大人のカスタードプリンの作り方|YouTube動画 #07
こんにちは。
「菓子工房ameiro」店主のあめいろです。
今回のYouTube動画は、カスタードプリンでした。
カスタードプリンを作りました
全卵や卵黄、生クリームの配合によって
とろとろのプリンになったり、
昔ながらの固めプリンになったり。
少しの配合の違いで
全く別物のプリンができあがるのが面白くて、
「試作」というより、実験をしているような感覚で
いろいろな配合を試してみました。
そして完成したカスタードプリン。
型から外しても
しっかりと形は崩れないものの、
食感は濃厚でなめらかな
イイトコ取りのプリンに仕上がりました。
じっくりと焦がしたカラメルと
ほんの少しのラム酒で、
奥行きのある、大人のカスタードプリンです^^
動画の後半では
おすすめのラム酒もご紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください♩
▽▼▽▼▽
【材料】
<カラメル>
水 大さじ1(15g)
グラニュー糖 50g
湯 大さじ1(15g)
<アパレイユ>
牛乳 200g
生クリーム 150g
グラニュー糖 20g
全卵 1個
卵黄 3個
グラニュー糖 20g
バニラオイル 少々
ラム酒 小さじ1(5g)
<トッピング用生クリーム>
生クリーム 約50g
※アパレイユに使用した残り
グラニュー糖 5g
【下準備】
●プリン型にバターを塗っておきます。
【作り方】
<カラメル>
1.手鍋に水、グラニュー糖を計り入れます。
中火にかけて時々鍋をゆすりながら砂糖をとかし、
じっくりと焦がしていきます。
※ここで、ゴムベラ等で混ぜると、
砂糖が結晶化して固まってしまうので
注意してください。
2.濃い飴色になったら火を止め、お湯を入れます。
※カラメルが飛びはねるので
火傷に気をつけてください。
3.とろみのあるカラメルになったら、
均等にカップに流し入れ、
冷蔵庫で冷やしておきます。
<アパレイユ>
4.全卵、卵黄を割りほぐし、
グラニュー糖も入れては混ぜ合わせます。
5.カラメルを作った鍋に、牛乳、生クリーム、
グラニュー糖を計り入れ、
沸騰直前まであたためます。
6.卵液のボウルの中に流し入れ、
ホイッパーで混ぜ合わせます。
7.バニラオイル、ラム酒も加え、
静かによく混ぜます。
8.鍋の中に戻し入れながら、茶こし等で濾します。
※ゴムベラをつたうようにすると、
気泡が立ちにくいです。
9.再度濾しながら、注ぎやすい器へ流し入れます。
10.冷蔵庫で冷やしておいたプリンカップに
均等に流し入れ、 ふきんを敷いた鍋の中に
入れます。
※ふきんを敷くことで、カップが動かず
安定します。
11.プリンカップの2/3くらいのところまで
ぬるま湯(水道から出るお湯で大丈夫です)
を注ぎ、 中火にかけます。
お湯の温度が上がって小さな気泡が
たくさん出てきたら(80℃前後)
鍋のフタを閉め、
ごくごく弱火にして8分程火にかけます。
12.8分経ったら火を消して、
さらに5、6分フタをしたまま蒸らします。
13.フタを取り、プリンを揺らしてみて
蒸しあがっていたら鍋から取り出し、
粗熱が取れたら、冷蔵庫で半日ほど冷やします。
※プリンが完全に固まっていないと、
揺らした時に真ん中だけ波打つように揺れます。
その場合は、様子を見ながら再加熱してください。
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おすすめのラム酒
お菓子作りにおいて、
家庭の味がプロの味に変わる秘密。
それは「お酒」の使い方にあると思っています。
ラム酒は、さとうきびを原料とする蒸留酒で、
お菓子作りによく登場する、スタンダードなお酒として
欠かせません。
私の最近のお気に入りは、
フランス・アルザス地方にある「ルゴル社」の
ダークラムです。
他のラム酒とは、香りの豊かさが全く違うんです。
深みのある華やかな香りで、
お菓子に奥行きのある味わいを与えてくれます。
もう少しお手頃なお値段で試してみたいという方に
おすすめなのが、「マイヤーズ」のダークラム。
確かな技術と品質で、
世界中の洋菓子店で広く愛用されています。
「製菓用」として、
安価で販売されているラム酒もありますが、
「飲用」としても美味しいものだからこそ、
ワンランク上の、深みのある味に仕上がります。
ぜひ美味しいラム酒を手に入れて
作ってみてください^^