【ムビナナ感想】 4年で2回しか映画に行ったことがなかった人間が、1ヶ月で4回も行った話。
こんにちは、天音です。
ちょこちょこ話したことがあるかもしれませんが、わたしは『アイドリッシュセブン』というゲームが好きです。先日めでたく映画が公開されたのでその感想を書こうと思います。
と言うか、5月から公開されていて、ずっとちまちま書いていたのでだいぶん感想を書きそびれていました。
その前にこのゲームの前提を話しておきましょう。
『アイドリッシュセブン』とは、IDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻという4つのアイドルグループの16人の軌跡を追うノベルゲーム、リズムゲームのことです。
今回の映画では、この4つのグループによるライブ形式の映画でした。
そしてもう一つの大前提は、わたしが八乙女楽(TRIGGER)を推しているということです。公開する文章なのでどこかにヘイトが向かったり、不公平になるような書き方はしないつもりですが、どうしても鑑賞中は楽をガン見しているので見えていないところがあるかもしれません。
ご注意、ご了承ください。
さて、意気込んで感想を書こうと思ったんですが、なんというかオタクの性というか。鑑賞直後にすでに記憶が吹き飛んでいるんですよね。楽しかった!っていう強烈な感情に記憶容量がついていっていない。
最初から思い出して書いていくことにします。
一番手。最初に登場するのはゲームの顔グループ、IDOLiSH7でした。
爽やかなね、白基調の衣装で傘を使ったパフォーマンスが映えてましたね。
MCも可愛い。
多分DAY2だと思うんですが、2曲目が終わって7人がはけていくときに一織くんが「見えてますよ」って観客に向かって言ってくれるのが最高です。
次のグループはŹOOĻ。物語ではヒール的立ち位置のグループで、反抗的・攻撃的なパフォーマンスが特徴です。
例に漏れず今回もダイナミックで、応援上映に参加したのが初めてだったのでペンライトの振り加減が分からなかったんですが、彼らのおかげで波に乗って振ることができました。
ササゲロの虎於くんの「俺は重いぜ」ってパート、何回見ても「でしょうね」以外の感想が出てこなくて面白い。
次。待ちに待ったTRIGGERのステージです。
なんか扉みたいなのがひっくり返って一人ずつ登場するたびに血圧が上がるのを感じていました。全員が揃った後に、センターの天くんが両手を広げてぴょんと跳ぶんですが、それを見た瞬間に「最高のステージが始まるな!」って確信できるのはさすがTRIGGER。最強です。
MCも3人の素が出てて、その状態で喋ってくれるのが嬉しかった。
ライブはハレの行事とか、奇跡の星とか。
ハレとケっていう民俗学的概念を、あんなに改めて考えさせられるライブなんて他にないですよ。やっぱり面白い男です。八乙女楽。
4グループ目は絶対王者のRe:vale。
世界観が出来上がっているという印象でした。
千さんのひらひらした感じのダンスを体験できたのはライブ形式の映画ならではですね。
シャッと出てくる鏡とか。豪奢なソファとか。
あれは小道具が活きているのか活きすぎているのかよくわからない演出。
百ちゃんが動き回るのに比べて、千さんはMC中ほとんど動かないし、なんならソファに座ったままなかなか立ち上がらないっていうのもRe:valeのライブってリアルにこんな感じなんだろうなって思えてよかった。
その後もステージは続きます。
BEAUTIFUL PRAYERの楽のハモリのこととか、Pieces of The Worldの途中の一織がすごく美少年だとか、指差し確認が好きとか、他にも話したいことはたくさんありすぎて全部書くと大変な長さの記事になってしまうので、感想はこの辺で止めましょう。その愛は止まることを知らずです。
実は大きな音が苦手なので、わたしはあまり映画が得意ではありません。
そんな人間が映画館に行くことに対して不安を抱く人もいるかと思うので補足しておきますが、パニックを起こすことはないです。でも基本的には家で見た方が自分で音量が調整できて安心ですし、作品を十分に楽しむことができるという感じです。
そんなわけで映画館に行ったことがあるのは数える程度。
幼少期に何回かと、物心ついた頃からは、多分大学時代に友人に誘われて行った2回だけです。余談ですが友達も少ないです。
そんなわたしが、なんと劇場版アイドリッシュセブン(ムビナナ)に、公開されてから6回も行ったんです!(タイトルと回数が違うのはなかなか内容をまとめきれず投稿できないうちに追加で見にいったからです。すみません)
もちろん性質が変わるわけではないので、上映前やチケット売り場での広告の音にはドキドキしています。
でも楽しい。また行こうって思いながら映画館を出たの初めてです。
何回も映画館に足を運んだので、ちょっと慣れてきて他の映画も見てみようかなと思えるようになったくらい。『ミステリと言う勿れ』と『大名倒産』が気になっています。『法廷遊戯』は家に原作があるし近々読んでみます。
雑誌の『anan』や『テレビジョン』を買ったのも初めて。アイナナが表紙を飾って買いに行きました。
あんまり雑誌を読まないんですよね。ホビー系や文芸誌以外のは。ananはさすがに聞いたことあったけど、『ダ・ヴィンチ』も陸くんが裏表紙になったのをきっかけに知ったくらいでした。本好きなのに読んだことなかったんです。陸くんの後も気に入って買っています。価格も手頃で面白いです。
「アイドルの匂い」が話題になっていた4DXも初体験しました。
話には聞いていましたが、本当に映画館でアトラクションみたいに椅子が動くし風が吹くんですね。何度も風に心臓止められかけた。噴射口は手摺かな……。
位置のせいか設備のせいか、アイドルの匂いはTRIGGERのBEAUTIFUL PRAYERの時にした薔薇の香りしかわからなかったけど。
アイドリッシュセブンという一つの作品が、引きこもりがちなわたしを新しいものに出会わせてくれているなと思うと、コンテンツの影響力って凄まじいなと改めて実感します。
地元の映画館もまだやってくれているので、わたしのできる範囲で推し活を続けようと思います。
とにかく今はTRIGGERの舞台挨拶に行けるかどうかが一番の懸念事項です。
あとは入場特典第10弾の楽を入手できるか。
ど田舎の地元の映画館も特典第9弾は配布終了でした。あの映画館で「配布終了」って文字見たの初めて笑。
見に行けた人がみんな推しを引けますように。
最後に少しだけ追加。
ラスト2曲、16人で揃って歌う時、すごく白い衣装なんですよ。特に楽とか色白だし頭も目もグレイだからまじで「白ってたくさんの白があるんだな」って感動するレベル。
毎回「推しながら白いな」って思いながら見てたんですが、あの白がなんだか「続き」を示唆してるように思えるんですよね。アイナナってとても色にこだわりのあるコンテンツだから、多分あの「え、白くない……?」っていう印象には意味があるんじゃないかなと。自分たちの色が決まっている中で、あえて「白」をおしているのは、これからまだ続きが見れるっていう気持ちにさせてくれているのかなと、勝手にときめいているのです。
……そう。勝手に!笑
今後意図が明かされることになったら、トンチンカンなことを言っているかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。すごく長い記事になってしまった。これだからオタクは普段話さないのに喋ると長いぞ。
あなたも、素敵な推しのいる生活を送ってくださいね!
最後まで見てくださってありがとうございます。 サポートいただけたら嬉しいです。執筆活動に使わせていただいています。しっかりお返しできるよう、精一杯頑張ります!