ぐらしあすの「心因性うつ病のメカニズム(仮説)」
この記事は、あくまでぐらしあすの体験に基づくものである。
うつ病には心因性と内因性がある。
ぐらしあすは、自身が心因性だと考えている。
ストレス脆弱性モデルにあるように、同じストレスを受けても、それをため込んでしまうか否かは個人差がある。
ぐらしあすの場合ため込むというか、マイナスの反応を示しやすい。
というのも、あるイベントがあると、過去の経験からそのイベントに対する反応を生み出す特性(性格ではない)がほとんど変化していない。
もし、ぐらしあすの脳内神経伝達物質である、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどが不足しているのならば、今の薬の処方である程度うつの症状が軽くなるはずである。
今のぐらしあすの処方はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と気分安定薬のミリ数は、1日量のMAXである。
それで効果をあまり感じないということは、もともと「神経伝達物質が、薬を飲んでも再取り込みされやすいか(心因性によるある意味脳の癖のようなもの」或は「正常であるか」であると思う。
ということは、幼少期から続く、イベントに対する反応にストレスを過度に感じやすいのだと思う。
もし、内因性であれば、それらの薬を服用していれば、神経伝達物質の再取り込みを阻害するが故、それらの量は一定量を保ち、うつ状態は比較的高め安定を保つであろう。
そう考えると、ぐらしあすの場合、イベントに対する認知と行動を修正することで、ある程度うつ状態が改善するのではないかと思う。
これまで、認知行動療法を受けたことがない。
認知を変化させるのは容易ではない。
これは、カウンセリングに於いて、自分の特性を把握し、それを修正できるか否かによる。
カウンセラーとの相性や信頼関係も重要。
一方、行動療法においては、自身の行動を変えてみるというのは、苦しいけれど可能である。
このことは、ある意味過去の自身の行動を捨てることとも言えよう。
なので苦しい。
しかし、行動療法を継続して受けていれば、時間の経過とともに、そのことを体得していけるのではないかと思う。
もちろん認知行動療法で、認知と行動を変化させることが出来れば理想である。
したがって、心因性のうつ病は、過去の経験(机でいえば、引き出しの数や中身のストック)を整理すること、すなわち、脳内で物事を整理することが出来れば、ある程度改善するのではないかと思う。
しかしながら、ぐらしあすのように、物を片付けるのが苦手な場合、その物であふれる光景が、脳内を物語っているように思う。
ならば、部屋にあるものを、整理することも重要であり、そのことが脳内の整理にリンクしていくのではないかと思う。
上記のような要因で、ぐらしあすは薬を1日MAX服用しても、うつ状態が改善されないのではないか。
これは、薬の問題を超えた問題であると言えよう。
ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。