なぜ自分の異変に気が付いたのか

今の時期にこのようなタイトルを書くと誤解されてしまうかな、と悩みましたが、きっとコロナに夢中になりすぎて、[コロナの症状以外の異変に気が付いていない人がたくさんいそうな気がする]と思いましたので、そのままにさせていただきました。

なんだか体調が優れない方も、元気だと思っている人も変に不安になる必要はないけど、今の時期に自分のことに向き合うことは大切だ思います。

●みなさんは自分の体について、じっくり考えたり記録していますか？

●考えたことがある人はどのくらいいると思いますか？（すみません、私も知りたいんです。統計データなど見つけたら貼ります）

アプリ等で管理されている方もいらっしゃると思いますが、家計簿と同じでざっくりしか考えていない人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。　

私は、双極性障害だと分かるまで、体調が悪いのはざっくりとしか考えてなくて、どうしてそうなのかなんて考えてもいなかったんです。

季節の変わり目、冬だから、春だから、雨だから、嫌なことがあったから、忙しくてごはん少なめにしてたら胃が小さくなったから、扁桃腺炎や胃潰瘍によくなるから、PMS、自律神経失調症、鬱になりやすい性格に当てはまっているから、直感が当たりやすいからなど、全て当たり前に思ってました。

今考えるとおかしなことばかりだったんです。

双極性障害は「心」ではなく「脳」の病気だと言われています。

最初に心療内科で「自律神経失調症」と診断されてから、「双極性障害」だと分かるまでに約10年かかりました。

もしかしたら、10年前は「自律神経失調症」でライフスタイルが変わったりして、「双極性障害」に切り変わったのかもしれません。

私は自分の体のことを知ったおかげで、だいぶ生きやすくなりました。きっとまだ知らなくて悩んでいる人たちも多いと思います。情報もアプリも試してますが、きっとそれぞれ皆さん違う症状があるし、時期も違うと思います。感情の波にやられっぱなしも悔しいので自分で試しながら、何か良い方法を考え中です。

自分と向き合うことは大切です。

自分を守れるのも自分だけです。

同じ双極性を持っている方も、家族の方もそうでない方も

穏やかな一日を過ごせるように祈っております。

kasaco