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『いのちの車窓から 2』を読んで、星野源さんの「ダンサー」という曲を思い出した話

生活している中で、つい踊り出したくなってしまう瞬間ってありませんか?

わたしはあります。

本当に踊り出してしまうときもあれば自制するときもあって、それは「今ここで踊り出しちゃったら、周りから見て変だよなあ」という気持ちがあるから。道端を歩いていて、いきなりスキップをしはじめたら周りにいる人に変に思われるでしょう。

そんな、踊り出したくなる・動き出したくなる欲求をもちつつも理性的に我慢してしまう現象に対して、「そんなの気にしなくていいじゃん!」と言ってもらっているような気持ちになれる、星野源さんの「ダンサー」という曲が大好きです。


昨日、約7年半ぶりとなる星野源さんのエッセイ集『いのちの車窓から 2』が発売された。
(発売が発表されたタイミングで早速予約&トークイベントに申し込んだが落選。オンラインでの生配信を楽しんだ)

発売直後なので詳細なエピソードは控えるが、大切に読み進めていると「食卓」という話があった。
そのエピソードを読みながら、上記の「ダンサー」という曲と、自分の「踊り出したい気持ちvs自制」問題を思い出したのだった。

わたしは今、パートナーとふたり暮らしをしている。
買い物の帰り道、一緒にアイスを食べているとき、何気ない会話をしているとき…ふいに踊り出したくなるときがあって、パートナーと一緒に過ごしているときは踊ってしまっていることが多々ある。

正確には「踊りたい、踊ろう!」と頭で考えて踊っているわけではなくて、気づいたら踊っている。
そんなときは、「踊ってるよ」「楽しそうだね」と言ってくれる。

「なにかを自制しなきゃ」と考えもしないくらい今リラックスして安心して過ごせていること、そんな居場所があることって幸せなことだよなあ。
と、エッセイを読んであたたかい気持ちになった。


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