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noteをひっそりと続けるには
どうやってnoteを量産しているのか、お話する機会をいただいた。
ひっそりとnoteを更新しているつもりだったが、頭隠して尻隠さずというか、つまり全然ひっそりしていなかったらしい。しかし知ってくれている人がいることは、嬉しいしありがたいことだ。
とはいえ「わたし、note量産してますから!(鼻息)」みたいな気持ちは、微塵もない。どうやっているのかと問われてもぱっと答えられない。
noteを量産するコツといわれても難しいので、フライングにはなるがnoteを続けるコツに置き換えて整理してみる。
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まず、いつnoteをやめてもよいと思っている。
続けよう続けようとするから、続かなかったときに落胆するし、自分を責めてしまいかねない。だったら最初から続けようなどと思わないほうがよい。
第一、noteが続かないから何だ。
たしかにnoteを続ければ将来なんらかのチャンスが舞い込んでくるかもしれない。しかしそれは今ないものが「ある」状態に変わるだけで、今ある何かを「失う」わけではない。だから別に損にもならない。失うものなどなにもない。別に続かなくたってプラスマイナスゼロである。
…そうそう、だからね、「noteを始めました」とか「note続けてます」とは誰にも言っていないし、これからも言わない。宣言すると変に意識しちゃうからね。「いつnoteをやめてもよい」と思えなくなりそうなので、余計な要素は排除します。まあ、一部の人にはばれて…もとい認知してもらえているのだけれど。宣言しなくても気づいてもらえたということは、逆に嬉しいしありがたいものだ。
あとは、よい文章、おもしろい文章を書こうとしないこと。つまりクオリティを気にしないようにしている。
「ああ、おもしろいなあ」と思うnoteを読んだあとはとくに、自分の文章のしょぼさに落胆し、キーボードをたたく指が止まりがちだが、心を鬼にしてしょぼい文章を書く自分を認めるようにして、じゃんじゃん書き進めるようにしている。推敲しはじめたらキリがないし、いつまで経っても投稿できない。さっさと書いてとっとと投稿するのみだ。
そもそもこのnoteは仕事で書いているものではない。お金も発生しないし、クオリティが低かろうが誰にも指摘されない。noteを続けることに焦点を当てるなら、できるだけ心の負担は少ないほうがいい。
負担を減らすといえば、装飾もしない。
画像やリンクもほとんど挿れないし、太字やアンダーラインもつけない。見出し設定などもってのほかである。
厳密にいうと見出し設定は装飾には当てはまらないが、そういう「書く」以外の作業もできるだけ排除している。だって面倒くさいんだもの。面倒くさいことが多いと書きたくなくなるから続けられない。
もうひとつ、誰かに読まれることを期待していない。
多くの人は、noteを書いたら「スキ!」がつくかどうか、またその数を意識してしまうと思う。
そりゃあnoteを読んでくれて「スキ!」までつけてもらえたらとても嬉しいけれども、なくても別に気にしない。
noteはわたしにとって「誰に聞かれてもよい公開ひとり言」だ。ひとり言とは反応を求めて口にするものではない。
しかし、だからといって何でも言っていいわけではない。
夫がいる前で「本当にうちの夫はくそやろうだな」とは、(たとえ思っていたとしても)言わないだろう。その後どうなるかは、火を見るより明らかである。
noteも同じで、ひとり言だから何の反応も求めないのが第一。でも万が一のときのために後で面倒なことになりかねない内容は口走らないようにしている。
そもそも、ネガティブなことを書いても楽しい気分にならないじゃない。なかにはネガティブなことを書いてニヤニヤしている人たちもいるのかもしれないけれど、わたしの感覚は違うので。
どうせ吐き出すならちょっとでもいい感じの自分になれるようにしたいでしょ。
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まとめると、noteを続けるコツは、いつやめてもいい心構えと、よい文章を書こうとしないこと、凝らないこと、反応を期待しないことの4つかしら。
あくまで「noteを続けるコツ」であって、「よいnoteを書くコツ」ではありませんのでご注意を。
今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたはnoteを書くときにどんなことを意識していますか?