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短歌1

今週ぼんやりと作った短歌を投稿しようと思います。
特に各首に補足はつけません。完全に自己満足の創作ですが、どこか風景が目に浮かんでもらえると嬉しいです。

夕涼み地平にとごる橙に手を伸ばして混ぜて天上らせる

蒼天にぽっかり空いた穴のように三羽のカラスが何処か飛び行く

薄墨にぽわりと浮かぶ街灯の心染み入る白のやさしさ

文字に起こしている時に気づいたのですが、「とごる」って方言なんですね。
自分は、「片栗粉がとごってる」とかの文例で、沈殿しているという意味で使っていました。

方言混じりも自分の味かなということであえて変えてはいません。
短歌にコメントは付けないと言いつつ、1首目を思った時の写真だけ貼っておきます。
この時期の夕暮れは個人的にとても気持ちのいい時間帯で、なんとなく日が暮れてほしくないなと思うことが多いです。
日が落ちるのが早くなっているのもあるんでしょうね。

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