にゃんis No.1(実家の猫ちゃんが1番)【書く習慣】Day.17
たい焼きはどこから食べる論争に何度か出くわしたが、どう考えても入れてくれてる向きの通りにしか食べないわたしには不毛に思えた。
袋の開け口から取り出した時に頭が上なら頭から。
というか、おそらくその向きでしか入れてもらったことがない気がする。
しっぽは硬いから、袋の僅かな隙間に入れやすいのかもしれない。
あんこやクリーム等が溢れる危険性も加味して。
ミスド店員だったわたしならそうするかなぁと思う。
きっと、診断系なら頭から食べるからサイコパスだ〜とか、こっちから食べた方が美味しいとかなんだとか言いたいだけなのだろうけど、そんな不毛なやり取りができる間柄、好きです。
あなたの1番大切なモノ
1番大切なモノ。
こういう時は身近なところから探しがち。
モノと言っていいのか、わからないが、猫。
猫が1番大切かもしれない。
家族だけど人じゃないので、ここで紹介させてもらいたい。
実家の猫。いつも心のどこかにいて、待ち受けにもしてるし、デスクトップの写真も。
常に気になっていて、鼻に黒い点ができたとか、今日はおやつをよく食べたとか、そんな小さなことをほぼ毎日実家から聞いている。
わたしが17歳の冬あたりに猫は突然家にきた。正確には連れてこられた。
小さくて、キョロキョロしていた。
たくさん生まれたから引き取ってきたそうだが、トイレができるようになってからうちに来たということは、兄弟と遊んだ記憶があるんじゃないかと思った。お母さんを覚えているかもしれない。
それなのに、急になんの準備もされていないうちにきた、子猫。
知らない家、知らない人、不安そうに、小さく寝る1日目。
どうしようもなく愛おしく、責任感が芽生えた。
たくさん写真を撮って、いろんな気になるものは匂いを嗅がせて、登れそうな場所はできるだけ安全にして、窓から鳥を見たりした。
あれから4年経った。
つけた名前よりはるかに言われているであろう
「かわいい」
もうそろそろ名前と間違えて覚えていてもおかしくない。
幸せを感じてはくれているだろうか。
子猫の時は膝の上に来てくれたものの、今はこない。
抱っこも嫌、お風呂はもっと嫌。
それでも近くで寝てくれるのは、信頼していくれているからだろうか。
なでる時の表情が可愛くて、眼球のシャッターで一生脳に刻み込んでおきたい。
少しどんくさいけど、気高く品のあるうちの猫。
人間の兄弟なら3人いるので、毎日飽きない生活を送れているはず。
楽しいのかな、これ、美味しいのかな、どう思ってるかはわからないけど、お風呂用のアヒルは気に入っているようだった。
そのにゃん生の限り幸せにしてあげたいと心からそう思う。
1番大切な猫の話でした。