今日ときめいた言葉ではなく出来事138ー「孫が来た」2024 (2) 草津温泉物語
2024年長女一家日本訪問のメインイベントは草津温泉2泊3日の旅行。東京から草津温泉はかなり不便な地域で直行バスで行っても4時間はかかる。問題は4時間のbus ride に子供達が耐えられるかだ。10歳の第一子は何とかいいとしても、8歳、6歳、4歳の他の子たちはかなり心配だ(彼らは非常にワイルドなのだ👎)
だが試練はその前にあった。新宿バスタ9：05発のバスに乗るためにはラッシュアワーをくぐり抜けねばならない。京王線にするか中央線にするか迷った末に京王線に乗ることに。
女性専用車ならちょっとはマシかなと先頭車両近くで待った。ドアが開いたけどあまり変わらない。「ここで頑張らないと」と気合を入れて第三子の手を引いて乗り込む。マミーと他の子供たちは諦めて次の車両に乗ったようだ。ドア近くの手すりにつかまるのがやっと。彼女が押しつぶされやしないか、気分が悪くなって「ゲボ」しないか気を揉んだ。“Are you OK?”を何度繰り返したことか。1人になると借りてきた猫のようにおとなしい。
車内のデジタル掲示板に「中央線人身事故で全線不通」のお知らせ。「おお〜、ツイテる。朝はノロいけど京王線にしてよかった」
新宿駅で顔を合わせた時、一同相当ショックを受けた様子だった。「これも貴重な日本体験だ」と婿が言った。末っ子を抱いていたが我慢できなくて手を離したけど彼女は下に落ちなかったと言って笑った。充分時間に余裕を持って出てきたのに、電車の遅れもあってバスの出発時刻10分前だった。
バスに乗り込むなり、ダディとマミーのスマホでアニメを見始めたらもう夢中で、誰も騒がなかった😮💨 その集中力、恐るべし! 何とまだ桜が咲いていたのにそんなものに目を向けることもない。子供には旅情など全く関係ない。だから近所の公園で遊ばせたほうがよっぽどいい。お財布にも親の精神状態にも。
宿のチェックイン時間にはまだ早いので荷物を置いて、湯畑見学に出発。これには一同「おお〜」と歓喜の雄叫び。
２日目は熱帯園。人手が足りていないのか園内は異様な臭い。我が娘は耐えられなくて外に深呼吸をしに😮💨。それでも動物に触れられるのがうれしい。
最後は「西の河原」(さいのかわら)公園と露天風呂。温泉はみんな大好き😘
こうして草津温泉の旅は無事終了した。ただ残念だったのは例の末っ子 ”I’m a boy” と言い張る子だから、ずっとダディと男湯だった。トイレだってダディと男性用トイレに入る。
それに地面で手足バタバタはしなくなった分、お口が達者になった。私など食事中の彼女のマナーが悪いことを指摘したら、
“Amachan, you are rude！ “ (Amachan、失礼だよ)
と逆襲された。怒ったつもりが怒られた😓
