【カンボジア】リボーンプログラム完全版~観光地の素敵な写真一切なし~
2018年の8月にリボーンプログラムを利用して3泊4日カンボジアを旅行した時の回顧録です。
今はやっていないようなのですが、女性の一人旅で金額は少し高いのですが、内容は充実していました。
リボーンプログラムとは
その一番の特徴は、至れり尽くせりの手厚いサービスです。
1組のゲストに、1台の専用車が用意されて、専属の日本人ガイドや現地通訳の方もサポートしてくれます。現地についてから「あそこに行きたい」というわがままも聞いてくれる、完全オーダーメイドのようなツアーでした。
旅行の中身は、アンコールワットなどのメジャー場所はもちろん、スパ&エステ、ハーブせっけん作り、アロママッサージ、瞑想、ヨガ、村人との食事etc・・など普通のツアーでは絶対に味わえないような内容になっています。
旅の日程
1日目
18:00 シェムリアップ国際空港に到着後、専用車で「シェモワスイーツ&スパ」に送迎
19:30 「シュモワスイーツ&スパ」に到着
20:00~21:00 ハーブボールマッサージorオイルマッサージ(60分)
2日目
8:00~9:00 朝食
9:00~14:30 伝統のクルクメールに会いに行こう!&孤児院訪問
15:00~17:30 「シュモワスパ」クメールビューティコース(2時間30分)
①チュポン(30分)
②クメールマッサージ、ハーブボールマッサージ(各60分)
③ハーブティ&カンボジアフルーツでリラックス
18:30~20:30「クーレン2」アプサラダンス&ディナーショー
3日目
8:00~9:00朝食
10:00~10:30瞑想(30分)
クメール伝統占い「フォーチュンテラー」
12:00~13:00昼食「トンレ・サップレストラン」
13:30~14:30ハーブ石けんと入浴剤作り
①プチハーブ園散策と体質診断(15分)
②ハーブ石けんと入浴剤作り(45分)
15:00~18:00「シェモワスパ」シェモワスペシャル(所要時間3時間)
①ハーブボール作り体験(30分)
②チュポン(30分)
③ハーブボールマッサージ、オイルマッサージ(各60分)
④ハーブティ&カンボジアンスイーツでリラックス
19:00「スクエア24レストラン」でのディナー
4日目
4:30ホテル出発
5:30~6:00「アンコールワット」で見る日の出
6:00~7:00「アンコールワット」付近でヨガ
7:15~7:45朝食
8:00~8:30「バイヨン寺院」(ゾウ乗り体験)
9:00~12:00パワースポット・世界遺産めぐり
①「スラ・スラン」
②「タ・プロム寺院」
③「アンコール・トム」にてカンボジアに伝わる伝統厄払いと瞑想
④「バイヨン寺院」
12:00~13:00昼食
13:00~14:30「アンコールワット」
15:00~17:00「シェモワスパ」シェモワヘブンコース(所要時間2時間)
①チュポン(30分)
②フッド&ヘッドマッサージ(30分)
③クメールフェイシャル(30分)
④ハーブティ&カンボジアフルーツでリラックス
18:45空港へ出発
かなり細かく設定されているのですが、移動時間がそんなに長くないので、バタバタと急いでいる感じはありませんでした。
私の1日目
はじめてのカンボジアへの旅行でワクワクでした。
途中ベトナムで乗り換えをし、ついにカンボジアに到着しました。
やはり、お盆時期とあって飛行機は満席で、空港でビザを取るのにもかなり混んでいたため、空港の外に出られたのは到着から1時間以上も後になりました。
リボーンプログラムのお迎えに来てくれたのは日本人の「むつみさん」でした。お待たせしてすいませんでした。
ホテルには19時50分ぐらいに着いたのですが、20時からスパの予定が入っているので大慌てで準備しなきゃ~と思いながらホテルのフロントでチェックイン手続きをしていると2匹のヤモリが普通に壁にはりついていてびっくり!!
※ヤモリは虫を食べてくれる益虫らしいです。
その後、部屋でもなんどかヤモリに遭遇しました。
荷物を部屋に置いてスパに行き、「ハーブボールマッサージ」を受けました。ハーブボールはあたたかく、めちゃくちゃ癒されました。
その後、部屋に戻ってから、次の日に孤児院訪問時に持っていこうとヨーヨー50個を作成・・・さすがに手が痛くなりました。
孤児院の子たちにはおやつに「うまい棒」をあとは折り紙や自分が好きで作っていた編みぐるみをプレゼントしました。
私の2日目
まずは初めてのカンボジア料理を朝食で頂きました。
カンボジア伝統粥「ボーボ」※ボーボとはおかゆのことらしいです。
私は出汁で炊いたおかゆを選びました。鶏肉も入っていて優しい味でホッとする朝ごはんでした。
クルクメールのお家に行く
今日からいろいろと観光地などを回ることになって、ガイドさんが付いてくれたのですが、なんとカンボジアの方2人チュレンさんとサヴェンさんがガイドとして私一人のためについてくれました。もちろん、日本語はペラペラで車の移動中もいろいろとお話させて頂きました。
今日の最初のスケジュールは、カンボジア伝統ハーブ医療師・クルクメールのお家に行き、クルクメールから漢方薬の効能を教えて頂くというものでした。クルクメールのお家にお邪魔させて頂きました。
クルクメールは64歳の方で、お家のは周りが田んぼでのどかな自然に囲まれている風が通る素敵な場所でした。
漢方薬の説明は女性を対象にしているツアーなのかはわかりませんが、女性の病気についての漢方の説明がほとんどでした。
私は咳が出やすいので、質問をしたところ、「レモン汁+塩+はちみつ+水」が良いとのことでした。
その後、クルクメールと現地の人たちと一緒に食事をしました。
食事の後は田んぼのあぜ道などを歩いたり、付近をガイドさんと一緒に散策しました。
孤児院訪問
昨夜作成したヨーヨーとうまい棒などのお土産を持って孤児院を訪れました。
お土産を喜んでもらえたことも嬉しかったですが、子どもたちがダンスを披露してくれて、子どもたちの一生懸命に踊る姿も感動しました。
子どもたちはみんな元気いっぱいで、笑顔がはじけていました。
ホテルに戻り、ホテル内にあるスパに行き、チュポンとマッサージを受けました。
「チュポン」は、約20種類の薬草を蒸したスチームを浴びる、カンボジア伝統のハーバルスチームサウナです。顔だけ外に出した籠のようなものに入りるのですが、ハーブの香りと45度程度の暑すぎないサウナでした。汗がどんどん出てきて、香りに癒されて好みのサウナでした。
クメールマッサージは結構痛かった(強めにとお願いしたから当たり前だけど)、その後のハーブボールマッサージはあたたかくて気持ち良かったです。
アプサラダンス・ディナーショーに行く
アプサラダンスを見ながらのディナーショーはバフェスタイルで食事をし、アプサラダンスを見られるもので、手の動きのきれいなこと、姿勢の良さなどがすごくて圧巻でした。
食事も美味しくカンボジアらしさを楽しめた夜でした。
私の3日目
初めての瞑想体験
カンボジアでは、お坊さんの位が非常に高いため、お坊さんの前での露出度が多い洋服は禁止されているとのことでした。
お坊さんは若そうながらすごく優しいお顔で、心の広さを感じられる方でした。
どうしてもいろいろと考えてしまって無になることの難しさを感じました。
それでも瞑想中に竹の鼓動のようなものを感じて、心穏やかになった気がしました。
クメール伝統占い「フォーチュンテラー」で占ってもらう
カンボジアでは占いが伝統文化で、村人の生活を支える占い師「フォーチュンテラー」に占っていただいた。
男性の占い師の方で生まれた日の曜日で占うとのことで事前に何曜日に生まれたのかを調べたところ私は「土曜日」でした。
少し緊張しながらもガイドさんに訳してもらいながら占いが開始しました。
最初、フォーチュンテラーが私の生まれた曜日を間違えていて、大丈夫なのかなと少し心配になりました。しかし、間違えたことに気が付き、最初から計算しなおして占ってもらった内容は結構当たっていたと思います。
ガイドさんが一番驚いていたのは、私がクルクメールのところでのどの調子が良くない話をしていたのを知っていたので、フォーチュンテラーが「のどには気を付けるように」と言っていた時は、ガイドさんの方が興奮していました。
ハーブ石けんと入浴剤作り
ハーブの簡単な講習を受けて、自分に合ったハーブを使って石けんと入浴剤作りに挑戦しました。
混ぜただけだけど、ハーブの香りをかいだり、効能を勉強したりしてといい経験になりました。
そしてホテルに戻り、ハーブボール作りを体験し、スパで癒されました。
その後、トクトクでシェムリアップで話題のレストラン「スクエア24レストラン」に向かい夕食を頂きました。
春巻、魚のスープ、カンボジア風チキンカレー、ごはん、野菜と麺のオイスター炒め、カボチャのスイーツ(タピオカ入)
お腹いっぱいになりました!!
私の4日目
アンコールワットで見る日の出とヨガ体験
4時半にホテルを出発し、日の出に合わせてアンコールワットに向かいました。
残念ながら曇っていて日の出は残念ながら見ることはできませんでした。
日の出が見られるスポットは多くの観光客がいました。カンボジアは雨季の時期で、写真映えのスポットは水辺のため、足元がぬかるんでいました。
春分の日と秋分の日はアンコールワットの真ん中から日の出が見られるとのことで一度は見てみたいなぁと思いました。
その後、アンコールワットの近くでヨガ体験をしたのですが、運動不足もたたって気持ちよくとはいかず、結構しんどかったです。しかし、肩凝りを緩和するチャネリングは面白いと思いました。
ゾウ乗り体験
ゾウ乗りも初めてのことでワクワクドキドキでした。でも一人だと乗れないらしくどうしようと思っていたところ、3人組の日本人の方がいて、2名と1名になり、その1名と組めることになり、乗ることができました。
お話するとその人も私と同じ目黒区から来ていたのにはびっくりしました。
ゾウに乗ると結構高いところから景色が見られて、道端におさるさんがいたりと別世界を感じることができました。
パワースポット・世界遺産巡り
「スラ・スラン」や「タ・プロム寺院」「アンコール・トム」「バイヨン寺院」「アンコールワット」と行きました。
「バイヨン寺院」の遺跡を見に行った時に、ガイドさんが「日本の有名な女優さんと似ている顔がある」と教えてくれて「うたこさん」だと教えてくれたのですが、「うたこさん」という女優さんが思いつかなかったのですが、教えてもらったものを見た時に、「あ~あ、京唄子さん」と思いました。
アンコールワットは見ごたえがありました。
結構広いし、また、タイとの宗教戦争で首から上を切り落とされている像などは見ていて悲しくなりました。
遺跡を見ている中で、私に刺さったものが「ナーガ」でした。
あとあと知ったことなのですが、曜日占いで、私は土曜日生まれで守護神は「ナーガ」だったのです。やはり惹かれるものって何かあるのですね。
2度目の瞑想と厄払いを体験
アンコール・トムの寺院で瞑想と厄払いをして頂きました。
2度目の瞑想は昨日よりもうまく入り込めなくて瞑想の難しさを痛感しました。
厄払いは「スラオイタック」と「ジャスミンブレッシング」のどちらかを選ぶことができるとのことで、ざばぁと水をかけてもらう「スラオイタック」を選びました。
「ジャスミンブレッシング」は木の葉に水をつけて頭に少し水がかかる程度のものなのですが、「ウラオイタック」はこれでもかというぐらい水をかけられます。お坊さんがお経を唱えながら水をかけてくれるのですが、水をかけられるタイミングがよくわからず、溺れるかと思うぐらいでした。
いい体験になりました。
ホテルに戻り、最終日もスパでチュポンやマッサージ、フェイシャルマッサージを受けてスッキリしたところで日本への帰路につきました。
非常に濃い4日間でした。
またカンボジアに行きたいなと思いました。
余談
ガイドさんが日本人学校を作ってくれた日本人の方の話を熱く語ってくれました。名前を忘れてしまったのですが、カンボジアの人たちにはほんと尊敬されている方のようで、同じ日本人として誇らしく思いました。
また、お札に日本の国旗が描かれているのもカンボジアと日本の良い関係を感じて嬉しくなりました。