HSCが暴走したときに親としてできること
先日、我が家のHSC次男が、ソフトボールのスポーツ少年団にて、めちゃくちゃ泣いて怒って機嫌悪くしていまして。
記録がてらの分析と、対応策?をば。
事象
次男が泣いて怒って、砂やグランドの遊具を蹴っていた。家に帰ってからも超絶機嫌悪く部屋に籠っていた。
原因(次男の主張)
その日はお楽しみ企画で親子やOBの入り混じった試合をしていました。そして、次男がピッチャーをやったチームはさよなら負けしてしまいました。
①最終回の自分側が2アウトでチェンジしてしまった。もっと点がとれたはずなのに!(監督やコーチもちょっとあやふやだった。あれ3アウトじゃなかったっけ?みたいな)
②キャッチャーが俺の球だけちゃんと捕球してくれなかった!他の子がピッチャーだったら捕ってるのに!(メンバーの父でした。多分そんなことない)
③さよならホームランを打たれたとき、センターが不在だった。センターがいたら捕れたのに、なんでいないんだよ!!
とまあこのような感じで、お昼ご飯中も、食べた後も、一人ずーーーーっとふてくされていて…(迷惑)
練習が終わって帰ってから、一緒にお風呂に入って、次男の話をゆっくり聞きました。
私の中では『人のせいにすんなよ~』という思いもありましたが、次男のこともどちらも悪者にせず、「そうだね」「そう思うんだね~」と聞き役に。
あと、HSCは些細なことにも気づくので、結構本当のことを言っていたりもします。(でもどちらの見方もしないように)
①②はわからないけれど、③は確かに「何故いない?!」ってなるかもね~と。
ただ、これは「お楽しみ企画」であり、ガチの試合ではないのです(それでセンターがいなかったら大問題)
それでも一生懸命にピッチャーやって、負けたくなかった、なんなら勝利が目前に見えていた中での、さよなら負けは本当に悔しかったんだろうなあと。
HSC/HSPは「命を削ってでも仕事をやりきる!」というハイパフォーマーなのです。期待に応えたかったというのもあるかも。
で、お風呂に入った後もしばらく部屋に籠城(カギはかからないのに、物を置いてドアを開かなくした)。
しばらく一人で心を落ち着けていたのか?お腹が空いたのか?
夕飯に文句をつけながら食べていました。
ご機嫌が直るまで約8時間。
長かったなあ…
まあそれでも、親として私が心がけていることは、
①ニュートラルに(どちらか悪いとかジャッジはしない)
②そうだね、そう思うね、と共感する
③可能であれば背中をさすったり抱きしめる(最近それも嫌がるようになりましたけどね。だったらそっとしておくとか)
こんなところでしょうか。
私も覚えがありますが、感情の起伏が激しいので、受け入れるのがなかなか大変です。
でも少しずつ話したり、考えたり、籠ったりして、自分なりの感情を受け入れる方法を見つけてくれたらなあと思います。
余談
一足早く、クリスマスプレゼントに大谷選手の絵本をプレゼントしました。(私からは毎年本と決めています。子どもたちは喜んでいるか微妙ですが…。サンタさんは別であります)
小学4年生に絵本はどうなんだ?と思いつつも、次男は本当に本を読まない子なので…。そして、「大谷選手みたいな野球選手になりたいな~」と言っていたので。
その中でお父さんとの「野球ノート」の話があり、練習や試合でどう感じたか、目標など書き、お父さんが返事を伝えていたそうです。
そういう積み重ねがあるといいのかな~?とも思いながら読みました。
大人だって、自分で自分を理解するのは難しいです。
どうしようもなくムカつくときだってある。壁やら机やら殴りたくなるときだってありますよ。
でもそこをちょっと俯瞰して分析し気持ちを受け入れて、じゃあ次は自分はどうすればいいかな?と落とし込んでいけると、より良い方向に進んでいけるのかなあとも思いました。
野球に関しては、何もアドバイスなどできることがないので(^^;;;
そういう心の面をサポートできたらいいなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!