ザ セル 【The Cell】
こんばんは、amiuです。
GW、ゆっくりできた日もあったんですがなんだかんだイベントがあったりで疲れました…。
なのでamiuのお気に入り映画第4弾は、手持ちのDVDの中からほっこり癒される系のものにしよう!と思ったんですがぱっと見、ありませんでした…。
アクションと猟奇的なもの多めでした。
ちなみに第1弾で紹介した『ドラゴンタトゥーの女』はショッキングなシーンがあるため、我が家では他の家族がいるときは視聴禁止、18禁扱いになっています。
今回紹介するのも視聴禁止シリーズ『ザ セル』です。
※今回の記事にラストのネタバレはありませんが、ストーリーの特性上、なるべく気をつけてはいますが残虐なシーンの描写があります。苦手なかたはお気をつけください。また、作品紹介用の画像も念のため【閲覧注意】です。
ザ セル / The Cell
▲私が持っているDVD。年季が入ってます。
公開 : 2000年
監督 : ターセム・シン
主演 : ジェニファー・ロペス
上映時間 : 107分
特別衣装 : 石岡瑛子
この映画を観たきっかけ
ほかの映画をレンタルしたときに入っていた、予告編の「映像の色彩や世界観」と話題になった「生きたまま馬が輪切りになるシーン」を見てなんでこんなことに?!と気になって観ました(↑の写真)。
今ではその予告編はネットで探しても見かけないです(映画のストーリーネタバレを流しているYouTubeチャンネルにはあるみたいですが…)。
私が持っているDVDには、特典として日本版予告編も収録されています。
ザ セルの世界観と、物語のはじまり
主人公の心理学者キャサリン(ジェニファー・ロペス)は、脳に障害を持つ子どもの精神世界に入り込むという最先端の治療を行っています。
作品内で詳しい説明はされませんが、写真のようなボディースーツを着て体内に薬物を注入し、特殊な装置を使うことによって他者間での精神世界を行き来できるようです。
一方で、世間では若い女性ばかり狙った残虐な連続殺人が起きていました。
殺害の手口はいつも、女性を誘拐してどこかに数日間監禁し、溺死をさせたあとに全身を漂白して遺棄する、というもの。
新たな誘拐事件が発生し、FBIの捜査官ノヴァック(ヴィンス・ヴォーン)は以前の事件のわずかな手がかりから犯人のスターガー(ヴィンセント・ドノフリオ)の居所を突き止め身柄を確保しますが、スターガーは重度の精神障害(脳の障害?)を患っていたため、目覚める保障のない昏睡状態になっていました。
誘拐されてどこかに監禁されている女性のタイムリミットがせまるなか、捜査官ノヴァックはキャサリンのしている治療法を知り、協力を要請。
女性の居場所を聞き出すために、キャサリンは異常な精神世界を持つスターガーの潜在意識に入ることになります。
異常なスターガーの精神世界
▲有名なシーン。『セル』に閉じ込められたキャサリン。
とにかく、スターガーの精神世界が不気味で異常すぎて圧倒されます。
スターガーの精神世界ではスターガーが王であり、今まで殺した女性たちはコレクションのように飾られています。
なにが起きるのかわからない恐怖をキャサリンといっしょに観ているこちら側も体験します。
▲王であるスターガー。すごいのは背中についている布が壁につながっているところ。
▲異常な世界に恐怖し、おびえるキャサリン。
しかし、キャサリンはスターガーの精神世界のなかで王であるスターガーとは別に、子ども時代のスターガーにも出会います。
▲子どもスターガー。キャサリンを助けてくれたりする、めちゃくちゃいい子。
捜査官のノヴァックは誘拐された女性を助けるために、
キャサリンは子ども時代のスターガーを助けるために行動するようになります。
石岡瑛子の衣装が見どころ!
この映画はターセム監督の独特の映像世界はもちろん見ごたえがありますし、ストーリーの展開も楽しめるのですが、石岡瑛子の手がけた衣装が圧巻です。この作品で衣装デザイン賞も受賞しています。
▲私の好きな謎の顔面アクセサリー(なんて呼べばいいかわからない)。
▲王スターガーの衣装。異常性がすごい。
▲王スターガーの衣装2。こわすぎます。
▲最初のほうに載せたこちらのボディースーツも石岡瑛子デザイン。
運良く、東京都現代美術館で行われた石岡瑛子展で実際に『ザ セル』で使われた衣装などを見ることができたのですがどれもため息がでるほど素晴らしかったです…。
気になったかたはぜひ鑑賞してみてくださいね
最後に公開前のチラシ?があったので載せておきます。
猟奇的な映画に耐性のあるかたにはおすすめです!(私は実はそんなに耐性ありません…)