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2勝3敗でも0勝よりはましである

もう何度もnoteで書いている話題なので、よく読んでくださる方にとっては「またかよ」と感じるかもしれない。そこまで想定したうえで、なおも書く。
早寝早起きについて。

今まで何十回も挫折しているわけだが、今回ばかりはわりときちんと取り組んでいる。
数多くあるだろう失敗の理由のうちひとつは「早起き」を目標にしてきたからだ。
起きる時間だけを決めて寝る時間が変わらなかったらシンプルに睡眠時間を短縮しているだけであり、長く続くわけがない。それに早起きを目標にすると、目標時刻に起きられなかった場合1日を最悪の気分でスタートしなければならない。気分が悪いので長く続かない。

早く起きるためには、睡眠時間を逆算してそのぶん早くふとんに入る必要がある。つまり早起きよりも早寝が重要。なぜ今までそこに取り組まなかったのか…。
しかし夜型のわたしにとって早寝はなかなか難しい。眠たくないから。

人間の体内時計は25時間サイクルだと見聞きした憶えがある。多少ズレていくとはいえ、おおむね毎日同じ時間に眠たくなる計算だ。
ところがわたしの場合、デスクワークで運動不足のせいもあるのか、体内時計は27時間ぐらいなんじゃないかと思えてならない。だから早寝は意外と強敵で、昨夜もPCに向かって作業していたらいつの間にか集中していて、気づいたときには「あっやべっ」と慌ててふとんに入った。…その集中力が昼間にほしい。

とにかく、眠たくもならなければ早寝をまだ習慣化できていないわたしにとって、毎日同じ時刻にふとんに入るアクションは意志の力を必要とする。

わたしの意志は変なふうにかたい。ふとんに入る時刻の10分前にアラームをかけたとしても、息を吸って吐くようにアラームをストップしてほかごとをしはじめる。まったくアラームが意味をなさない。

「ご褒美を設けるとよい」といわれても、これからふとんに入るという自分に対してどんなご褒美も思い浮かばない。お菓子食べたらまた歯磨きしなおしだし。

「ゲーム感覚で取り組みましょう」というけれども、自分にご褒美をあげるとか、ゲーム感覚で取り組めるしくみをつくってちゃんと楽しめる人は、きっと習慣化にここまで苦労しない。
ゲーム感覚はあくまで「感覚」であって、ゲームではない。

∽∽∽

ああそうか。
今の世の中、早寝できるゲームがあるんじゃないの?
と閃いて調べてみたら、みつけた。わたし天才。

『Sleep Town』というアプリだ。

Appleしか対応していないアプリも少なくないなか、Androidでも使えるアプリを開発してくれてどうもありがとう。

使い方はシンプルで

  1. 就寝時刻・起床時刻・アラームを設定

  2. 就寝時刻に「就寝」をタップ(就寝時刻の2時間前からタップできる)

  3. 寝ているあいだ、アプリ内の自分の敷地に家を建ててくれる

  4. 起床時刻に起きたら「起きた」をタップ(ボタン名は違った気がする)

こうして毎日就寝時刻と起床時刻を守れると、どんどん建物が建っていって街ができる。だから『Sleep Town』だ。

「就寝」ボタンを押すと、ほかのアプリを起動できないようになっている。起動しようとすると「本当に諦めますか?」と問われる。
起床時刻をちょっとでも過ぎると、夜中のあいだに建っていた家は無惨にも廃屋になっている。
ありがたいのは週に2日だけおやすみの日をつくれるところ。休前日と休日に設定するとよい。

1日目は操作ミス、2日目は寝坊と、見事に2件の廃屋を完成(?)させ、3日目にして1件目の家が建った。シンプルに嬉しかった…。
調子に乗って4日目、5日目…といきたかったが、5日目はまた廃屋。なかなか思うようにはいかない。
なお7日連続で成功するとボーナスがもらえるらしい。…まだ最高記録は2日。先は長そうだ。でも2勝3敗だって、今までのわたしからしたら上出来である。

このアプリ、ひとつだけ惜しいのは目標時刻を修正(再設定)するとどうやら街がリセットされてしまうらしい点。

わたしの場合は年末にかけてすこしずつ就寝時刻・起床時刻を早めていきたいので、どこかのタイミングで1回街をつぶすことになるかもしれない。
…まあそのときはそのときだ。
むしろ再設定のときが来たということは、わたしの早寝早起きが順調に歩を勧めている証拠。

ちなみに、単に日々のチャレンジに失敗しただけでは、家が廃屋になるだけで街はつぶれはしないっぽい。助かる。

早寝を習慣化したい人、ついふとんのなかでスマホいじっちゃう人、まじでおすすめ。まだ5日しか使っていないけど。
わたしがんばって街つくるわ。3件廃屋、2件おうちのペースでもじゅうぶん合格と自分に言い聞かせて。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたがはまっているスマホゲームはなんですか?

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