先生も不登校。
休職者数、退職者、過労死・・・
そういえば最近知り合う方が「実は退職された先生」と判明することがよくあります。
不登校の親として、先生を責めないようにとよく思いますが、子どもの気持ちも無視できず、学校になんと言えばいいのか迷う場面はとても多いです。
子どもの困りごとを伝えるのは先生への批判ではないということを分かってほしいけど言い方がかなり難しい。でもそれでも伝えた方がいいと思う理由は、(言えない時もあるけど)
をして欲しいから。
と、私は感じています。
前屋さんの記事に戻しますと、こんな話が
ああ、これって学校に行かない子たちにも当てはまるんですよね。
学校からの連絡がしんどいことがよくあります。
学校の先生のことを無下にはできないので、親としては難しいところですけど。
熱心に会おうとされる先生に、なんと断ったらいいのかと思う親御さんもいらっしゃるだろうし、その逆で、子どもを説得して先生に会わせることをして子どもからの信頼をなくす場合もあります。
不登校も先生のメンタルヘルス問題も、こんなにずっと議論しても一向に解決につながらないということは、そもそも国が学校教育にもっとお金をかけるべきで、それが全くできていないことが大きいんじゃないかと。
それでもお金が出せないということならば、子どもたちの声を聴くこと、
不登校の親の声を聴くことだと思います。
これは単に親が主張したいだけということではなく、「子どもが学校に行かないってどういうことか」を考えていく先で集まった情報は、人権や生き方の根源的なものが詰まっているから。
入口はたまたま「子どもが学校に行かないってどういうことか」ということでしたが、人としてのメンタルヘルスを保つってどういうことかってことに繋がっています。
いろんな状況の話が集まった親の会の情報はそういうことにも答えられる。親の会はただの愚痴を言い合っている会ではないのです。
あまり言葉にはされないけれど、愚痴やぼやきを心の中で抱えておられるのは、どちらかというと学校ではないかと・・・
学校に行かない子どもたちのことを、こういう風に捉えておられる先生は少なくない。
ここから派生する気持ちのあれこれは、目には見えませんが親子にとって苦しみになります。
そして、そういうことがあたかも正しいと証明し、エビデンスがあるかのように書かれた本もいくつか存在する。
それを見て、「やっぱりそうだ」という確証バイアスが働いてしまう先生や校長、教育委員会が多い場合、おそらく自己矛盾に陥り、先生のメンタルヘルスは保ちにくくなるのではと思うのです。
だから、見る角度をちょっとだけ変えてみて欲しい。
こんなにも学校から足が遠のく子どもたちがいるということは、『子どもたちからのメッセージ』なんだと捉えてみたらどうでしょうかと。
それをまっすぐ見つめてみてほしいと願い、訴えている理由は、先生への非難や批判ではなく、子どもを守ると同時に、先生が気持ちよく働ける環境づくりや仕事量の減少につながるという相乗効果があると思うからです。
どうか、
私たちが「子どもが学校に行かないってどういうことか」を深堀していった先にあることを、先生方に是非聞いて欲しいし、先生方にも見つけて欲しい。
これらが自分の言葉で語れる先生が増えて欲しい。
学校に行ってない子の方が、それをよく分かってたりするんじゃないかな?
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