【本】 指輪 100回は繰り返し読んだ
中学時代はいじめられてバイキン扱いだったので、思い返してもどうだったのか断片的にしか記憶がなかったです。高校に入ると、欲しい本をシリーズでどんと入れてくれる司書さんがいて、念願の指輪物語を好きなだけ借りて読めるようになりました。しかも貸し出し冊数制限の中で「シリーズ全巻で1冊にカウントしていい」というルールの素敵な司書さんでした。
高校では、私の出身中学とは違う中学から来た人と知り合えたので、今でも付き合いのある友達複数と出会い、ママチャリに懐かしの学生カバンと、常に3冊くらい同時に読み進めていた本をどさっと積んで10㎞の山道をガンガン通いました。毎日楽しかったです。
指輪物語の素晴らしさは、オックスフォードの言語学者である作者がひとつの壮大な世界を詳細に作り上げているところです。この世界の創成期については、「シルマリルリオン」という神話をまとめあげた作品が出版されているほどです。
大学時代は古本屋で買った昔の装丁の指輪物語を持っていました。そのあと就職してから新装版が出たので、今までの黒っぽい装丁から白くて品のある装丁に変わったシリーズを買いました。より原作に近づくように登場人物の名前うや場所の名前などのカタカナ表記に変更がありました。
何度も引っ越して、何度か買いなおして、忙しくてあまり読まなくなっても、指輪物語は不動の位置を占めていました。
家庭内に英語が当たり前になって何年か経ち、ナルニアを読めるようになった時に指輪物語がほしいと思いましたが、あの長い話を英語で読めるようになるとは感慨深すぎて買えなかったです。が、友達の後押しもあって先日とうとう購入しました。
紀伊国屋にボックスがあったので購入しました。高校の時に読んでいたものと同じ表紙でした。感慨深いです。日本語は新装版で、イラストもおしゃれな雰囲気になっています。
これが手元にあることをじっくり楽しもうと思います。
あ、忘れてた。表紙が素敵すぎてちょっと忘れていましたが、指輪物語でスバラシイのは、サムという主人公のサポート役です。実はサムが主人公なんじゃないかと思うほど、彼のひとことひとことが心に残ります。ほんまにスバラシイです。
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風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。