夏至とポラリス★1雫目★自分のためにゆっくりする★

『私』とは
肉体的にはいつも一緒にいるけど
どれだけ自分と対話できていただろうか

家族のために作る時間
誰かを想って作る食事

友人の投稿に喜び
お祝いを贈り合い

夜空を見上げ
眠りにつく

充実している

日常の一つ一つに
幸せだと思う

それなのに
少しずつ少しずつ弱っていく

自分が見えなくなっていくような気がする

私ってどんなだったっけ

家の運気は
女性のエネルギー量と質が大事だ
と

そう思うほど
足が砂に埋まっていくように
重くなっていく


献立を考えられない
毎日のように繰り返される
同じ質問に答えられない

夏至まであと数日という時期
SNSでは
あちこちで【断捨離】が起きている

これとは別に1つ2つ
心の琴線に触れる言葉を残して
すべてが私をすり抜けてゆく

昼間の睡眠も長くなり
カラフルだった夢すらも見なくなった頃

私は
サナギのように
動かなくなった

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久しぶりの闇は
私に様々な事を教え、
思い出させてくれた


誘導瞑想に身を委ね
半覚醒の中で

久しぶりに
美しい銀河の渦をみた

『あぁ、そうだった。私の好きな、天の川銀河の星々』

星々のすべてが
兄弟姉妹
各々の光を放ちながら
銀河である

沢山の愛
光と闇の美しいコントラスト

なぜ
私はあんなにも
建築の構造計算に没入していたのか

なぜ
私はあんなにも
世界各国で発表しながら
人工衛星の研究に没頭していたのか

なぜ
私はこんなにも
文字で綴ろうという想いが
繰り返しこみ上げるのか

この、地球という惑星で
人間が安全に暮らしてほしい

闇を脱し、光の中で癒され
本来ある愛と喜びに調和した笑顔が浮かぶ

そのために
私は生きている
この地球にいる

人としての寿命は
宇宙レベルではとても短い

生きているうちに
どれだけ光を灯せるか

魂の片割れである夫と出会った今
私はふたたび私に還り
本来業務にダイブする


数式、論文、文筆、
音楽、祈り、哲学


バラバラだったピースが
天の川銀河を眺める中で統合されていった

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ここまでお読みいただきありがとうございます♪

夏至の前後数日の間に
私が経験した事を
綴ろうと思ったとき

ふと
スマホから夜空を覗いたら
ポラリスが浮かんできました

ポラリスは
天の北極に位置する恒星で
今世紀から前後数世紀の間は
『北極星』とも言われているようです

そう思うと
人生って航海のようです

ひょっとすると
私がふたたび目覚めるまで
迷わないように
ポラリスが導いてくれたのかもしれません^^


宇宙や銀河からやってくる波長を
ひと雫として

お読みいただけるように
書き綴ってお届けしたい

そんな思いから
【夏至とポラリス】が生まれました


1雫目は
★自分のためにゆっくりする★

日々の生活の中で
このひと雫が癒しとなり
光を呼び集めますように^^

おかげで私はすっかり元気を取り戻し
サナギからの
トランスフォーメーションも完了したようです

しっかり羽を乾かして
地中海へと飛び立ちます

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