コーディネーショントレーニングとは〜成長期の子供が行うべきトレーニングとは?〜
■コーディネーショントレーニングとは?
コーディネーショントレーニングとはコーディネーション能力向上を目的としたトレーニングになります!
コーディネーション能力とは、簡単に言うと「運動神経(力)」です。
運動神経が良いスポーツ選手などは、このコーディネーション能力に長けている選手が多いです。
コーディネーション能力は以下の7つの能力に分かれます。
①リズム能力
②バランス能力
③変換能力
④反応能力
⑤連結能力
⑥定位能力
⑦識別能力
これら7つの能力を鍛えることにより、運動神経を良くするだけでなく、今後の動作習得が速くなったり、自然と応用力が身についたりというメリットもございます。
■ゴールデンエイジにおすすめのトレーニング!?
ゴールデンエイジとは神経系の発達が成人レベルへ急激に近づく年齢(期間)のことでございます!
上記写真から見て取れるように、4歳〜12歳の頃に急激に伸び始め、13歳以降になるとほぼ成人と変わらないような形になっております。
(正確にはこのゴールデンエイジの時期は3段階に分けれるのですが。。)
この時期は神経系の発達が著しく、様々なスポーツや動作を経験することで動作習得や学習能力の向上が見込めます!
(能力向上に最も有利な時期ですね!)
このゴールデンエイジの期間に先程ご紹介したコーディネーション能力を鍛えることが良いと言われております。
■得られる能力の詳しいご説明。
①リズム能力
・動くタイミングを養う。
・人の動きのマネができる。
・イメージ通りに身体を動かす。
②バランス能力
・バランスを保つ
・崩れた姿勢を立て直す。
・体勢が崩れてもプレーができる。
③変換能力
・状況に応じて、素早く動きを切り替える
④反応能力
・合図に素早く反応し、且つ適切(正確)に対応できる。
⑤連結能力
・身体全体をコントロールしつつ、スムーズに動かせる。
・2つ以上の動作を同時に行える。
⑥定位能力
・相手や物との距離感覚を正確に把握できる。
・動いているものと自分の位置関係を把握できる。
⑦識別能力
・スポーツ道具や物を上手く扱える。
・スポーツ道具や物を適量の力で扱える。
■様々なスポーツ/遊びに取り組もう!
上記、コーディネーション能力を鍛えるためには、1つのスポーツだけでなく、様々なスポーツや様々な遊びに本気で取り組むのが1番良いです!
例えば、野球だけでなく、たまにはサッカー(ボールを蹴ってみたり)を行ったり、テニスやバスケを行ったりですね!(アメフトやラグビー、水泳など様々ございますね!)
その他でも、砂遊びでも鬼ごっこでも何でも本気で取り組むことにより、コーディネーション能力は向上いたします。
なぜなら、それらスポーツや遊びには様々な動作が混ざっているからです。
先程ご紹介したゴールデンエイジの時期では何事にもチャレンジして、様々な動作を経験/習得することが大切になってきます。
一度、経験したことのないスポーツ/遊びを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。