あめしき@02文庫

あめしきです。会社員。短編小説・ショートショート中心に書いています。 ジャンルは問わず、クスリと笑えるものから気分の悪いものまで、奇想奇譚から日常まで、あなたを救う話から、殺す話まで。 冬ピリカグランプリ 特賞受賞 うたすと! グランプリ受賞 才の祭 審査員賞(xu賞)受賞

あめしき@02文庫

あめしきです。会社員。短編小説・ショートショート中心に書いています。 ジャンルは問わず、クスリと笑えるものから気分の悪いものまで、奇想奇譚から日常まで、あなたを救う話から、殺す話まで。 冬ピリカグランプリ 特賞受賞 うたすと! グランプリ受賞 才の祭 審査員賞(xu賞)受賞

マガジン

  • 夏ピリカグランプリ応募作品(全138作品)

    • 121本

    2022年・夏ピリカグランプリ応募作品マガジンです。 (募集締め切りましたので、作品順序をマガジン収録順へと変更いたしました)

  • 夏ピリカグランプリ

    • 109本

    2022年・夏ピリカグランプリ、記事収納マガジンです。

  • 夏ピリカグランプリ入賞作品

    • 19本

    2022年・夏ピリカグランプリ入賞作品マガジンです。

  • 短編小説

    1,000〜10,000字程度までの自作短編小説を掲載しています。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介: あめしき@02文庫

 さて、noteの更新を始めて1ヶ月半が経ちました(2021年11月現在)。  先日の連載小説「独り連歌(全4話)」のアップで、当初から想定していた「ショートショート」「短編小説」「連載小説」「雑文」の4カテゴリでの記事のアップもできました。  この辺りで、少し自己紹介でもしてみます。  初めまして、「あめしき」と申します。noteでは、ショートショートを中心にオリジナルの創作作品をアップしています。  僕の作品を読んでくれた方、読んでは無いけどひとまずこのページに訪れてく

    • 雑記「誰よりも遅い! 夏ピリカグランプリ振り返り」

       皆さま、ご無沙汰しております、あめしきです。  ピリカさんが主催された小説賞「夏ピリカグランプリ」が閉幕して、はや2週間。アフターイベントも完全に終了したこのタイミングで、今さらながらに振り返りをしてみようと思います。イベントとしての総評のようなものは多くの方が書かれているので、あくまで私的観点としての振り返り。  まずは応募してくださった皆さま、ありがとうございます! 受賞された皆さま、おめでとうございます! 審査員の皆さま、お疲れ様でした! 合計で138作もの作品が集

      • 短編小説「自己愛の巣」#ピリカグランプリ”不”参加作品

         6面の鏡に囲まれたその小部屋は、ナルシシズムを加速させる装置だ。  様々な衣装を着て、時に化粧をして、自らを鏡に映す。40になる男が何をやっているんだという羞恥心を超えた頃、ナルシシズム、つまり自己愛がくすぐられる。悪くないじゃないか。  そこで現れるのが彼女だ。天井の無い小部屋の上から俺を見下ろす。芸術という概念が命を宿したような美しい姿を見て、積み上げてきた自己愛は崩れ去る。  そこまでがこの店、『自己愛の巣』のシステムなのだ。  最初は風俗店かと思った。歓楽街の端

        • イベント告知「夏ピリカグランプリ詳細発表!」(6月23日受付開始)

           ついについに、僕も審査員として参加させていただく「夏ピリカグランプリ」の詳細が発表されました!  はい、熱い夏がやってきますよ。  今回のテーマは「かがみ」ということで、「鏡」「鑑」「ミラー」などの言葉を使った物語を募集しています。今回は審査員個人賞、すまスパ賞合わせて18作品が入賞となる大盤振る舞い!でも応募数も多くなると思うので狭き門ではあります。詳細はリンク先をご覧ください。  個人的に熱いのは、審査員個人賞に輝いた作品は、いぬいゆうたさんが朗読をしてくれるという

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        自己紹介: あめしき@02文庫

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        • 夏ピリカグランプリ応募作品(全138作品)
          121本
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        • 夏ピリカグランプリ入賞作品
          19本
        • 雑文
          24本
        • 短編小説
          17本
        • ショートショート
          32本

        記事

          ショートショート「サブスク彼女」(読了時間3分)

           サブスクリプション、略して「サブスク」と呼ばれるサービスがずいぶんと増えてきた。  元々は音楽や動画の配信サービスなどで使われ始めた言葉で、定額で継続的に課金すればサービスが使い放題になる。  サブスクは今では様々なジャンルに広がっている。車や飲食店、オモチャのサブスクなんかも存在する。  そんな中で、僕が今ハマっているのが… 「お待たせ!」  弾むような声で、彼女が僕に話しかける。 「全然、今来たところだよ」 「良かった、じゃあ行こっか」  手をつなぎながら、映

          ショートショート「サブスク彼女」(読了時間3分)

          ショートショート「時間診療所」(読了時間3分)

          「こんにちは、初診なのだが…」  診療所のドアをくぐり、サラリーマン風のスーツの男が顔を出す。 「噂を聞いて来たのだが…ここでは時間の治療ができるとか」  そう、ここは時間診療所。時間が狂ってしまった人を治療する診療所だ。  白衣を着た医者の男が答える。 「ええ、現代は何かと時間がおかしくなる方が多いので。多いのは「短時」。時間が短くなってしまう症状です」 「時間が短くなるなんて…」 「視力が落ちる「近視」ってあるでしょう。あれと同じで、時間を酷使していると短時になっ

          ショートショート「時間診療所」(読了時間3分)

          ショートショート「結婚式ゾンビ」(読了時間1分)

           私たちは彼の家で映画を見ていた。色気も何もない、ゾンビ映画。奥手な彼とのデートはいつもこんな感じだ。 「ゾンビって言っても色々いるよね」  突然、彼がそんなことを言い出す。 「まあ、そうね」 「この映画だとゾンビに噛まれたら感染して、ゾンビになる」 「うん」 「でも他の映画だと、触れただけで感染する接触式のゾンビもいる」 「そうね」 「それ以外にもさ、呪われてゾンビになるとか、墓に埋葬されて感染するとか、最近だと科学的に感染するウィルス式のゾンビなんかもいる」 「うん

          ショートショート「結婚式ゾンビ」(読了時間1分)

          昨日アップしたコラボ小説「オリーブについて」、好評頂いています✨ まだ読まれてない方は是非! https://note.com/amesiki/n/n20ee39d15713

          昨日アップしたコラボ小説「オリーブについて」、好評頂いています✨ まだ読まれてない方は是非! https://note.com/amesiki/n/n20ee39d15713

          コラボ小説「オリーブについて(前編)」#火サスどうでしょう

           今回はなんと、ピリカグランプリの審査員を一緒に務めるさわきゆりさんとのコラボ小説です!  今回のコラボは「サスペンス」をテーマに、僕あめしきが前半(設定、キャラクター、序盤の展開)を書き、さわきゆりさんが後半(中盤の展開から解決編のラストまで)を書くという形式。しかも事前の相談なし。  ・・・はい、そうです。さわきゆりさんはなんと、僕が勝手に書いた前半の展開を活かして、作品を仕上げるという離業をされています。しかもサスペンスなので「伏線と回収」は必須条件。ラストから逆算

          コラボ小説「オリーブについて(前編)」#火サスどうでしょう

          雑文「ピリカグランプリ、審査員の所信表明が続々!」

           さてさて、5月になりました。  僕、あめしきが審査員の1人として参加させていただくピリカグランプリ。詳細が発表される6月まであと1ヶ月になりました!  僕も審査するにあたって所信表明を書かせてもらいましたが、私以外の審査員の皆さまも1週に1人ずつ、所信表明の記事をアップされています。まずはゲスト審査員の4名の記事が出揃ったので、ここでシェアさせてもらいます。  ぜひ読みながら、来るべきピリカグランプリへの待ちきれない思いを高めてください! geekさん 染葉ゆかさん

          雑文「ピリカグランプリ、審査員の所信表明が続々!」

          イベント告知「夏ピリカグランプリの行方を占う」

           どうも、あめしきです。  初めましての方、初めまして。ショートショート、短編を中心に小説を書いているメガネの会社員です。  今回なんと、ピリカさんが主催する小説賞の企画『夏ピリカグランプリ』の審査員を拝命することになりました。僕以外の8名の審査員には、錚々たる顔ぶれが揃っています。詳しくは下記の記事をご覧ください。  そんな中で僕なんかがなぜ、と思われるかも知れませんが、ピリカさんの弱みを握ったわけでも、黄金色のお菓子を差し入れたわけでもありません。きっと魔が差したので

          イベント告知「夏ピリカグランプリの行方を占う」

          雑文「うたスト! グランプリ頂きました」

           僕の書いた短編小説が、PJさん主催のイベント「うたスト(歌からストーリー)」で、グランプリを頂きました!  受賞したのはこちらの作品。  ちょっとここでは、受賞の喜びに加えて、作品の創作過程や、作者による作品考察をして見たいと思います。 グランプリ、ありがとうございます! いや、正直グランプリを獲れるとは全く思っていなくて。何らか賞に引っ掛かれば良いな、とは思っていましたが。  作品自体は自分でも気に入っているのですが、なんせ好き嫌いが分かれる作品だろう、という思いがあ

          雑文「うたスト! グランプリ頂きました」

          なんとなんと、P/Jさん主催のイベント「うたスト!」で、僕が書いた短編小説「花にふれて」がグランプリを頂きました! 今日は難しいので、週末にでも受賞に関する記事を書きますー。ありがとうございました! https://note.com/pu_ukuleleguitar/n/n6221fc269b08

          なんとなんと、P/Jさん主催のイベント「うたスト!」で、僕が書いた短編小説「花にふれて」がグランプリを頂きました! 今日は難しいので、週末にでも受賞に関する記事を書きますー。ありがとうございました! https://note.com/pu_ukuleleguitar/n/n6221fc269b08

          雑文「リアル謎解きイベント″ミステリーナイト″を開催」

           先日、普段から懇意にしているダイニングバーで、謎解きイベント「ミステリーナイト」を開催しました。僕は主催では無いですが運営側で参加しており、主な役割はシナリオ制作。  なかなか面白いイベントになったと思うので、少しそのことについて書いてみます。  イベントとしてはいわゆる「リアル脱出ゲーム」に近いイメージです。そこにミステリ風のシナリオがあり、謎解きの間に短時間の芝居が入るようなイベントになりました。  という具合で、謎を解くたびに本筋のストーリーが進んでいく仕組み。

          雑文「リアル謎解きイベント″ミステリーナイト″を開催」

          雑文「100記事記念 お気に入り作品(ショートショート)」

           前回の記事に引き続き、noteで100記事書いてきたことを記念して自分が気に入っている作品を紹介するコーナー。読者の反応に関係なく、作者自身のお気に入り具合で決めています。  今回はショートショートのお気に入りを3つ紹介します。  こちらは、小牧幸助さんが企画していた1分ショートショートで書いた作品です。500字の中に、コンパクトでいかにもショートショートというような内容を詰め込めて「上手く書けたなぁ」という感覚があります。  ショートショートでは、文章に「雑味」が無い方

          雑文「100記事記念 お気に入り作品(ショートショート)」

          雑文「100記事記念 お気に入り作品(短編小説編)」

           先日連載していた「仮面のヒーロー 〜仮面ライダー幻の最終回〜」の最終話が、僕がnoteにアップしたちょうど100記事目だったようです。皆さまが読んでくださるので続けられています、いつもありがとうございます。  7ヶ月ぐらいで100記事。平均すると2日に1記事ということで、結構書いているように思いますが、雑文やつぶやき、連載物の1話ずつがカウントされているので、実はそこまで多くない。数えるとちょうど50作品ぐらい。しかも、昔書いたものも含まれているので、実際には40作品も無

          雑文「100記事記念 お気に入り作品(短編小説編)」