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「悪い私」はいない。ー最近読んだ本のタイトルが、どんぴしゃに突き刺さる。
《「悪い私」はいない》
最近読んだ本のタイトルを、そのままお借りしてしまいました📗
このフレーズが今の私にすごく刺さって、
自分責めや自己否定をしそうになったら、
意識的に思い返すようにしています。
人の態度になんとなく傷ついて、
「私、何か悪いことしちゃったかな。」
と思ったり。
周りの顔色を伺いすぎて、
輪の中でなんとなく浮いている自分に気づいて、
「みんなと同じようにできない私が悪い。」
と感じたり。
そんな自分に対して、
ことあるごとに「私はダメな人間だ」「私が悪い」と自己否定をしてしまい、
毎日負のスパイラルに陥るスイッチと隣合わせで生きている感覚。
そのスイッチを押さないように、
人との関わりを避けても、
働き方や環境を変えても、
結局自分で押しに行ってしまっていた部分があると思います。
大人になったら自分の気持ちに折り合いをつけられるようになると信じて、
楽になると思っていたのに、
年を重ねるほど生きづらさは増して、
人の目や評価が気になってますます苦しかった。
そこにはいつも家族の顔色を窺わないといけなかった、
幼少期の環境が尾を引いている辛さがありますが、
でもその辛かった過去は事実でも、
誰かに全否定されるような「悪い私」はいない。
繊細すぎて、傷つきやすいのも私。
完璧を求めて、自分をスパルタで傷つけてしまうのも私。
衝動的に行動して、失敗したり後悔しちゃうのも私。
逆に、考えすぎて全く身動き取れなくなって、自分を責めてしまうのも私。
心に浮かんだ感情は、ネガティブなものであっても悪いことじゃない。
今まではこの感情や出来事に振り回され、
そこに適合できない自分が悪い、全部「悪い私」のせいだ、
と自分自身で心をボロボロにしてきました。
でも、むしろ、何を「どう感じたか」、
自分の気持ちを全力で受け止めてあげることで、
「悪い私」という思い込みを解放できつつあると感じています🤲
まずは感情や出来事をジャッジせず、そのまま見ること。
それができるようになったら、
最初は怖かったですが、それを観察するようにしました。
「今、もやっとしたな。。」
「でも、このもやもやって、あの人の言葉の裏側を勝手に想像して、傷ついただけなんだ」
「私は今傷ついただけなのに、自分が悪いって自己否定しちゃったんだな」
と、見る角度をいろいろ変えて、思いこみに気づくこと。
これまで無意識に行っていた自己否定に気づければ、
目の前の出来事や、出てきた感情の見え方や捉え方を変えることができる。
だから、全否定するようような「悪い私」はいない。
まだまだ自分を責めてしまうこともある未熟な私ですが、
ちゃんと、自分が自分を一番に大切にしてあげようと、
腹落ちしてきている実感があります🌼