見出し画像

アフリカの、闇夜を照らすWASSHAの灯

私の#推したい会社 は、WASSHA株式会社。

WASSHAは東京大学発スタートアップ企業で東アフリカに位置するタンザニア、ウガンダ、モザンビークにおいて、小規模な小売店(以下キオスク)と提携し、所得の安定しない一般消費者に特化した電力サービスとして、太陽光充電式のLEDランタンを、一日単位でレンタルするサービスを提供している。(2024年はアフリカ5か国で提携キオスク数6000超との事)

元々、私の友人の友人が社員のお一人ということもあり、この会社を知ったときからめっちゃ応援し続けている会社だ。
早速推しポイントを挙げていきたい。
(書ききれない位あるけど3つに絞った)

推しポイント①
自分が心底求めていたサービスを体現してくれている。

自分の原体験からWASSHAのLEDランタンの必要性を強く感じている。
17年前にアフリカ・ガーナの極東にある村の孤児院で数か月間ボランティアをしていた。孤児院には15名の男の子たちが暮らしていた。
村は、未電化地域ではないけれど、よく村一帯が停電していたし停電時間も長かった。
停電の夜は、月の明かりが道を照らしてくれるけれど、子どもたちの学習プリントの文字までは照らしてくれない。停電時は子どもたちの宿題や読書時間を妨げられていた。
闇夜のときは、私が日本から持って行った100円均一の懐中電灯やヘッドライトで子供たちが読んでいた本や学習プリントを照らしていた。
15人いるので物理的な明るさが全く足りなかった。
「電気さえついていればこの子達はもっと本を読めて勉強出来ていたのに」と、もどかしさを感じていた。
帰国後約5年の歳月を経てWASSHA(当時は旧社名:Digital Grid Solutions)の存在を友人を介して知った。事業内容を教えて頂き、まさにあのボランティア時に感じた停電へのもどかしさを払拭してくれる会社であった。
WASSHAのLEDランタンは1日単位でレンタルでき、携帯からお金を払ったら即使用出来る仕組みだそうだ。これがあれば停電時の昼間にキオスクに駆け込んで(村は超田舎だけどキオスクはあった)、LEDランタンを3つ位レンタル(一泊数十円で借りられるそうだ)したら、夜も勉強出来たり本も読めていたはずだと、自分が心底ユーザーになりたかった原体験からWASSHAのLEDランタンの必要性を強く感じたし、このサービスに感動を覚えた。
懐中電灯は電池に寿命があるけれど、このランタンは太陽光で充電が可能だそうだ。昼間は太陽の照りが強いアフリカで昼間中に充電でき、夜に使える。環境にも優しい。
出来ることなら2008年のボランティア時に出会いたかったサービスだ。
あと住んでいたところは週に2回、露店商の方が隣町からやってきて野菜を売りに来て、小さなマーケットが開かれていた。手に入る野菜は玉ねぎ、芋、バナナのみだが、他にスーパー等が一切ないため、重宝していた。
ただオープンが昼間限定だったのでマーケットで買い忘れてしまうと、私の三食のごはんは、次のマーケット開催を待つまで、キオスクに売っているスナック菓子になってしまうのだ。
WASSHAのランタンがあれば、きっと昼間だけでなく、夜まで露店商をやってくれていたはず。
小さな孤児院でこれだけのニーズを感じたのだからアフリカ全土を考えるとどれだけのニーズを満たせるのか計り知れないポテンシャルを持っている。


推しポイント②
創業者や社員の方々が魅力的。

コロナ禍前のある年、WASSHA事業内容のお話や社員の方とお話が出来るミートアップのイベントがあった。
タンザニアから帰国されているWASSHA代表取締役CEOの秋田さんのお姿やお話を日本で聞けることは超貴重なチャンスだと感じ、すぐに申し込んだ。大阪で仕事を必死に終わらせた後に新幹線へ飛び乗り東京大学へ向かった。
WASSHAはスワヒリ語で「火を灯す」と言う意味で、アフリカ発のスターアップだから、きっとCEOの秋田さんも社員の方々も超熱くてガツガツしていて饒舌なイメージを勝手にもっていた。
でも本物の秋田さんはとても落ち着いていて、考えられていることをポツリポツリとお話をされ、誰からも好かれそうな気の良いお兄さんタイプのお人柄で驚いてしまった。こういう方だからこそ、アフリカでも仲間やファンをどんどん増やしビジネスを急速拡大することが出来たのかもしれない。
イベント中の質疑応答タイムで、「WASSHAは何故南米やアジアには進出しないんですか」という質問が出た。
CEO秋田さんは、「ぼく、アフリカが好きなんですよね〜」と最初に呟いた一言のパワーワード感ったら。きっとアフリカ好き界隈が一瞬で秋田ファンになったはず。
働く社員の方々も、志が高いけれどまったくガツガツ感がなく、優しくお話を聞かせてくれ、現地のクラフトビールが好きで入社したと熱くお話される方もいて、皆が色んな側面からアフリカが好きだということを感じられて参加出来て本当に良かった。

アフリカ現地社員の方々とのチームビルディングの写真も楽しそう。↓

画像はwantedly HPよりお借りしました。


推しポイント③
Go Field」の現場写真が楽しい。

WASSHAのバリューの一つに「Go Field(現場へ行け)」があり、とにかく現場に行ってユーザーと向き合い、何を求めているか、自社のサービスをどう提供できるか、現場から答えを見つけることを徹底的にされているそうだ。
社員の方々は多分Go Fieldが大好き。Go Field中に投稿してくださるSNSの写真を時々拝見しているがとにかく楽しそう&美味しそう(現地のお食事)な雰囲気がめちゃくちゃ伝わってくる。

現地のお客さんと過ごしている時や料理の写真は眼福で見ていて私も楽しい気分になれるのだ。
2013年からサービスを展開しており今や提携キオスク数6000店超とのこと。
どれだけGo Fieldをし続けたらこの数字になるのだろうか想像出来ない。

↓Xに投稿されているGo Fieldネタが好きです。(すみません、拝借しました。)


https://x.com/cometatsu/status/1735226644514685272?t=b6woMPHYvHpN9ailUa-Flw&s=19


これからも推し会社として応援し続けます!

アイキャッチャーの写真は、下記HPからお借りしました。https://www.sustainablebrands.jp/sp/news/jp/detail/1195005_2135.html

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集