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周りのことばかり気になったっていいじゃない

他の人の感情が気になってしょうがない。スルーすればいいような些細な反応さえ気になり、真面目に受け止めてしまう。

人と話したあと、さっきの言い方でちゃんと理解してもらえたかな、あの言い方は失礼じゃなかったかな、と一人で脳内反省会をするのはいつものこと。

メールを送るときも些細な言い回しが気になってしまい、何度も文章を読み返し、納得いくまで直してから送信する。

我ながら気にしすぎ、ストレスが多い思考回路だと思います。


自分の気持ちを大事にする努力をしてきた

人の反応を気にしすぎる自覚があるからこそ、「人の顔色ばかり伺わず、自分の気持ちを大事にしよう!」という考え方は心惹かれます。

これまで、もっと自分の気持ちを大事にできるよう、意識的に自分の思考を軌道修正してきました。

「周りの人はそんなに自分のことを見てないよ」「相手が不快に思ってるかもって考えは自分の勝手な想像にすぎないかもしれないよ」と繰り返し自分に言い聞かせました。

以前はランチでどの店に入るか、何を食べるか決めるときでさえ、他の人の気持ちが気になって自分の希望を言えなかったんです。

けど今は、自分だけでコントロールできることは、人の目を気にせず決められるようになりました。

食べたいものを食べ、着たいものを着て、やりたい趣味をやる。それが心置きなくできることは、私にとっては大きな進歩。


それでも、他の人のことを考えずにはいられない

自分の意志だけで決められることは好きなようにやればいいけれど、相手があることだと自分の気持ちばかりを通すわけにはいかない。

相手の気持ちや望んでいることを、自然と想像して、それに応えようとする自分がいます。

自分が辛くない程度に考え方を変えることはできても、相手の気持ちを察したり想像したりすること自体はやめられない。

私にとっては、息をするのと同じくらい当たり前に、相手の感情や反応が自分の中に入ってくるのです。

良くも悪くも、相手の気持ちを脇に置いて自分を通すのに耐えられる強心臓は持ち合わせていません。

もし自分を通したとしても、そのことに対して後悔して、自分一人で傷つくのが目に見えている。

自分が辛くならない範囲で相手に真摯に向き合うのが、私にとってはいちばん心地よい状態なのです。


個性を長所ととらえ、それを生かしていく

他の人のことばかり考えすぎて自分をないがしろにしてしまい、苦しい思いをしているのなら、いい意味で自分本位になれるよう考え方を変えてみると楽になれると思います。

でも、相手のことを考えずにはいられないというのは、思いやりがある、気配りができるという長所でもあります。

「丁寧な回答ありがとう」とか「配慮がある言い方だった」と言われるとやっぱり嬉しい。

相手のことを考えずにいられないなら、そのことを無理に変えなくていいのではと最近思うようになりました。


個性を長所としてうまく生かす方法を考えることで、自分らしさをキープしながら、周りの人たちにも貢献できることができるはず。

どうやったら長所としてうまく生かせるか、はっきりした答えはまだありません。

たぶん、自分の個性がプラスに働くような環境を整えたり、個性がマイナスに働いてしまう時にセルフケアしていくことがポイントなんだろうなと。

これから自分なりの答えを探してみて、同じような悩み・思いを持っている人にも役立てられるような何かがしたいと思っています。

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