わたしがわたしを労わる
昨日テレビで耳にしたイタリア人の、心を込める、というフレーズが気に入って、今日のパート仕事のテーマは心を込める、とした。同じことの繰り返しが嫌いなので、テーマを決めていくことがある。場所も人間も仕事も変わらないが、見える景色が違ってくる。心を込めようと意識して動くだけでなんだか楽しい、周りも楽しい、主体的なことはなんでも楽しい、そうやって遊んでる。パートから帰ってくると、今度は家の会社の仕事。夫と電話でやりとりしながらパソコンとにらめっこして、FAX送ったり。事務。ジム仕事。いうてるまに息子がスイミング送迎してほしいと言うので送り、待ってる間にやっと本日座ってゆっくりできる、そうだ寝よう、とウトウトしかけたらママ友に話しかけられ、なんだかんだおしゃべりしてたら息子が出てきて、家路を急ぐ。車の中で近所の純喫茶最近行けてないからまた行こうね、と約束する。帰宅して、晩飯づくり、の前に腹が減りすぎて昨日の餃子の余ったやつをつまみながら、ビールで自分を労わる。今日もわたしはよくがんばった、たくさん働いたし、たくさん笑ったから、こうやって美味いビールが呑めるわけなのだ、わたしがわたしを労わらなければ誰が労わるのか。世の中の主婦たちのほとんどが当たり前のように家事育児をしすぎている。誰かから労わってほしいわけじゃない、自分が自分に労わってほしいのだ。なんてことを考えながらネギ塩豚焼きをつくる、レモン風味、わたしの料理に対しては基本お通夜みたいな表情の息子が、やった!ネギ塩!うまそう!と嬉々とする。もうなんでもいいよ。録画した水ダウ観て息子と大笑いした。よく働き、よく食べ、よく笑い、今日も充実した日をありがとう。
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