読み解きタロット【ケース①】 : 能力はあるのに、自分はできないという思い込みが強く、 上司に依存的な部下
あなたに流れる和のDNAを
アクティベート（活性化）させたい！
〈アマテラスのカガミ〉案内人の
UZUME(ウズメ)です。
今回はいつもと話が変わって
タロットリーディングのお話です。
UZUMEは一応、
プロの現役占い師でもあります。
最近、夫が(注：猿田彦ではありませんw)
問題児の部下に対して
かなり頭を悩ませていたようなので
話のついでに
タロットカードを引いてみました。
そしたら
メッチャ面白いカードでた！(>_<)
せっかくなので
シェアしたいと思いますw
カードの何が面白いって
問題が
ガラリと違って見えてくる
ところです。
私の占いのスタンスは
占いは「当て物」ではなく
一つの「情報」「可能性」であり
宇宙や天からの"視点"をカードから頂いて
問題を違う角度から眺めてみることで
自分の思い込みを外していく
というものです。
悩んでいる人は
視野が狭くなりがちですから(^_-)☆
それで意外とラクになったり
突破口のアイデアが
見えてきたりします。
自分をもっと甘やかして欲しいと言ってくる30代の部下をどうする？
イマドキノワカモノハ…
という言葉は
太古の昔から世代交代のたびに
繰り返されているようですが
戦後日本の場合は
知識詰め込み型偏重教育のせいで
若い人の人格や自立心の形成が
難しくなっていると思います。
だって
教育＝知識詰め込み
になっていて
一人前の大人になるための教育を
何もやってないんだから
ある意味、当然です。
良くも悪くも
戦後GHQが行った管理教育の成果が
80年経過して
しっかり結実( ；∀；)
そろそろ変革が
必要ですよね。
UZUME的には
学校の先生の給料をある程度高くして
日本をもっとよい国にしたいという
志や経験を持ち
歴史観をしっかり持った
✨ベテランの大人たち✨
に教育へ参加してもらうといいのではと
思っています(* ^ー゜)ノ
教育は国の根幹ですから。
こじらせてる部下
さて夫の部下ですが、
仕事の能力はあるのにプレッシャーに
弱いようで
大事な仕事ほど後回し！
にしてしまい
納期に間に合わない
ということを毎回
やらかすのだそうです。
その上司である夫は
チーム理論大好き人間なので
チームで力を合わせて仕事ができるように
プランニングしているそうですが
部下はできない、やらない。
ヒアリングをしてみると
自分をちゃんと見て
仕事が大変になっていたら
それを察して、
手助けして欲しい
と言われたそうです。
…私の夫はキミの母親か？！
∑(ﾟДﾟ)
30代過ぎてなかなかの
こじらせマンですね～☆
ここからカードを引いていきます。
(ウエイト版大アルカナ使用、正位置のみ)
Q : 彼が上司である夫に求めていること
A : Ⅷ 力（ちから） –STRENGTH–
※以下画像はすべてWikipediaサイトより
このカードが示す「力」は
"Power(権力や影響力)"ではなく、
"Strength(身体能力や精神力)"。
ピュアをあらわす
白い衣服をまとった乙女が
獣である獅子を
腕力ではなく、自身の能力でてなづけ
自在にコントロールしているカード。
【解釈】
つまり、自分というケモノを
上手くあつかって
飼い慣らして欲しい？
Q : 彼が仕事で目指しているものは？
A : ⅩⅩⅠ 世界 –The World–
これまでの努力が報われ
ハッピーエンドを迎えることを示す
世界のカードです。
古いマルセイユタロットでは
ゲームの「あがり」のカードで
世界の完成も意味します。
【解釈】
つまり彼は今の世界ですでに
完璧・完成だとと思っており
さらなる成長や出世などを
望んでいない。
この世界から出たくない。
ここまでで夫は
「あ～、なんか分かる」
とのこと。
ですが夫は彼に
もっと自分の能力を発揮して
成長していって欲しいわけです。
Q : 彼を成長させるために必要なものは？
A : Ⅲ 女帝 –The Empress–
溢れる母性愛や恵まれた環境、
ありのままで十分に魅力的であることを
表しているカードです。
妊娠、可能性を宿している
ことも示します。
【解釈】
子どもに対する母親のように
愛情たっぷり与えて育むことで
彼の才能が花開く。
つまり彼が望むとおりに
してあげることのようです。
実際の母親に対してか
夫に比喩的にその関係性を
求めているのかはわかりませんが
「母性」がキーワードのようです。
夫の顔がひきつります。
Q : 彼がそれが得られたならば？
A : Ⅰ 魔術師 -The Magician–
魔術師が今まさに魔法を
行おうとするカードです。
必要な道具はすべて
テーブルの上にそろっています。
これからの行動に必要なものは
すべてもっており
あとは自分の意志で始めるだけ。
【解釈】
つまり愛情が満たされれば、
その持っている高い能力を発揮
できるみたいですね。。
ここで夫の反応は、
「はぁ？」
です。
だよね〜。
妻の私だって
そんなことしてもらってないし(笑)
この辺りで質問の方向性を変えます。
Q : この問題が示す夫の課題は？
A : ⅩⅣ 節制 –Temperance–
天使は大地と水の中に
それぞれ足を置いて
手に持つ杯でワインと水を混ぜています。
一般的には
バランスを取ったり
調整をするカードとも言われますが、
自分の中の相反するものを
混ぜるカードでもあり、
自分と違う考えが入ってきて
それを受け入れざるを
得ないような状況であることも示します。
【解釈】
好まなくても受け入れざるを得ず
大人の対応を取ることで
新しい世界が見えてくる
そんな課題を
夫は彼を通して
与えられているようです。
夫：「あ゛ぁ？」
だよね。
だからこそ課題なんですが（笑）
"問題"というものは
夫が"問題"だと認識するから
"問題"として現れるわけです。
・30過ぎてるんだからもっとしっかりしろよ！
・上司に依存してどうする。
って、もっともな意見だし
私もまったく同感なのですが
そんな風に思わない人にとっては
問題ではない。
とはいえチーム内で
問題を引き起こしているのは
彼であり、
それは事実なのですが
カードは
夫とは相反する部下の考えを
イヤだろうけれども
受け入れていくことで
新しい可能性が見えてくる
と伝えているんですね。
この部下は
昔誰かに満たしてもらえなかった
何かを求めているのであり
その欲求はたまたま
うちの夫に向かっているようです。
そこまで上司が
面倒見なきゃいけないのか？
そんなことはなく、
夫が彼の問題を
引き受けるかどうかは
夫の選択であり
こんなカードが出たから
夫がその役目を
引き受けなければいけない
わけではありません。
他の部下の手前
彼だけ特別扱いするわけにも
いかないでしょうしね。
それに
これが本当に夫の課題であれば
今回逃げたとしてもまたどうせ
同じような問題が起こるでしょう。
カードに最後の質問。
Q : この問題を解決するには？
A : Ⅳ 皇帝 –The Emperor–
支配者、権力者を示すカードであり
実行力、責任、リーダーシップ
などを表します。
【解釈】
このカードが出ているということは
この問題は夫の支配下にあり
夫のテリトリー内であり
つまりこの問題をコントロールする
力は夫が持っている
と伝えています。
なので、解決するのは
彼ではなく
夫、ということ。
この結果に
夫は悶絶していましたが…
カード全体を見ても
部下の彼を通して
夫が成長するための問題
だと伝えていますね。
上司は部下の
セラピストにもならなきゃいけないのか？
セラピストかどうかはともかく
やる人は、やっているでしょう。
単なる仕事上の関係なのに
と思えばそこまでですが
職場で出会った上司や先輩が
人生を大きく
変えてくれることもあるのが
世の中です。
UZUMEの考えでは、
結局は相互の成長につながる
のだと思っています。
問題があるからこそ
人は成長できるので。
一方的な課題って
あり得ないんですよね。
夫は仕事を通して
どこまで部下の人生と
本気で関わるのか。
そこを問われているのかも
知れません(^_−)☆
・・・・・・・・
いかがでしたでしょうか？
あなたはどう思いましたか？
よかったら聞かせてくださいね♡
UZUMEでした。