総合的にハッピーな1日
なんでそんなに声を荒げるのかよくわからないが、
主人がむすめに割と大きな声で言う。
どんだけアイスクリームが溶けるのが嫌なんだろうか。
わたしは冷たいものがどちらかと苦手な方で、溶けていても食べれる派だ。
まあこればかりは「価値観の違い」だろう。
主人との価値観の違いに、ちょっとイラッとしてしまったが、今日1日を振り返り、総合的にみるとハッピーだ。
1日を振り返る習慣、これは自分軸手帳部のおかげだと思う。
遅めのお礼参り
10ヶ月と3歳のむすめたちを連れて、
ようやく出産のお礼参りに行ってきた。
次女は遠出するのははじめてだ。
市外に出たことはなかった。
通常お礼参りは、産後1ヶ月頃に初参りと同じタイミングでやるものだろう。
あいにく、むすめの出産は2020年。未曾有のコロナ禍がはじまった頃だったので、お礼参りも初参りも「気候のいい日」にしようとマイルールを決めた。そのため長女も次女も初参りは6ヶ月頃、お礼参りも10ヶ月頃と、風習を軽く過ぎている。
She likes you.
まるでドラマのようだった。出会う人出会う人、笑顔になる。
お母さんとお嬢さんをじっと見つめるべビーカーに乗った次女。
次女と遊んでくれてありがとう、と思いお礼を行って乗り換えた。
乗り換えると、次は黒いマスクをした外国のお姉さんたちを時々チラ見した次女。
マスク越しに微笑んでいるのがわかった。こちらも笑顔になった。
笑顔で素敵な旅になることを祈って、乗り換えた。
お礼参りをした。
お礼参りの申込書を書くためにはベビーカーを置き去りにせねばならず、次女をおんぶした。
わたしが申込書を書いている間、わたしの背中にいる次女は担当のお姉さんに手を振っていたようだ。お姉さんが手を何度も振ってくれていた。
微笑むお姉さんにお礼を告げて、絵馬に次女すくすくと成長し幸せになるように、願い事を書いた。
帰り道。
次女は「おんぶしないと泣いちゃうぞ?」モードに入っていたため、おんぶで帰った。
隣に座ったおばあちゃんたちが次女と目があったらしく、嬉しそうだ。
こちらも嬉しい。
いくつか電車を乗り換えたとき、今度はスーツケースを二つ持っている外国のお姉さんの目の前に、わたしとわたしにおんぶされた次女。目が合う。とても笑顔が素敵なお姉さんだ。次女はお姉さんをじっとみていたようだ。少し離れているところにお仲間がいたようだ。
Have a good day! と言ってくれたのでYeah, you too! と言って乗り換えた。
乗り換えた先でも、中年のご夫婦が次女と目が合ったらしく、笑顔を返してくれた。
なんと次女は愛想がいいだろうか。
電車に乗るだけでどれだけの人を笑顔にしたのだろうか。すばらしい。
笑顔になるだけではなく、
最後にベビーカーでわんわん泣いている4歳くらいのお嬢さんが電車に乗ってきた。
次女と目が合った。お母さんがベビーカーを揺らしてあやしていたのもあるかもしれないが、次女を眺め天井を仰ぎ、数分で泣き止んだ。
なんと次女は泣いているお嬢さんも泣き止ませてしまうのか。
末恐ろしい能力を見た気がする。
笑顔になる、道ゆく人が笑顔になっていく。
おかげで日頃のストレスたるストレスも吹き飛んだ気がする1日になった。
みなさま、いい日でありますように。
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