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光合成を邪魔するおっちょこちょいな酵素とは?
植物が光を利用して二酸化炭素・水から酸素・糖を生み出す過程を光合成と言います。
学生時代に勉強しましたよね。
温暖化が謳われている昨今では、植物に光合成を積極的に行なって欲しいですよね。
しかし、植物には光合成を邪魔する酵素がいます。
どんな酵素?
ルビスコ(Rubisco)という酵素です。
ルビスコは、光合成反応で、空気中の二酸化炭素を捕まえるという重要な役割を担っています。
なぜ邪魔するの?
ルビスコはおっちょこちょいな酵素です。
実は、ルビスコは光合成で使う二酸化炭素だけでなく、間違えて酸素を捕まえてしまうのです。
酸素では光合成反応が進まないため、植物は光合成をすることが出来なくなります。
ルビスコが酸素を捕らえて時間を浪費するため、世界全体の光合成効率を約3分の1も低下させているそうです。