ヨシタケシンスケの絵本ー忘れていたあの頃の自分を思い出すための絵本だ、と思う!
なんだろう、この不思議なというか、懐かしいというか、すごく納得してしまう感覚。ホッとため息を出したあとのような気分。何故か心が穏やかになった。
「おしっこちょっぴりもれたろう」に出てくるエピソードは、全て思い当たることばかりだ。「シャツのタグがチクチクして嫌だったこと」「上着を着たら下着の袖がくちゃくちゃに持ち上がってしまったこと」「歯にほうれん草が引っかかって取れなかったこと」そして何より「鼻くそがピロピロと奥に引っかかってでてこなかったこと」などなど。こんな些細な、でも