ロスの人が泣くことに確認を求めてしまう理由
泣いてもいいんですよね…?
そう聞かれることがよくあります。
その度に
どれだけ泣くことを躊躇い
どれだけ泣くことに
制限をかけているんだろうと
胸がきゅっとします。
どうしてそこまでロスの人は
泣くことに抵抗があるんでしょう?
それは、、、
亡くなった人が悲しむからです。
いつまでも泣いていたら
亡くなった人が悲しむよ。
いつまでも泣いていたら
亡くなった人が成仏出来ないよ。
そんな言葉を
嫌というほど浴びせられて
泣いてはいけないんだと
思い込んでしまった。
亡くなってまで
悲しい思いをさせたくない。
辛い思いをさせたくない。
そんな
愛しているからこその思いが
泣くことを拒んでしまうんです。
泣くことに
自分の感情に素直でいることに
誰の許可もいらないのに…。
それでも
泣くことに抵抗があるなら
こんな風に考えてみてはどうでしょう?
目の前に大きな器があります。
その器には
愛する人を失ったことで流す
一生分の涙と
悲しみを乗り越えた先の笑顔が
入っています。
たくさんの涙を流し
その涙が器から溢れ出ると
その分笑顔は増えます。
逆に今泣くことを躊躇い
流すはずの涙をせき止めてしまうと
いつまで経っても笑顔は増えません。
泣かないように泣かないように
頑張れば頑張るほど笑顔は増えず
泣きたい気持ちそのままに
泣きたいだけ涙を流すと
その分笑顔は増えます。
目の前にある器に
涙と笑顔のどちらを溜めたいですか?
亡くなった人を悲しませたくなくて
頑張って
泣かないでいる場合ではないんです。
亡くなった人を悲しませたくなくて
頑張って
笑顔でいようとしている場合ではないんです。
泣いて泣いて
思う存分泣くからこそ
その隙間に笑顔が入り込んで来る。
泣いてもいいんですよね…?
そんな風に確認してしまうときは
ココロが
泣きたいよと訴えているときです。
好きなだけ泣いて
器を笑顔でいっぱいにしてください。
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