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そろそろ京都について書こうと思います。
京都、私が愛した街。
7年間、思い返せば長い時間だ。これだけ住めば、京都のいろいろなことを知っている。だから書こうと思う。私なりに。
2013年春、大学入学とともにこの地に踏み入れた。なぜ京都の大学だったか、明確な理由はわからない。でも幼少期から誰に言われることもなく、この大学に入学するんだという意識があった。どんな大学であるかも知らなかったのに。
2020年春、私は長崎県諫早市に移り住んだ。京都を離れたいわけではなかったが、与えられた仕事があるのだから遂行しなければならない。そういう運命だったのだ。
不定期ですが一番やりたかった連載を始めます。これがnoteを始めた理由でもあるから、そしてnoteを始めて1年経ったから。
私について。
まずは私のことというよりは私と京都について書き記しておきたい。
前述の通り、大学入学とともに九州の田舎から京都に移り住んだ。学生時代は良くも悪くも京都の学生文化に触れる。モラトリアムの延長も検討したが結局大学を卒業、その後大学院に進学。在学中に観光業でアルバイトを始め、いつの間にか京都の文化、歴史の沼に嵌る。気がついたら大学院は休学、仕事に精を出した。京都検定は2級止まり、1級に合格される方々のことは本当に尊敬する。3年間アルバイトとして働いたが、そろそろちゃんと自分の理系としての経歴を生かそうと現在の会社に就職。以下は前述の通りである。ちなみに大学院はやめた。合言葉は、にゃーん。
京都の好きな場所について。
最初だし自己紹介程度に好きな場所を紹介したい。恐らく今後も何度も登場する場所だと思う。
・下鴨神社
雄大な糺の森、その先には大きな赤鳥居。様々な目的で様々な人が集まるこの場所は京都でも常時賑わいを見せる観光スポットとも言える。夜、楼門が閉まって人がいなくなってから、本殿外の相生社で良い出会いがあるように願い、そして感謝をしてきた。今でも京都に訪れれば必ず立ち寄る場所、結局ここにいる時が一番落ち着く。そして背筋が伸びる。
・府立植物園
鴨川のすぐお隣、北大路通から北山通まで続く広大な敷地は日本で最初の公立植物園。四季折々の色、木々や花々に群がる鳥や虫たち、広場ではしゃぐ子ども達、結婚式の前撮りを行うカップル、そしてそれを缶コーヒーを飲みながら眺める私がいた。北山通側の入り口にある店のピザは美味しい。よく教習所に行った帰りに食べて植物園でまったりしたものだ。
・高野川の桜
昔住んでいた家から徒歩3分。私が一番好きな桜である。桜の時期でもそこまで混雑はせず、ゆっくりと幸せな時間を過ごせる。道路向かいのローソンで缶チューハイとLチキを買って、桜を眺めながら夜を過ごすのが風流だった。色々な思い出が詰まったこの場所。春の桜色も夏の緑も秋の紅も冬の白も全てが美しく、今でも私が大好きな場所。
終わりに。
長く人々に愛され、独自に文化の発展を遂げる街。よそ者には厳しく、でもその壁を乗り越えると優しい人たち。歴史も文化も何もかも多くの人たちに愛される。知れば知るほど街が持つプライドなんてちゃっちいものに感じて可愛らしい、そんな街。そんな街だからこそ、よそ者らしくよそ者の視点でこの街を紹介していきたい、そんな所存です。
あなたの好きな京都に出会えますように。
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