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今日ときめいたこと113ー近所のスーパーマーケットが大変身した!

お買い物どうしてますか?私はもう長いこと「生協は組合員さんのお店」です。ちょっと他のスーパーと比べるとしょぼいけど、その理念を支持していて。

「生活協同組合(せいかつきょうどうくみあい、英語: consumers' co-operative[1][2]、略称:生協(せいきょう)、CO・OP(コープ))は、一般市民が集まって生活レベルの向上を目的に各種事業を行う協同組合である」(wikipedia から引用)

近所には大きなスーパーが二つあるのだがちょっと離れた生協まで行っている。ところが、昨年11月に二つのうちの一つのスーパーにリニューアルオープンしたという看板がかかっていた。野菜の「アキダイ」、肉の「ロピア」という文字が読めた。

「アキダイ」と言えば、ニュースを日に5回も6回も見る私にはお馴染みの安売りスーパーである。テレ朝もTBSもNHKだって、物価が上昇したと言っては決まってこの店を取材するからだ。

余談になるが日本のメディアが流す情報は極めて偏っていると感じている。物価上昇の取材と言えばテレビ各社揃って「アキダイ」の社長にインタビューする。NHKまでも同じニュースソースだとは、ちょっと笑える。政治問題と言えばどこのテレビ局も同じコメンテーターが出演する。ひどい時は、朝のモーニングショーで話していた人が、午後は他局で同じ話をしている。

コロナ流行時やウクライナ侵攻も毎回同じメンツでほぼ毎日出演していた。旅行の情報といったらこの人、経済状況のコメントはこの人。もう顔も名前もすっかりインプットされている。お客様の弁護士や元警察官も決まって同じ人。この方たち、日本人の好きないわゆる「専門家」と呼ばれる人々だ。

いつもお馴染みの人が登場する。どのチャンネルを見ても同じことが語られている。しかも同じ時間帯に同時に同じ内容のニュースを流す。チャンネルを切り変えても画面に映し出されるのは同じニュース。もう完全に我々は一つの方向に誘導されてしまっているといっていい。とても怖いことである。

日本人の意識の均質化に日本のメディアが大きく貢献していることは間違いない。我々はやすやすと信じこまされてしまっているのだ。「街の人に聞いてみました」も実は怪しい。大半が同じような意見だからだ。恐らく大勢インタビューした中で、テレビ局のシナリオに合う人の声だけを抽出しているのだろう。そう差し引いて解釈することにしている。

また、反対に先のジャニーズ問題などはテレビを始め他のメディアもそろって報道せず、我々視聴者に対して一切知らせることをしなかった。高市前総務大臣がテレビ局に対して不適切な言動をしてもどの社も反論しなかった。新聞で反論したのは是枝監督だけだった。

だからBBCやCNNやアルジャジーラのニュースを見ると世界の見方とずれていることに気づく。ジャニーズ問題はBBCが初めに報道したのだ。

閑話休題
その「アキダイ」の入ったスーパーに本日行ってみた。すごい物量の多さ。肉も魚もバターもソーセージも大量パックで売られている。バターなど3箱一括りにされて売られている。生協しか知らない私はひどく圧倒された。(世界には飢えた人々が大勢いる中でこの食料品の多さ😱)

こんなに大量の食料品売れ残ったらどうするんだろうとの思いがよぎる。特に生ものは?生協は痛手を受けているんだろうなと思いながら、イーオットと帰途に着いた。そう言えばTBSの腕章をした人がカメラを持って立っていたっけ。これも「アキダイ」つながりなのかな?

追記

新聞の名誉のために一つ明記しておこう。2024年2月1日付朝日新聞に自民党安倍派の「パーティ収入訂正4億円超」の記事が載った。

議員・元議員91人分の一覧表

この記事について2024年2月3日付同新聞の「天声人語」で、上記一覧表を作成して掲載した同僚記者の苦労を書いている。何せ、安倍派が発表したのはたった「紙ぺら1枚の報告書」だったそうだから。だからこの一覧表の意味を知ってほしいと。

天声人語の記事

やはりジャーナリズムというからには憲法のWatch Dogとしての役割を果たして欲しい。


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