【詩】はてなマークの方程式
頭に浮かんだ疑問符
曖昧なままにしたくなくて
0点の解答用紙の端っこに書き留めた
バランスの悪い文字の形
ぐにゃりと曲がった線
それでも
投げ出したくなかった
謎を謎のままにすること
なんだか
背中合わせで
大切な何かから 逃げているようで
嫌だった
Xの値を式に代入するのか
Yの値を2倍するのか
最適解を導き出すことは
闇夜の星屑を数える程 難題だった
それでも
信じ 進むことをやめない
いつか この過程式も ゴールに導いてくれるから
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