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休職期間で考え直したMyミッション

こんにちは。あみぽです。
今回も記事を開いていただきありがとうございます。

新卒2年目で精神疾患を患い休職した私は、自分のやりたいことがわからなくなってしまいました。そこで少し回復してきた頃、Myミッションをアップデートを行いました。たくさん考え、まとめることができたので紹介します。

この記事ではMyミッションと共に、その元となった原体験も紹介しています。

「Myミッション」とは?

私が初めてこの言葉を知ったのは新卒で入った会社の研修で、Myミッションを考えるというワークショップを受けた時でした。

そもそもミッションという言葉について説明します。多くの企業で経営理念としてミッションを掲げているのをよく見ると思います。ミッションとは、使命、目的という意味です。

経営ではその組織や個人が社会において果たすべき使命や任務のことをいいます。「自分たちは社会でどのような存在であり、誰に価値を提供する役割を担うのか」といった視点に立つこともできるのです。
(出典)https://www.kaonavi.jp/dictionary/mission/

「ミッション」に加えて「ビジョン」「バリュー」(3つを略して「MVV」と呼ぶことがあります)を聞いたことがあるかもしれません。これは経営理念を構成する3つの要素です。

ミッション:「組織が果たすべき使命」「社会に対してどう貢献するか」
ビジョン:「実現を目指す」「理想とする姿の追求」
バリュー:「組織が共通して持つ価値観」
(出典)https://www.kaonavi.jp/dictionary/mission/

多くの企業では、MVVの中から1つ以上を明文化し「経営理念(または企業理念)」として掲げているのです。組織の方向性を表すもので、チームが空中分解しないようまとめるための役割も果たしているといえます。

例えば、桃太郎の場合、途中仲間を引き連れて鬼退治にいきますが、桃太郎のMVVは以下のようになると考えられます。

ミッション:村のみんなの楽しい暮らしを守ること
ビジョン:鬼を退治で不安をなくし、村人に安心感をもたせたい
バリュー:仲間を大事にする、チームプレーを大切にする

そして、これを自分で置き換えたのがMyミッション、またMyビジョン、Myバリューです。自分は社会でどのような存在であり、誰に価値を提供する役割を担うのでしょうか?

私は休職することで社会から離れ、自分の社会での存在を考え直す機会となりました。研修で考えたMyミッションは働いている間も自分らしく、しっくりくるように変化していましたが、休職した今、改めて過去の体験を振り返りアップデートしていきます。「働くとは社会とどう関わっていくか」という意味であると私は思います。

あみぽのMyミッションにつながる3つの原体験

1)勉強のモチベーションを妨げられた経験

中学生の頃の話です。私は文房具が大好きで、よくいろんなペンを買っては使い心地を試し、これだ!と思う自分にあったペンを持っていました。ある日そのペンを使って勉強してたのに、だんだんペンを持っていた手が痛くなってきたのです。そして痛くて痛くて、勉強が続けられなくなりました。

私はとても怒りを感じました。「なんで道具によって自分のモチベーションを妨げられなきゃいけないんだ!」と。そして中学生ながら「永遠に書いても疲れないペンを作るんだ!」と決め、将来の夢がデザイナーになりました。

いざ就職活動をする大学生ときにはこの時の体験を思い出して、「働く人や学ぶ人のためのものづくりによって、その人たちが変な煩わしさを感じずにやりたいことに向かえるようしたい!」と思って、働く人や学ぶ人のためのものづくりができる就職先を選びました。

2)自分の作ったもので人の気持ちを変えた経験

高校では服飾部に所属し、ファッションショーを行っていました。校内のお友達にお願いし、私の作った衣装を着せてランウェイを歩いてもらうというもので、お友達にとってはスポットライトを浴びてみんなに見られ、とても緊張のする場であったと思います。しかし、ショーの前、そのお友達に衝撃的なことを言われました。「あみぽの作った服を着ると自分に自信が持てるんだよね。」

私は自分の作りたいものを作って着せてるだけなのに、「それによって気持ちが変わって堂々と胸を張って歩けるようになるんだ!」と驚きました。そのお友達の気持ちも、嬉しかったし、何よりそのお友達が歩いてるときは、確かにとてもかがやいて見えました。

このことは私にとってずっと心に残っている出来事で、「私のものづくりで人の気持ちに影響を与え、かがやく人を増やしたい!」と思うようになりました。

当時のファンションショーの写真。素敵な言葉をくれたお友達です。

3)価値観の多様性に触れて自分の考えを認められた経験

私は幼い頃、周りに大人が少ない環境で育ちました。小学校低学年から父子家庭で、父の影響を強く受けていました。そのため、父が全て正しく、それ以外は間違いと、とても狭い価値観を持ってしまいました。学生の頃は人とお付き合いするたびに、価値観の違いを認められず、大喧嘩していました。でもそれを繰り返すうちに、だんだん価値観の多様性がわかってきたのです。その考えもあって、こんな考えもある。どっちが正しいとかじゃないということを学びました。

そしたら、父ちゃんも正しいけど、私の考えや気持ちも間違っていないんだと気づき、とても嬉しくなりました。今まで自分で否定してしまっていた、父ちゃんと違う、自分の考えや気持ちを解放してあげることができました。そして、とても楽になったのです。

私はこの経験から、「もっと小さいうちから多くの大人と出会い、多くの価値観に触れることで、その子の可能性が広がるのではないか!」と思い、そんな環境を作っていきたいと思うようになりました。

※過去の恋人たちには申し訳ないと思いつつ、感謝しております🙇‍♀️

あみぽのMyミッション

以上の経験からあみぽのMyミッションは "人がかがやくお手伝いをする" です。

私の言う「かがやく」とは、その人が健やかで心地よい状態にあることを言います。自分の思ったこと感じたことを大切にできて、自分のやりたいことをやれている状態で、ひとりひとりがそうであり、さらにみんなにそうなることがMyビジョンです。これは3つの原体験全てから来ていると思います。

そして、そのために「お手伝いをする」というのは2つ視点があります。

1.「づらい」の解消
私の1つ目の原体験にもあるように、何かやりづらさがあり、もんもんとしている状態は健やかで心地よいとは言えない、つまり私のいう「かがやいてる」状態ではないと思います。他にも人それぞれ、やりづらい、働きづらい、学びづらい、生きづらいなどなど、いろんな「づらさ」があります。その人の「づらい」を解消するお手伝いをして健やかで心地よい状態を作っていきたいです。

2.「ぴかぴか」の循環
原体験の3つ目より、人と出会い、多くの価値観に触れることは、その人の可能性を広げ、やりたいことに繋がっていくと思います。またひとりひとりがかがやき、みんながそうあるためには大人からこどもへぴかぴかを循環させる必要があると考えました。そのため、こどもがぴかぴか生きている大人とたくさん出会い、考えや思いを知る環境を作ることでぴかぴかの循環を行っていきたいです。

最後に

以上あみぽのMyミッションでした。
私はこのミッションを掲げて復職します。

ミッションに完成はなく、また日々生活している中でも、徐々に変わったり、時には印象的な体験によって、大きく変わることもあるでしょう。それは良いことで、その時、そのタイミングの自分にしっくりくることが大切であると私は思います。

あくまでMyミッションは自己理解のひとつです。働いている時や、転職活動をするときなど、振り返る軸となり、とても役に立ちます。

よかったみなさんも一緒にMyミッションを考えてみませんか?

もし考えてみたいという方は、過去の体験から振り返るといいと思います。考えることは一人でもできますが、人と話したり、ワークショップなどのプロセスによって答えが出てくることもあります。コーチングを受けるという手段もあります。相性があるので自分なりのやり方でMyミッションを言葉にしてみてください!

自分と向き合うのは難しいですが、とても楽しいことだと私は思います。

相変わらず拙い文章ですが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

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