイズより少し大きめですが、日本人の足型をよく研究されていて、なかなかの履き心地で長年愛用してきました。
1か月ほど前、その靴の底が擦り減って破れているのに気づきました。お気に入りの靴だし、それなりの値段がしたものです。また、外側や甲皮の部分には傷みはありません。近所の靴屋さんに修理に出そうかと考え探していた時、製造元のNEGRONI社で「ソール修理プログラム」というものを見つけました。そこで、3つあるプログラムの中で、「フルレストアパック」というものを選んで、修理を依頼しました。
7月15日に発送し、8月4日にレストアが終わって返ってきた靴が、写真のものです。もうビックリです!ソール・紐・インソールが新品に交換され、擦れて傷んでいたつま先の部分をはじめ、どの箇所も新品のようです。大満足!
「使い捨て時代」などと言われて久しいですが、この頃、故障や傷んできた愛用品は、修理に出すことが多くなりました。「もったいない」という気持ちだけでなく、愛着があるものは長く使いたいと思うからです。そして、各メーカーの修理対応もかなり上がってきているように感じます。
自社製品を長く愛用してくれる顧客を大切にしようとする姿勢こそ、困難な時代にでも成長できる企業の共通点のような気がします。