
3日分の日記11/8-10
11/8
何かしらの偉業を成し遂げトロフィーに賞状に花束までもらって、わっはっはー!としてるところで目覚めた。さすがに見事な目覚めだったので二度寝はやめておいた。何を成し遂げたのか思い出せないのが夢。
メイクをしても家を出ても電車に乗ってもお店に立っても眠かった。初めましての人に久しぶりに「おちついていますよね!20代前半とは思えない!」てきないことを言われる。子どもの頃は「大人っぽい」で大人になれば「落ち着いている」か...と思う。あと今日ばかりは「眠そうですね」と言われているような気がして勝手にやべっと思う。
帰り道、素敵なぬり絵集を発見して足が止まった。再ブームの予感。でもページをめくるごとに、この絵なら100色必要じゃん...と思えてきてとりあえずやめておいた。100色入り色えんぴつが欲しかったことを思い出しただけでも、なんかすでにちょっとわくわくしてしまった。
11/9
友人と大好きな鎌倉へ。久しぶりに参上した。変わらずどっしりと構えている場所は時間がしとしと流れている。木の上の方から徐々に紅葉が始まっていた。当たり前だけどある日突然オレンジになるわけじゃないよなあと思う。なんだって徐々に徐々に...
由比ヶ浜に到着したら夕方のチャイムが鳴ったから2人で「とぅーん。とぅとぅーん♪」と歌った。浅瀬の波打ち際をぼーっと見つめながら「なんで涙ってできるんだろうね」「木星の引力らしいよ」「え、そしたら私たちも引っ張られてない?」「え、たしかに」という話をしながら、そんな話できるのはあんただけだヨ...と思う夕暮れ。ちなみに波の仕組みは調べてもよくわかんないまま、しゃがんでいた私の足がつったところで終わった。
鎌倉に行くときはなぜか厚い雲で覆われている日が多いのだが、おかげで鎌倉の「ひっそりとそこにいる感」が増し増しになってるなと思う。
11/10
(鼻声で)「かぜひいたあ...」が第一声だった1日。てっきり秋花粉だと思っていた鼻炎はどうやらかぜだったらしい。熱はないけど久しぶりにかぜの匂いがした。これはスカした比喩ではなく本当に「かぜの匂い」というのが幼い頃からわかるのだ。全く説明が難しいのだがかぜをひく少し前からぼんやりとおっと...これはかぜの匂いでは...?と思い始めて熱やら鼻水やらが出始める。全く良い匂いではなく、ただ他では絶対嗅ぐことのない「かぜの匂い」きらいだ...。
かぜでただでさえ身体が闘っているというのに自分への声がけがあまりにもひどい仕打ちになっていてやれやれと思う。(そんな...言い過ぎだよ!!)と耳元でささやいてくれる妖精の相棒みたいなの欲しいなあと思いながらなんとか自分に言いすぎないように細心の注意を払う。シュン!