ちょっとした幸せを感じられる自分に気づく幸せ
わたし、こんなに燃え尽きやすかったっけ?と思うぐらい、今年はプチ燃え尽きが多発している。3ヵ月かけて受講してきたある講座が9月末に終わり、またちょっと抜け殻のようになっていた。
10月も10日が経った。未だにもっさりしているものの少しずつ回復を感じる。定期的にジムに通えていることがきっと大きく寄与している。日が落ちる前にジムに向かってスーパーで買いものをして帰宅するコースが定着してきた。
買いものを終えてスーパーを出ると、どこかご近所のお宅から夕飯のよい香りが漂ってくる。今日は豚の生姜焼きっぽい、スパイシー&ジューシーな食欲を誘う香りがふわっと鼻腔に飛び込んできた。
うちの夕飯ではないのに、なんだかすごく心が温まり、幸せな気持ちになった(と同時にジム帰りのわたしはさらにおなかが空いた。)
おいしいごはんの匂いは無条件に気持ちもほかほかする。ちょっとしたことだけれど、このところ気分はどんより曇り空のわたしにとって、ほかほかできたこと自体がまたさらに気持ちをほかほかさせた。
「あ、わたしちゃんとほかほかできるじゃん。なんか、たぶんまだ大丈夫だ。」と安心できたんだよね。
これができていないから幸せじゃない、あれを終わらせないと気分はもっさりしたままだ…と、よそから漂ってくる夕飯の香りにくらべたら大きなサイズのものごとでないと気分が上がらないと思い込んでいた気がする。
そういうちょっと大変なことじゃなくても、今日みたいに生姜焼きの匂いとか、ジムで使いたいマシンを待たずに使えたとか、今週もキングダムが休載されずヤングジャンプで読めたとか、もっとほんのちょっとしたことでも幸せを感じられるのよね、本当は。
でももっさりに支配されて視界がくもっていると、小さな幸せを感じている自分のこともみえなくなるし、そもそも小さな幸せを見過ごしてしまいがちで、「最近ぜんぜんいいことないな」って、またどんどん視界が暗くなっていく。悪循環。
小さな幸せを有り難く感じられる自分でいたいし、小さな幸せを感じられる自分に気づける自分でいたい。
そんなことを、夕飯の焼きうどんを食べながら思ってみた日である。
…焼きうどんもおいしいよね。
今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが最近感じた小さな幸せはなんですか?