みんなで遠足②〜Paoloの幼馴染〜
1000年以上の歴史を持つ森の中の修道院「カマルドリの聖なる庵」を拝観した後は、Paoloの幼馴染が営む農場へ移動
農場ではチーズやハム類を手作りしており、Agrirturismo(アグリトゥリズモ/アグリツーリズム)もやっているので、そこで昼食をとることになっていた
農場へ向かう途中、Paoloのおばさんが住んでいるので「挨拶だけしていこう」と突撃訪問
そりゃ驚くよね(笑
突然だったのに昼時だったのと久しぶりだったこともあり、「中へどうぞ」と仕切りに誘っていたが、ランチは農場でとることになっているので挨拶だけで退散
ほんの少しでも「顔を見ていこう」と立ち寄るPaoloの優しさよ
☆え?これがあのアルノ川?
さらに途中でお土産にジェラートを買って行こう!ということでお店に立ち寄った
その近くに「CAPODARNO(アルノの始まり)」という看板がある川があった
本当の始まりはもっと山の上の方だが、そこから流れている川なのかな
少し川下へ降りていく
フィレンツェ中心で見るアルノ川はいつもコーヒー牛乳のような濁った水だが
同じ川とは思えない
流石に上流へ行けば水は綺麗なんだな
Paoloが幼い頃はここで泳いだのだとか
☆Agriturismo Il Ristro di Cervoli(アグリトゥリズモ・イル・リストロ・ディ・チェルヴォリ/アグリツーリズム)
ジェラートもゲットして時間は13時前、流石にお腹が空いてきたところでようやく農場に到着
高台にある農場なので見晴らしがとてもいい
農場のワンコもまったり寛いでいる
ここでは家畜の繁殖やチーズ・食肉・加工肉の製造と販売をしている
アグリツーリズムなので食事の提供もしている(農業の繁忙期とかは対応できないこともあるような話していたかな)
◆絶景と美味しい料理
ランチは見晴らしの良いテラスで
大きなテーブルはすでにセッティングがされていた
まずはプロセッコで乾杯!
喉が乾いていたので一気飲み(笑
そして手料理の前菜をいただく
どれも美味しかったけど、私はお米を使ったの(写真1番上)が特に好きだな
3種類それぞれ穀物と野菜を使っててヘルシーだった
こちらはズッキーニ、これから出てくるお肉の付け合わせ
お待ちかね!のお肉!!!
9人分とはいえ、このボリュームよ
それぞれの部位ごとに旨みも食感も異なっているので、前菜でお腹が膨れていても全種類制覇したい!(笑
中でもフィノッキオの種の入ったサルシッチャ(ソーセージ)はおかわりするほどに絶品だった
Novellaたちといて、常に美味しいものばかり食べさせてもらっているので帰国後の食事がしょぼく感じるだろうな・・・・(笑
食後は自家製チーズケーキと持参したジェラートをいただく
このチーズケーキを1人で1ホール食べたいほど、Paoloの大好物なんだそう(笑
確かに美味しかった 甘すぎないし素材が自分たちの農場のものを使ってるから新鮮なんだろうな〜
持参したジェラートは小さなコーンカップが添えられて出てきた
なんと可愛らしい
小さなコーンが可愛いのでPaoloの幼馴染Stefanoと記念撮影
食後酒はカマルドリ修道院の「LAURUS48」という薬草の抽出物から作られるリキュールをいただいた(養命酒的な??)
これぞ「至福の食卓」というランチを堪能したひとときだった
驚いたのは農場にいるワンコ(7〜8匹いるそう)たちは、全然「くれくれ」してこなかった テーブルの下で大人しくしていた
◆農場を散策
食後は農場内を散策させてもらう
建物がさ、もうそれだけで絵になるのよ
加工肉を作る工房やチーズを作る工房が敷地内にあり
その周囲は家畜が自由に歩き回っている この青っぽい鳥はホロホロ鳥
少し上がると今度は牛たちが草を食んでいる
のんびりとした風景に癒される
さらに進むと大きな畜舎があり、子山羊たちが集められている一角が
メェメェと鳴き声が賑やか〜、指を差し出すと吸い付いてくる
畜舎を抜けた先には
さらにたくさんの山羊!
電流の流れるロープを跨いで中へ入ると見事に逃げられた(笑
このほかにウサギや鶏がいて動物園さながらだった(食べられてしまうのが動物園と違うが)
最後は牛に見送られて農場を後にする
Paoloが幼い頃は挨拶に行ったおばさんが住んでる地域に住んでいたので、夏の間、この農場に預けられてStefanoと過ごしたのだとか
だからStefanoはPaoloにとって単なる幼馴染というより「兄弟」なんだよと
イタリア人って家族や友達を本当に大事にするなぁ、とほっこりもしたのだった
繁忙期で忙しいStefanoたちとお別れした後は、道中何度も遠くから見たこの場所へ
→→次回へ続く