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文学フリマ東京36、お疲れ様でした!
あっという間に終わってしまった文学フリマ東京36、鉄は熱いうちに打てということで開催翌日に振り返りnoteを書いてみることにしました。昨晩から今日まで幸福な疲労感に包まれております。いい感じに眠いのでこれを書き終えたらすぐに寝るつもりです。
今回が初の出店でした(文学フリマは出展ではなく「出店」なのがいいなと思います。出店側になるまで気が付かなかった)。
これから出店したい人にとっても参考になる内容を書ければと思います!
次回の文学フリマにも早速申し込んだのですが、今からわくわくしています。
搬入から設営まで
文学フリマ公式さんの案内には「10:30が一番混むので11:00を目安に来てください」とあったのでその通りに行ってみましたが、10:30が混む理由がわかりました。1時間弱での設営は、ひとりきりの出店者には短すぎました…!複数人での共同出店であれば11時で問題ないと思います。
自スペース(L14)までまず迷ってアルファベットを逆走し、ようやく着いておとなりさんへご挨拶。このあたりはコミケでの経験が生きました(そしておとなりさんがとても親切で優しい方でした!)
その後はとにかく時間との戦い。宅配搬入は自スペースのアルファベットの末尾(入り口から見て奥)に置かれているのでそこから自分の箱を運ぶ。
設営グッズはカートで持ってきたので荷ほどき。「あの布屋」さんの布をテーブルに設置(「あの布屋」さん今回初めて使用しましたが神でした。ぴったりテーブル半分の大きさで下部にマジックテープがあり机と固定できる、売り子側にポケットがついていて色々入れられるなどなど)。時間が無さすぎて写真撮れなかったけど設営もいい思い出になったなぁ。
「ハゴロモ」さんの「組み立て式本棚」と文フリ前日に参加したデザフェスで運命の出会いを果たした「三毛製作所」さんの名刺立てが大活躍。事前に入念に調べていたけど「三毛製作所」さんの「什器足りてますか」ののぼりが無ければ出会えていなかった。感謝です!!「ハゴロモ」さんの棚は紙製なので持ち運びが楽で助かりました。丈夫なので不安定さはなく、逆に頼りがいのある先輩くらいな安定感。感謝!!
見本誌の提出を急いでしまったのですが、それは後回しでいいと今回学びました。まずは開場の際に設営未了だとそれだけでかなり焦る!
設営完了!
![](https://assets.st-note.com/img/1684757887879-V2XWnMHjxm.png?width=1200)
本当は「設営完了しました♪」ってツイートをしたかったのですが一切そんな余裕はなく気がついたら開場していて焦りました。私のまわりでまだ設営している人はいなかったのでそれもさらに焦る。が、私は本番に強い女。冷静にやるべきことを進めてなんとかしました。多分開場後5分後に完了しているはず(遅れてるやんけ)。
コミケなどと違って開幕ダッシュ的な人はおらず、ゆったりとした時間が流れておりました。アナウンスによると人数制限をしながらの入場をしたっぽい?あと、私の出店した位置がまだゆったりしていただけで他のところは混雑していたっぽい。
初めてのお客様と、続々来てくださるお客様たち
「Twitterで見て絶対に欲しいって思って来ました」という素敵な女性が初めてのお客様でした。嬉しかったです!!
「メイド喫茶アヤカシ或いは実際に遭った怪異の話」をお迎えしていただきました。この本が一番の売れ行きで嬉しかったとともに、課題点を見つけることになりました(後述)。
なんだか好青年な方が笑顔で作品を買ってくださった…と思っていたらTwitterで相互の方で驚いたりもしました。嬉しかったです!
その後も手にとっていただけるだけで嬉しくて、やっぱり即売会はいいなぁとかパーテーションのない世界っていいなぁってじんわりしました。
そしてそして、BARで知り合った方々も来てくださり次の文フリには出店するという話を聞いたりなど。出店者にとって見知った顔と出会えるのはすごく嬉しいことだなと再確認しました。大学の後輩や、10年以上仲良くしている友達が来てくれていずれも全作品をお迎えしてくださって。その友達からは帰った後にすぐ熱烈な感想を送ってくれて、ガチで、泣いちゃった!
レイアウト変更
ヴィレバンみたいなノリになってきました#文学フリマ#文学フリマ東京#文学フリマで買えるホラー pic.twitter.com/Qz8QKFdv12
— 雨庭 有沙 (@ameniwaarisa) May 21, 2023
だんだん目の前の通路を通る人が少なくなってきた私はなぜか焦燥感にかられ、ヴィレバンのノリな札を急遽用意。母が買っておいてくれたマステで貼ってみると結構効果があり安堵しました。サンキュー、ママ。
無料しおりはいろんな方が貰ってくださいました。断られたのはたった一人でした笑
でも、文学フリマにおいてはどうやら無料配布物は文章ものがいいみたい。私も次回は文章を無料配布しようと決めました!
![](https://assets.st-note.com/img/1684758514376-tor0iDO69v.jpg)
撮影した自スペースを見て、ふと気づきレイアウト変更。これも「ハゴロモ」さんの棚が分割可能だったのでできた技。
この変更のおかげでまたスペースに近寄ってくださる方が増えました。よかった。
ありねこちゃんは好評で、かわいい~!と言ってもらえて嬉しかったです!
が、アクスタは残念ながら1個も売れませんでした!ありねこちゃん、一緒に出世しような。
閉会、撤収作業
あっという間に閉会間際の時間。事前に読んだ文学フリマについてのnoteによれば&公式さんのアナウンスによれば「17時間際でもお客様が来るのが文学フリマです!」とのことでしたが、私たちのスペースはもはや蛍の光が流れているかのような終わりムードがあり、既に撤収作業をする方々も多く…私もなんとなく片付け始める感じで。通る方々にしおりを配りまくり、アナウンスを聞いて拍手して終わりました。コミケもですが、アナウンスに対してみんなで反応したり拍手したりっていい文化ですよね!
撤収作業は大学の後輩くんが手伝ってくれました。たすかった。私ひとりだったら倍の時間かかって多分運営さんに迷惑をかけるところだった。よかった。
宅配搬出は16時半くらいが穴場な様子でした(L14から見える位置にクロネコさんの受付があったので見えてましたが閉会した途端に長蛇の列になってました)。
反省点や今後に活かしたいこと
頒布価格って決めるの難しいよな!!!!!
私にとっては安めに設定したつもりで、ほぼ印刷費しかなく黒字は作る予定もなかったのですが、それでもページ数に対して高かったのかもしれない。
結果200円だった「怪異の話」の売れ行きが良かったのはそういう理由かもしれないです。
あとは印刷ではないイラストは全く見向きされなかったイメージ。それは私の筆力の問題が大きいとは思いますが、やはりポストカードとか印刷物として1枚100円とかで頒布すべきだなと思います。
あとはジャンル…!!「妖怪・もののけ」にしてみたのもわりと思惑はあったのですが、そもそも妖怪に興味のある人の絶対数が他のジャンルに比べると少なかったかも。言い訳に聞こえるかもですが、人通りが少なかった気がします。
私が思う今の旬は「短歌」ですね。
次回は「短歌」だ!
というわけで次回も今日申し込みました!鉄は熱いうちに打てというが、熱すぎるぜ!
![](https://assets.st-note.com/img/1684759098275-Rym64J5tXK.png?width=1200)
祖父の短歌をリミックスするのは確定で、他にも「百合短歌」「怪談短歌」には挑戦してみたいです。あとは「アニメ考察・評論」もやってみたいけどそれは文学フリマじゃないな~。他の方がやる分にはなんとも思わないしむしろ素敵だと思うのですが、文学フリマにはどうしても一次創作で出たいというこだわりがある。そのこだわりはすぐ捨てるかもしれないですが。
というか「SOS団東大支部」さんがいたの知らなくて悔しかった。私、「SOS団SFC支部(慶應)」の初代団長です。ハルヒの考察本欲しかった~!!次回!!買います!!
一番の反省点(ごめんなさい)
宅配搬入というのを人生で初めてやってみたのですが・・・
本当に・・・すみませんでした・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1684759561899-HvB25R9pms.jpg)
要するに、クロネコメンバーズを寝る前にふと見たのが運の尽き。
Web追跡上のステータスでは「配達中」になってしまっていたのです。
本気で泣きそうになりながら文学フリマさんに問い合わせをし、この回答をいただけて安堵して無事寝落ちしました。本当にすみません。
皆さんもこちらのスクショをおまもり代わりにして前日はしっかり眠ってください。クロネコヤマトさんもありがとうございました…。
作品はここから見てね
BOOTH販売もやってみようかな~~~と思ってますが、未定です。
いらっしゃらないかなぁとは思いますがもし気になる方いればマシュマロよりご連絡ください!
楽しかったです!!
関わってくださった皆様、スペースに立ち寄ってくださった皆様、そしてなにより運営の皆様、ありがとうございました!!
また次の文学フリマ(文学フリマ東京37)にてお会いしましょう。