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ブカレスト留学 Week3 -ルーマニア料理と本

 朝は肌寒く、日中から夜にかけては暑いという気温差が激しい天候から、1日を通して寒く、日本の気候に慣れた私からするとすっかり冬を感じさせる気温になりました。

 ようやく大学と日常生活に慣れて、外出を楽しめるようになりました。まだなんとか外出できる気温のうちに街を見てまわっています。今回はおいしいルーマニア料理のお店と本屋さんを紹介します。

Caru' cu bere
 
Old Townと呼ばれる地区にある、ルーマニア料理のお店として有名なCaru' cu bereに行ってきました。ルーマニアの踊りや音楽のショーを開催しているときもあり、店内の雰囲気や内装がとても素敵なので、予約なしでは入れない人気店です。

ライトに照らされた外観
螺旋階段から見た内装

 サルマーレ(Sarumare)とママリーガ(mămăligă)がお目当てでした。サルマーレは酢漬けのキャベツを使用したロールキャベツ、ママリーガはコーンミールのおかゆのようなもので、しっかりした味のサルマーレにママリーガの付け合わせが非常によくあっていました。日本のおかずとごはんの組み合わせに近いかもしれません。House Specialと書かれていたぶたのローストは、こちらもママリーガの付け合わせと酢漬キャベツと交互に食べることでおいしさが増幅しました。

サルマーレとママリーガ
ぶたのロースト

 かぼちゃスープは酸味がアクセントになっていて、クリーミーさよりもかぼちゃの風味を感じる繊細な味でとてもおいしかったです。ブカレスト観光の際はぜひ行ってみていただきたいです!

ブカレストの本屋さん
 ブカレストの中心地には本屋さん、古本屋さんが数多くあります。天気のよい日には道で古本市/骨董市が開かれています。どの本屋さんにもルーマニア語だけでなく英語の本も売られています。
 様々ある本屋さんの中でも私の一押しはCărturești Veronaです。外観はこじんまりした教会のような見た目をしているのですが、中に入ると趣の違う部屋が入り組んでいて、まるで秘密基地を探検しているような気分になります。取り扱っている本や雑貨の種類も多く、2時間は滞在できます。

美しい本棚
CDの部屋

 座ってじっくり本を選べるスペースも多く設けられており、広い店内をところどころ休憩しながら見て回ることができます。地下室はマンガコーナーになっていたのですが、3/4が日本のマンガ作品でフィギュアやグッズも揃っていて、私も日本のマンガを読みたくなりました。特にこちらだと、「『NANA』を読んだ?」と聞かれることが多いので未履修の私は焦っています。読もうと思います。

レトロな造り
雑貨のフロア

 本好きはもちろん、本をあまり読まない方でも楽しめる本屋さんです。こちらもブカレスト観光の際はぜひお立ち寄りください。

 本屋さん巡りの1日を通して、英語の本を2冊買ってしまいました。ルーマニアのフォークカルチャー研究の本と、ブカレストの建築を歴史とともに解説する分厚いガイドマップです。良い買い物でした。本を買いすぎて帰国のスーツケースが重くなりすぎないように祈ります。今回もお読みいただきありがとうございました!

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