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2022年の終わりに思うこと

「心にばつの悪さが生じると耳が赤らむ。そこから「恥」という字が出来たと、白川静さんの『常用字解』にある。「聞く力」の人の耳は、ほんの一瞬でも赤く染まっただろうか。そうでなければ、悲しすぎる。」
(2022年12月24日付 朝日新聞 「天声人語」から。岸田政権が、原発を「最大限活用する」とした新方針に対して)

私がnoteを始めたのは、2021年4月。「愛の不時着」について書かれた俵万智さんの記事「はにかみと思いやりのずらし話法〜リ・ジョンヒョクの言葉「愛の不時着」ノート⑥」を読んだことがきっかけでした。


リ・ジョンヒョクのセリフ「今度は香りのするロウソクだ。合ってる?」をー「はにかみ」は自分を引く感情で、「思いやり」は相手に足す感情で、そこにユーモアを加えるー、こんなふうに分析できる感性、そして、それをこのように表現できる文章力。で、私も書いてみたくなりました。

誰かにウケる文ではなく、自分で感じたこと、思ったことを。少しでも俵万智さんに近づけたらいいなあとの思いを持って。

でも、たまに誰かがスキをしてくれたら、それはそれでうれしい(いや、すごくうれしい。承認欲求というものでしょうね😅)

でも投稿した後は、少なからず「心にばつの悪さを感じて(=恥)」おります。耳まで赤くなるほどではないですが...。厚顔ではありますが無恥ではないと思っています🥹

投稿し始めて1年8ヶ月あまりが過ぎた現在、ときめいた言葉に出会うたびに懲りもせず、思いを書き連ねています。きっと来年も書き続けることでしょう。ちっとも、素敵な文が書けないことに悔しさを感じながら・・・。

でも書き続けることが大事(根拠のない思い込み!)なのだと励ましながら。振り返って読み返した時、少しは違いが感じられるといいな。誰かがそう思わなくても、自分がそう思えればそれで満足。


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