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紅白
2023年6月21日 21:29
前回の続き。昨晩ぐっすりと眠れた私は寝起きもよかった。お酒を飲んだ翌日は頭痛とともに目覚めることが多かったのだか、今日は至って健康だ。なにかスピリチュアルなものを感じた朝だった。横を見ると既に心之介が起きていた。前回書いた通り、隣の部屋とは襖1枚で分かれているだけなので当時の朝ドラの音声で起きたらしい。これは災難だ。素泊まりプランで宿泊した為、朝食の用意は無い。宴会場なようなとこ
2023年6月19日 21:15
前回の続き。宿が決まった私達は意気揚々と浦新へ車をはしらせた。海から離れる寂しさはあったが、浦新への謎の期待があった。幹線道路を抜け山道を走ること1時間半。ついに目的地の浦新が見えた。外観はホームページで見た通りおばあちゃんち。中に入ってもそこはおばあちゃんちだ。木造の年季の入った建物。館内はビジネスホテルのような小綺麗さはなく、どこか安心する内装。そしてお酒の自販機。350mlのビ
2023年6月17日 21:11
前回の続き。海が見えてからしばらくすると目的地の公園へ到着。駐車場に車を停め、5分ほど歩くと念願の海が目の前に。出張などで海沿いに行き見ることはあったが、海を楽しむ為だけに来たのは小学生の時以来だ。群馬では感じられない塩の匂いやベタつく風、波の音。一緒に来た心之介はどう思ったか知らないが、私は4,5時間かけてでも来てよかったと思った。しかし、時期が時期なので海には入れない。近くを
2023年6月15日 21:09
今から6年前21歳の4 月GW前の話高卒で入社した会社を辞め無職だった期間。暇だ、どこか遠くへ行こう。不意にこのような考えが浮かんだ。と言ってもどこに行こうか?てか、一人で行くのか?色々な考えが廻り、最終的には心之介に連絡をした。anちゃんは東京だし、心之介なら大学生だから時間はあるだろうと思ったからだ。どんな話をしたかは忘れたが、私「海沿いの道で夏色えがおで1, 2,